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Chapter2(フラ編)
Chapter2-④【シンクロニシティ】前編
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「ねぇ、何でこの部分が広がってるか分かる?」
ユーリがベッドの中でアナルを突っつく。
言われてみれば、その部分だけハーネスが幅広になっていた。
その所為で大殿筋の収まりが悪い。
ワタルは首を横に振る。
「これさ、ハリガタを固定する為にあるんだ。
どう試してみる?」
「えっ、いいよ。
無茶言うなよ。」
ワタルは慌てて身を引く。
只でさえマスクを被って息苦しい。
その上ディルドを入れられたら、とても安眠は望めない。
「別に無理強いはしないけどさ。
入れたくなったら、言ってね。
じゃあ、電気消すよ。」
ユーリは枕元の操作盤を使って、消灯した。
フットライトだけになった部屋は天井に向かって暗くなっていく。
布団の中から饐えた臭いが這い上がってきた。
その臭気が五感を刺激する。
疲れている筈なのに睡眠は訪れてこない。
昼間、ビーチで感じた衝動が代わりにやって来た。
『出したい!』
ユーリの頭の下にある腕をそっと抜く。
そして股間へ伸ばす。
だが貞操具の中で悶え狂うマラに触れる事は出来ない。
諦めて、乳首を摘まんでみる。
『感度がめちゃ上がるぜ。』
シンの言葉を思い返す。
チェーンに引っ張られ、伸びた乳首を想像する。
妄想に合わせ、乳首を引っ張ってみた。
「うっ…。」
突然、室内が明るくなった。
「もう、五月蝿いな。
寝れやしないよ。」
「なあ、やっぱり入れてくれないか?」
「だろ?だから最初からそう言えばいいのに。」
ユーリが面倒臭そうにベッドを下りた。
「自分から頼むって事はそれなりの覚悟があるんだろうね?」
掌でディルドを叩く。
「そっ、それは…。」
マンションにあった巨大なディルドだ。
「もっ、持って来たのか…。
いや、もう少し小さいのはないのか?」
その大きさに怖じ気付く。
このサイズを一晩入れていたら身体が持たない。
「そんなに沢山は持って来れないさ。
これ一つだけ、どうする?
入れるの?入れないの?」
ユーリのバスローブは開け、起立したペニスが目の前に迫る。
「えっ、どうするの?
眠いんだから早く決めろよ。」
ワタルは後ろを向き、尻を突き出す。
「そうそう、良い子だ。」
ユーリは満足げに頷くと、背中の金具を外す。
食い込んでいた股間のハーネスが緩んだ。
ユーリはベッドサイドにあったローションをアナルへ差し込む。
冷たい流入に身体が震える。
二本の指が入り、揉み解す。
前後左右に指を広げ、ローションを奥へと送り込む。
「まだまだ固いな。
もっと何でも飲み込める様に鍛練しないと。」
アナルに口を寄せて息を吹き込んできた。
腸が膨らむ。
入れ替わりにディルドが塞いだ。
滑らかになったアナルがそれを飲み込んでいく。
「アメリカだと、このサイズってミドルなんだ。」
「これで?」
「そう、外人にとってみれば、これはノーマルサイズさ。
より強い快楽を得る為にはもっと大きなサイズが必要になる。
この程度なら、常時装着出来るようにならないと。」
ディルドの土台を腹筋に当てたユーリが身体を預けてきた。
(つづく)
ユーリがベッドの中でアナルを突っつく。
言われてみれば、その部分だけハーネスが幅広になっていた。
その所為で大殿筋の収まりが悪い。
ワタルは首を横に振る。
「これさ、ハリガタを固定する為にあるんだ。
どう試してみる?」
「えっ、いいよ。
無茶言うなよ。」
ワタルは慌てて身を引く。
只でさえマスクを被って息苦しい。
その上ディルドを入れられたら、とても安眠は望めない。
「別に無理強いはしないけどさ。
入れたくなったら、言ってね。
じゃあ、電気消すよ。」
ユーリは枕元の操作盤を使って、消灯した。
フットライトだけになった部屋は天井に向かって暗くなっていく。
布団の中から饐えた臭いが這い上がってきた。
その臭気が五感を刺激する。
疲れている筈なのに睡眠は訪れてこない。
昼間、ビーチで感じた衝動が代わりにやって来た。
『出したい!』
ユーリの頭の下にある腕をそっと抜く。
そして股間へ伸ばす。
だが貞操具の中で悶え狂うマラに触れる事は出来ない。
諦めて、乳首を摘まんでみる。
『感度がめちゃ上がるぜ。』
シンの言葉を思い返す。
チェーンに引っ張られ、伸びた乳首を想像する。
妄想に合わせ、乳首を引っ張ってみた。
「うっ…。」
突然、室内が明るくなった。
「もう、五月蝿いな。
寝れやしないよ。」
「なあ、やっぱり入れてくれないか?」
「だろ?だから最初からそう言えばいいのに。」
ユーリが面倒臭そうにベッドを下りた。
「自分から頼むって事はそれなりの覚悟があるんだろうね?」
掌でディルドを叩く。
「そっ、それは…。」
マンションにあった巨大なディルドだ。
「もっ、持って来たのか…。
いや、もう少し小さいのはないのか?」
その大きさに怖じ気付く。
このサイズを一晩入れていたら身体が持たない。
「そんなに沢山は持って来れないさ。
これ一つだけ、どうする?
入れるの?入れないの?」
ユーリのバスローブは開け、起立したペニスが目の前に迫る。
「えっ、どうするの?
眠いんだから早く決めろよ。」
ワタルは後ろを向き、尻を突き出す。
「そうそう、良い子だ。」
ユーリは満足げに頷くと、背中の金具を外す。
食い込んでいた股間のハーネスが緩んだ。
ユーリはベッドサイドにあったローションをアナルへ差し込む。
冷たい流入に身体が震える。
二本の指が入り、揉み解す。
前後左右に指を広げ、ローションを奥へと送り込む。
「まだまだ固いな。
もっと何でも飲み込める様に鍛練しないと。」
アナルに口を寄せて息を吹き込んできた。
腸が膨らむ。
入れ替わりにディルドが塞いだ。
滑らかになったアナルがそれを飲み込んでいく。
「アメリカだと、このサイズってミドルなんだ。」
「これで?」
「そう、外人にとってみれば、これはノーマルサイズさ。
より強い快楽を得る為にはもっと大きなサイズが必要になる。
この程度なら、常時装着出来るようにならないと。」
ディルドの土台を腹筋に当てたユーリが身体を預けてきた。
(つづく)
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