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Chapter4(利達編)
Chapter4-⑦【ないものねだり】後編
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「だったら三枚買うんで、三倍やってもらうっすよ。
まだ在庫あるっすか?」
客は携帯を出すと、メールを打ち出す。
「30枚はありますが…。」
呆気に取られた中嶋がやっと答える。
「だったら今、友達呼んだんで、一気になくなるっすよ。」
客は二人の目の前で送信ボタンを押した。
「俺、ヒナタ。
水泳部なんで、こんなの持ってるっすよ。」
リュックからゴーグルとスイムキャップを出す。
「これしてもらって、先ずはお姫様抱っこ。
野郎の場合は駅弁か…、してもらって撮影っすね。」
「お前、カメラ持ってるのか?」
ナツキは横柄に聞く。
「勿論、今時の学生は皆持ってるっすよ。」
自慢げにポケットからカメラを出した。
「だったら支払いが先だ。
おい、三個包んで、金を貰っちまえ。」
中嶋に指示する。
「はっ、はい!」
慌てた中嶋が店奥へ駆け出した。
「報告書の在庫30ってなんだ?」
棚卸の報告をした時、神志那から連絡が入った。
「ドイツ製のTバックです。
一向に捌けませんでした。」
自分が発注した商品ではないの、淡々と告げる。
「捌けないって、偉そうに言うな。
それを売るのが店長の仕事だろ!」
まさかの叱責だ。
『売れない商品を勝手に仕入れたのは社長ですよ!』
出掛かった言葉を飲み込む。
「原価割れは絶対にするな。
そして次の棚卸には在庫ゼロにしろ。
これがミッションだ。
達成したら、ボーナスが楽しみになるぞ。」
社長お得意の飴と鞭だ。
だがこれを全て売り捌く事は絶対にありえない。
従って、賞与を楽しみにする事はないと諦めていた。
無謀なミッションがクリア出来そうだ。
しかも定価で。
粗暴者にしか見えない社長の使いが急に頼もしく思えた。
「最初はこのキャップを被るだったな。
次はゴーグルをする。
最後は何だ?」
マスクをしたままキャップとゴーグルを装着する。
「ちょー、エロいっす!
えーと、俺を担いで撮影っす。
ちょっと待って。
俺も脱ぐっす。」
ヒナタはジーンズを脱ぐと、下には小さな競パンを穿いていた。
「おい、望みは三個だぞ。
キャップして、ゴーグルしたんだ。
後は持ち上げるか、撮影するかのどっちかだ。」
「えー、それって、詐欺っすよ!」
ヒナタが頬を膨らませて文句を言う。
「それはお前の選択ミスだ。
文句言うなら自分自身に言え。
さあ、どっちにする?」
ナツキは選択を迫る。
「だったらもう一枚買うっすよ!」
「おっ、気前いいな。
流石、体育会だ。
だったらサービスしてやる。
おらっ、もう一個を包んだら、撮ってやれ。」
ナツキはそう言うと、背後からヒナタを軽々持ち上げる。
中嶋が受け取ったカメラを構えた。
「この方がお前も面が写っていいだろう。」
「あっ、はいっ!」
股を大きく開かれたヒナタが興奮気味に返事した。
「あの…、亀頭が出てますけど…。
大丈夫ですか?」
中嶋がどちらともなく聞く。
「そっ、それ、デジカメだから平気っす!
幾らでも加工出来るんで。」
上擦った声でヒナタが答える。
「だったら全部出しちまえ。」
ナツキは右腕を伸ばすと、競パンのフロントを引き下げた。
スジ筋の体型にはアンバランスな太マラが何度も腹を打つ。
バネ仕掛けの玩具の様だ。
(つづく)
まだ在庫あるっすか?」
客は携帯を出すと、メールを打ち出す。
「30枚はありますが…。」
呆気に取られた中嶋がやっと答える。
「だったら今、友達呼んだんで、一気になくなるっすよ。」
客は二人の目の前で送信ボタンを押した。
「俺、ヒナタ。
水泳部なんで、こんなの持ってるっすよ。」
リュックからゴーグルとスイムキャップを出す。
「これしてもらって、先ずはお姫様抱っこ。
野郎の場合は駅弁か…、してもらって撮影っすね。」
「お前、カメラ持ってるのか?」
ナツキは横柄に聞く。
「勿論、今時の学生は皆持ってるっすよ。」
自慢げにポケットからカメラを出した。
「だったら支払いが先だ。
おい、三個包んで、金を貰っちまえ。」
中嶋に指示する。
「はっ、はい!」
慌てた中嶋が店奥へ駆け出した。
「報告書の在庫30ってなんだ?」
棚卸の報告をした時、神志那から連絡が入った。
「ドイツ製のTバックです。
一向に捌けませんでした。」
自分が発注した商品ではないの、淡々と告げる。
「捌けないって、偉そうに言うな。
それを売るのが店長の仕事だろ!」
まさかの叱責だ。
『売れない商品を勝手に仕入れたのは社長ですよ!』
出掛かった言葉を飲み込む。
「原価割れは絶対にするな。
そして次の棚卸には在庫ゼロにしろ。
これがミッションだ。
達成したら、ボーナスが楽しみになるぞ。」
社長お得意の飴と鞭だ。
だがこれを全て売り捌く事は絶対にありえない。
従って、賞与を楽しみにする事はないと諦めていた。
無謀なミッションがクリア出来そうだ。
しかも定価で。
粗暴者にしか見えない社長の使いが急に頼もしく思えた。
「最初はこのキャップを被るだったな。
次はゴーグルをする。
最後は何だ?」
マスクをしたままキャップとゴーグルを装着する。
「ちょー、エロいっす!
えーと、俺を担いで撮影っす。
ちょっと待って。
俺も脱ぐっす。」
ヒナタはジーンズを脱ぐと、下には小さな競パンを穿いていた。
「おい、望みは三個だぞ。
キャップして、ゴーグルしたんだ。
後は持ち上げるか、撮影するかのどっちかだ。」
「えー、それって、詐欺っすよ!」
ヒナタが頬を膨らませて文句を言う。
「それはお前の選択ミスだ。
文句言うなら自分自身に言え。
さあ、どっちにする?」
ナツキは選択を迫る。
「だったらもう一枚買うっすよ!」
「おっ、気前いいな。
流石、体育会だ。
だったらサービスしてやる。
おらっ、もう一個を包んだら、撮ってやれ。」
ナツキはそう言うと、背後からヒナタを軽々持ち上げる。
中嶋が受け取ったカメラを構えた。
「この方がお前も面が写っていいだろう。」
「あっ、はいっ!」
股を大きく開かれたヒナタが興奮気味に返事した。
「あの…、亀頭が出てますけど…。
大丈夫ですか?」
中嶋がどちらともなく聞く。
「そっ、それ、デジカメだから平気っす!
幾らでも加工出来るんで。」
上擦った声でヒナタが答える。
「だったら全部出しちまえ。」
ナツキは右腕を伸ばすと、競パンのフロントを引き下げた。
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バネ仕掛けの玩具の様だ。
(つづく)
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