妄想日記3<<RISING>>

YAMATO

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Chapter1(Paradise Gym編)

Chapter1-⑤【清純フィロソティー】

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「オープンまで一週間を切りました。
本日から入会手続きを行います。
見学者が増えますので、気合い入れて行きましょう。」
ネクタイ姿の岩佐が訓示を述べた。
「うぃーす。」
隣でケンゴが軽い返事をする。
「では着替えて下さい。
右がタカユキさん、左がケンゴさんの分です。
上にシフト表を置いておきましたので、後で見ておいて下さい。」
岩佐はそう言うと、スタッフルームから出て行った。
ケンゴは素っ裸になり、新品のケツワレに脚を通している。
タカユキはシフト表を見ている振りをして、ケンゴの股間を盗み見た。
陰毛は奇麗に剃り上げられ、その中央に迫力あるペニスが鎮座している。
「何だ、こりゃ!
こんな格好で受付すんのか?」
ケンゴは文句を口にするが、満更嫌でもないらしい。
「どうだ?似合うか?」
ハーネスにチャプス姿のケンゴがニヤつきながら聞く。
チャプスの下からは真新しいケツワレが覗いている。
「ケツワレは汚れて、ナンボだぜ。
ジャニは何も分かっちゃねぇな。」
ケンゴは岩佐の事をジャニと呼んでいた。
上半身用のハーネスがケンゴの大胸筋にガッチリ嵌まっている。
レザーのベストを羽織り、更にハードな風貌に変わったケンゴが凛々しく見えた。
 
タカユキも着替え様とハーネスを手に取る。
しかしそれはケンゴの物とは大きく違っていた。
ケンゴのは幅も広く、打ち込まれた鋲でハードさを醸し出している。
それに対しタカユキのは幅が狭く、安っぽい感じが拭えない。
ハーネスが縦横無尽に伸びていて、付け方が分からない。
「貸してみろよ。」
見兼ねたケンゴが手を差し出す。
「お前が手を出してる所は頭だぜ。」
ケンゴが笑いながら、正してくれた。
器用な手付きで、絡まったハーネスを解いていく。
何とか胸の前でクロスする様になった。
しかしまだハーネスが下に垂れている。
「これどうするんだろ?」
ハーネスの先にはリングが付いていた。
「お前、うぜぇな。
こうすんだよ!」
ケンゴは瞬時にタカユキのビキニを足元まで下ろす。
半起ちのマラが現れる。
背中から下がっていたハーネスを股間に通すと、先に付いているリングの中に亀頭を
押し込んだ。
「うわぁ!」
思わず悲鳴が出てしまう。
「馬鹿野郎!変な声を出すなよ。」
ケンゴが睨む。
「ゴ、ゴメン…。」
気まずい思いで、素直に謝った。
 
ハーネスを思い切り引っ張られ、胸の金具で留めた。
「いてっ、痛いよ!」
尻にハーネスが食い込んだ。
「こいつはSMの拘束用だな。
こいつはいいや!」
ケンゴが大笑いする。
「どうして俺のだけ、こんななんだよ。」
真っ赤な顔で愚痴を溢す。
「でもよ、嫌な割には、お前勃起してるじゃねぇか。」
ケンゴが痛い所を突く。
タカユキにはややMっ気があり、拘束感に欲情する性癖があった。
普段からフィットした服を愛用しているのも、そのフェチの顕れだ。
「あれっ?俺にはチャプスがない!」
照れ隠しに大声で騒ぐ。
「お前のはこれじゃねえか?」
ケンゴがテーブルの下に落ちていた物を翳す。
それはレザー製のTバックだった。
「Mのお前にピッタリじゃねぇか!」
ケンゴが腹を抱えて笑う。
「うるせぇ!」
手からTバックを引ったくると、素早く身に付ける。
いつまでも勃起したマラを曝しているよりはマシだ。
二人が出て行くと、カウンターにいた岩佐が笑みを浮かべた。
「二人ともお似合いですよ。
週末のプレオープンまでは汗を掻くこともないでしょうから、その格好で受付をお願
いします。」
岩佐がとんでもない事を笑顔で言う。
「ちょ、ちょっと待って下さい。
何で俺だけ、こんな格好なんですか?」
火照った顔で文句を捲し立てた。
 
 
(つづく)
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