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Chapter1(Paradise Gym編)
Chapter1-④【春よ、来い】
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「購入履歴によるとコックリングやディルド、エロ下着等を買われていますね。
ご利用頂きまして、ありがとうございます。」
岩佐がクリックすると、タカユキが購入履歴が表示された。
「えっ…。そ、そんな事分かるんですか?」
タカユキは絶句する。
背筋がゾクッとした。
岩佐は爽やかな笑みを湛えているが、その笑顔の下に不気味な影を感じ取った。
そういえば笑った時、口角は上がるが目付きに変化がない。
きっと大笑いなどしないのだろう。
「ここでの仕事中は当社の商品を身に付けて、販売を促進してもらいます。
ですから本日採用した方は如何に格好よく、如何にエロくを実践出来そうなお二人を
選びました。
ここを利用したお客様の購買意欲を掻き立てて下さい。」
岩佐がテーブルに両手を付いて、頭を下げた。
タカユキも釣られて頭を上げる。
身体を売る訳ではなさそうなので、一先ず安心した。
しかし岩佐を全面的に信用していいのか?と内心訝る。
『まあ、途中で状況が変われば、辞めればいいさ。』
自分に言い聞かせる。
そう決めると、気になるのは時給ともう一人の相方だ。
「ここまではご了承頂けますか?」
整った顔が少し歪んだような気がした。
「はい。了解致しました。
で、時給なんですが…。」
言い難くそうに本題を切り出す。
「良かったです。
あなたが働いてくれると、こちらも大変助かります。
時給は仮採用中は1,000円ですが、本採用になれば1,500円お支払いします。」
岩佐の表情に安堵感が浮かんだ。
「せんごひゃくえん?」
タカユキは思わず繰り返す。
頭の中で電卓を叩く。
「それとあなたにはチーフとして、500円の手当を別途支給します。
どうでしょうか?」
岩佐が顔を覗き込む。
どうもこうもない!
男で2,000円の時給なんて、そうざらにはない。
「宜しくお願いします!」
頭がテーブルに付く程、深くお辞儀をする。
「ではこの誓約書にサインと捺印をお願いします。」
岩佐が封筒から一枚の紙を出すと、テーブルに置いた。
「せいやくしょ…ですか?」
バイトするのに誓約書など書いた事がない。
訝しい思いで、紙を手に取る。
「内容に目を通して、ご承知頂けましたら、サインをお願いします。」
その表情から安堵感は失せていた。
『 誓約書
私は、以下の事項を厳守することを、ここにお誓い致します。
記
1.貴社との労働契約が失効するまで、私は自慰を一切しません。
また他の者との肉体関係も持ちません。
2.お客様に快楽を提供します。
3.私は快楽を求めません。
4.貴社から提供された衣装に対して、一切苦情を言いません。
5.万が一これらを違反し場合、如何なるペナルティも甘受します。』
読み終わったタカユキは目を見開く。
「これって…?」
言葉が続かない。
「あまり深読みしないで下さい。
先程も申した通り、あなたは広告塔なのです。
萎えたペニスにしたコックリングを見ても、誰も欲しいとは思いません。
いつも凛々しく熱り起っていて欲しいのです。
それだけの事です。」
岩佐が捲し立てる様に一気に話す。
「でも夢精した場合もペナルティの対象になるんですか?」
素朴な疑問をぶつけてみる。
「まあ、自然の摂理では致し方ありませんね。」
岩佐が首を傾げて微笑む。
言い分には一理ある。
そうかと言って、禁欲生活が可能かどうかは別問題だ。
禁欲生活と高額時給を天秤に掛けてみる。
『自然に射精したかどうかなんて、分かる訳ないしな。』
タカユキは内心ほくそ笑む。
「どうでしょうか?」
岩佐がボールペンを差し出す。
軽い気持ちでボールペンを受け取った。
部屋から出ると、ケンゴがイライラしながら待っていた。
「随分長かったな?
という事は決まりか?」
ケンゴはまた乳首を抓り、臨戦体制に入っていく。
「まあな。ケンゴなら素のままで大丈夫さ。」
タカユキは余裕の発言を残し、着替え始める。
岩佐からもう一人はケンゴだと聞いていた。
ただケンゴが禁欲生活と金のどちらを選ぶかは分からない。
ケンゴの盛り上がる股間を見て、押し倒したい衝動に駆られた。
「一緒に仕事出来るといいな。」
引き締まった尻を揺すりながら、ケンゴは部屋に入って行った。
(つづく)
ご利用頂きまして、ありがとうございます。」
岩佐がクリックすると、タカユキが購入履歴が表示された。
「えっ…。そ、そんな事分かるんですか?」
タカユキは絶句する。
背筋がゾクッとした。
岩佐は爽やかな笑みを湛えているが、その笑顔の下に不気味な影を感じ取った。
そういえば笑った時、口角は上がるが目付きに変化がない。
きっと大笑いなどしないのだろう。
「ここでの仕事中は当社の商品を身に付けて、販売を促進してもらいます。
ですから本日採用した方は如何に格好よく、如何にエロくを実践出来そうなお二人を
選びました。
ここを利用したお客様の購買意欲を掻き立てて下さい。」
岩佐がテーブルに両手を付いて、頭を下げた。
タカユキも釣られて頭を上げる。
身体を売る訳ではなさそうなので、一先ず安心した。
しかし岩佐を全面的に信用していいのか?と内心訝る。
『まあ、途中で状況が変われば、辞めればいいさ。』
自分に言い聞かせる。
そう決めると、気になるのは時給ともう一人の相方だ。
「ここまではご了承頂けますか?」
整った顔が少し歪んだような気がした。
「はい。了解致しました。
で、時給なんですが…。」
言い難くそうに本題を切り出す。
「良かったです。
あなたが働いてくれると、こちらも大変助かります。
時給は仮採用中は1,000円ですが、本採用になれば1,500円お支払いします。」
岩佐の表情に安堵感が浮かんだ。
「せんごひゃくえん?」
タカユキは思わず繰り返す。
頭の中で電卓を叩く。
「それとあなたにはチーフとして、500円の手当を別途支給します。
どうでしょうか?」
岩佐が顔を覗き込む。
どうもこうもない!
男で2,000円の時給なんて、そうざらにはない。
「宜しくお願いします!」
頭がテーブルに付く程、深くお辞儀をする。
「ではこの誓約書にサインと捺印をお願いします。」
岩佐が封筒から一枚の紙を出すと、テーブルに置いた。
「せいやくしょ…ですか?」
バイトするのに誓約書など書いた事がない。
訝しい思いで、紙を手に取る。
「内容に目を通して、ご承知頂けましたら、サインをお願いします。」
その表情から安堵感は失せていた。
『 誓約書
私は、以下の事項を厳守することを、ここにお誓い致します。
記
1.貴社との労働契約が失効するまで、私は自慰を一切しません。
また他の者との肉体関係も持ちません。
2.お客様に快楽を提供します。
3.私は快楽を求めません。
4.貴社から提供された衣装に対して、一切苦情を言いません。
5.万が一これらを違反し場合、如何なるペナルティも甘受します。』
読み終わったタカユキは目を見開く。
「これって…?」
言葉が続かない。
「あまり深読みしないで下さい。
先程も申した通り、あなたは広告塔なのです。
萎えたペニスにしたコックリングを見ても、誰も欲しいとは思いません。
いつも凛々しく熱り起っていて欲しいのです。
それだけの事です。」
岩佐が捲し立てる様に一気に話す。
「でも夢精した場合もペナルティの対象になるんですか?」
素朴な疑問をぶつけてみる。
「まあ、自然の摂理では致し方ありませんね。」
岩佐が首を傾げて微笑む。
言い分には一理ある。
そうかと言って、禁欲生活が可能かどうかは別問題だ。
禁欲生活と高額時給を天秤に掛けてみる。
『自然に射精したかどうかなんて、分かる訳ないしな。』
タカユキは内心ほくそ笑む。
「どうでしょうか?」
岩佐がボールペンを差し出す。
軽い気持ちでボールペンを受け取った。
部屋から出ると、ケンゴがイライラしながら待っていた。
「随分長かったな?
という事は決まりか?」
ケンゴはまた乳首を抓り、臨戦体制に入っていく。
「まあな。ケンゴなら素のままで大丈夫さ。」
タカユキは余裕の発言を残し、着替え始める。
岩佐からもう一人はケンゴだと聞いていた。
ただケンゴが禁欲生活と金のどちらを選ぶかは分からない。
ケンゴの盛り上がる股間を見て、押し倒したい衝動に駆られた。
「一緒に仕事出来るといいな。」
引き締まった尻を揺すりながら、ケンゴは部屋に入って行った。
(つづく)
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