猫の神社仏閣巡り ー 異世界転生する前に、やることやらなきゃ。 ー

御堂朱鷺

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 唐揚げ

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 境内に入って。阿吽狛犬さんに唐揚げと、セセリを二人前ずつ、プレゼントして尻尾を引きちぎられる位喜ばれた後に。
枝光狐さん家族一同に弁当三つと、唐揚げとセセリ三人前渡して俺だけ神様の前に送って貰った。

 「おはようございます。今日は、唐揚げ弁当と、唐揚げと、セセリになります。このお宮近辺での有名店で、特に美味しいと私が思う店の物です。お二人分お持ちさせていただきました。」
(セセリとは、鳥の首筋にある肉の名前で、もも肉よりも脂身が多いのが特徴、弾力がある食感で、噛めば噛むほど肉汁が出てくる味わいの深い部位です。
セセリを美味しく食べれる店が少ない為、初めて食べたときは美味しさにびっくりしたのを、思い出します。)

 「珍しいな、曇八幡も呼ぼう。」
 「はい、数多くで食べれた方が美味しく感じれますから。あと、小判ありがとうございました。」と、頭をぶかぶかと下げた。

 「お、これは美味しいな、唐揚げは初めて食べた。」と、戸畑八幡様。
 「肉汁が溢れでて、旨い。」と、曇八幡様。

 「鎮守されてる土地の物を食べれないのもサミシイと思いますし、特に美味しいと思っている店の物をお持ちさせていただきました。
食べやすいので骨無しの唐揚げにさせていただきました。
セセリは鳥の首の部位の事で、脂がのっていて、弾力もあり食べやすいのでこれにさせていただきました。」

 「うん、旨いし呼んでいただき、ありがとう。」
 「色々、助かりましたから。当たり前です。」と、俺は頭を下げた。


 「小判もいただきましたから、他にも持って来させていただきますね。」
 「違う酒も飲んでみたいが、良いか。」
 「では、唐揚げに合う酒もお持ちさせていただきますね。」俺は、ビールも持って来ることにした。

 しばらく色々な、食物の事を話してご飯も食べ終わった後。
 「猫又がいるところを探している所だ、見付かったら来させるから、その後は師事すれば良い。」と言っていただいた。
 「ありがとうございます。甘いものは食べれますか?」と、俺は尋ねた。
 
 「甘味は、貴重だったから、あまり食べれ無かった。食べれるなら食べてみたい。」と言うような事をいわれた。

 「わかりました。ではこれで失礼します。」と頭を下げて、枝光狐さんの所に、行くことにした。

 残しておいた、セセリと唐揚げ弁当一人前を、猫に変わって食べたあと。

 「にゃー。(枝光狐さん、来ました)にゃー、にゃう。(今日はこのあと、テレパシーみたいなものを教えていただきたい)」と、頭を下げた。

 「唐揚げとセセリ美味しい物ですね。家族一同喜んでました。ありがとうございました。では、そうしましょうか。」



 「テレパシー、たぶん遠い土地にいても話を出来るような物だよな。近くなら。『こう話せる。』」と、枝光狐の目を見ると、声を出してないのに、声が聞こえている。
『理屈ではなく、出来るのが当たり前だから。教えるのは難しいな。』
 「にゃー。(目は、口ほどに物を言う)にゃー。(みたいなものですよねたぶん)」
俺は、枝光狐さんの目をみると、
『簡単なのは、気で電線のようにパスをつくる事だな。』
俺も、やってみることにした。

 『出来てますか?』
 「ああ、出来てるぞ。これで近くなら声をださずに意思を伝えれる事が出来るようになったな。」時間をきくと、もう三時を過ぎている。


 


 
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