2 / 43
実話系怪談
『廃工場に潜む』 原案:目力強氏(ペンネーム)
しおりを挟む
昔、夜歩きが趣味だった僕は、9時頃になるとこっそり家を抜け出して、近所の公園やら、駅の近くやらをぶらぶらしていた。
街灯の隙間を縫うような暗闇の中を、たった1人で歩く時間が、いわゆる俗世間に疲れを感じていた僕には狂おしいほどたまらなくて、何時間も歩いてすっかり満足するとまたフラフラと家路に着くというような。
そんな習慣を毎日続けていた。
そんなある日、いつの間にか定着していたコースに飽きを感じた僕は、気の向くままに、人気の無い裏路地まで足を運んだ。
寂れた細く続く道を、街灯の光が弱々しく照らす。
いつか映画で見た、異世界の街並みのようで、無性に心が踊った。
そうやって道なりに歩みを進めていると、急に開けた場所に出た。
その広場の中心には、古ぼけた元は工場だったであろう巨大な建物が、暗闇に無機質に佇んでいた。
不気味でいて、どこかノスタルジーな雰囲気を醸し出す空間が、自分にとって異様な落ち着きを感じさせた。
ふと、遠くから電車が近づいてくる音が聞こえた。
どうやら線路沿いのようだった。
横切った車両の光で、当たりが薄明かりに照らされる。
そこで、かなり前方に、人のシルエットが浮かんでいた。
体格から見るに、かなり大柄な男のようだ。
左手にはリードを握っており、繋がれているのは、これまた大柄な犬のようだった。
なんとなく、声をかけようかと思って近づいてみる。
暗闇の中で朧気に見える姿に、違和感を覚えたのは、10メートルほどまで歩みよった時だった。
連れている犬の歩き方が、少し変である。
犬にしては鈍い動きで、四肢を交互に動かすと言うよりは、じたばたさせて何とか前に進んでいるような動きに見えた。
接近と共にうっすらと聞こえてきた足音は、それに対応しめちゃくちゃなリズムを刻んでいる。そして時折聞こえる、唸り声は犬のそれとはどこか異なるような気がした。
その様子になにか不穏なものを感じた僕は、ふと自らが置かれた状況が、呑気に『お散歩』などと構えていられないのではないものなのではないかと、ようやく自覚した。
帰ろう。それも、彼らにバレずに。
そう決断してから、ぐるっと薄闇の中を見回してみるが、この工場から大通りに戻るための細道は、自分が知る限り、今彼らがいる場所の近くにしかない。
そこで僕は、ぐるりと工場を反対向きに一周して、遠回りではあるが極力鉢合わせることの無い帰宅方法を試みた。引き返そうと足を後ろに運ぶと、なにかに踵を強くぶつけてしまった。
ぐわん、と大きな音がした。静寂な夜に響き渡るような。
見るとそれは腰ほどまである錆び付いたドラム缶であった。
僕は男がこちらを向くことを悟って、近くにあった茂みの中に反射的に隠れた。
緑色の生臭い匂いの中、じっと息を殺して辺りを伺っていると、やはり男がいた方角からこちらに向かって、小さな足音が聞こえた。
と、同時に、あの時感じた異変は勘違いではなかったのだと確信した。
おそらく男のものであろう足音と、不規則で辺りを掻き回すような騒々しい足音がすぐ近くでしている。
犬のものでも猫のものでもない。
まるで捕らえられているかのような、そんな足音。
息を殺して男の黒いシルエットを凝視していると、後方から電車の走ってくる音が聞こえた。
しばらくして電車が通過し、辺りが走る光の帯に包まれたその時だった。
鳴り響く電車の通過音、残暑を偲ぶ虫の鳴き声、そして、あの男とそのペットの騒々しい足音までもが、一瞬にして聞こえなくなった。
時が止まったようだった。
暗闇から姿を現した件のペットの姿は、ペットなどと呼べるものでは到底なかったのだ。
爛々と光る両目、髪が抜け落ちた頭、いやに尖った耳、どれをとっても変わり果ててはいるが人間のものだった。
しかし、それより下の胴体の部分は、見るに絶えなかった。
肉は胸から腹にかけてげっそりと抜け落ち、あばら骨が浮きでて、皮膚は切れ掛けのビニール袋のようだった。
膝より下あたりに包帯がぐるぐると巻かれた足は、どうみたって普通のものより長さが足りなかった。
そんな四肢をバラバラに動かして、しきりに何かを探すような男の動きに何とかついて行っている。
ギラつく目に、歪んだ口は虚ろに空いていて、そこから溜めていたかのようなヨダレがダラダラと垂れていた。
しばらくして光が途絶え、辺りには暗闇と元の喧騒が残った。
が、自分にはけたたましく拍動する心臓音と、恐怖故の耳鳴りしか聞こえなかった。
逃げよう。今すぐにこの場から。
二度としない。夜歩きなんて二度と。
激しい後悔と恐怖が対になって、頭の中をぐるぐると駆け巡った。
渦中でふと、目の前の男が口を開いた。
「匂うな」
「いおうえ」
砂利とホコリを混ぜたようなガラガラの声が指しているのは、どうやら自分のことのようである。
もう一人の方は、なにやら口をもごもごさせて何とか言葉を発している。
まともに喋れない理由は考えたくなかった。
やがて2人は目の前を通り過ぎ、電車が抜けていった奥の方へと立ち去った。
この場から逃げるには今しかないと、本能が告げた。
自分は操られたかのようにそこから飛び出すと、一直線に大通りへ繋がる道を駆け抜けた。
後ろから追いかける音が聞こえてきたが、あの四足歩行では上手いこと走れないのだろう。
恐怖の根源はみるみるうちに後方へ消えていった。
気付けばそこはいつもの散歩道だった。
振り返れども、今来た道は暗闇に閉ざされたようにして、とうに姿を消していた。
逃げ去る俺に気づいたあの二人組が放った、あの一言が、俺の耳には未だこびりついている。
『追え!今晩の飯だ!』
それから僕は、夜の散歩をしなくなった。
街灯の隙間を縫うような暗闇の中を、たった1人で歩く時間が、いわゆる俗世間に疲れを感じていた僕には狂おしいほどたまらなくて、何時間も歩いてすっかり満足するとまたフラフラと家路に着くというような。
そんな習慣を毎日続けていた。
そんなある日、いつの間にか定着していたコースに飽きを感じた僕は、気の向くままに、人気の無い裏路地まで足を運んだ。
寂れた細く続く道を、街灯の光が弱々しく照らす。
いつか映画で見た、異世界の街並みのようで、無性に心が踊った。
そうやって道なりに歩みを進めていると、急に開けた場所に出た。
その広場の中心には、古ぼけた元は工場だったであろう巨大な建物が、暗闇に無機質に佇んでいた。
不気味でいて、どこかノスタルジーな雰囲気を醸し出す空間が、自分にとって異様な落ち着きを感じさせた。
ふと、遠くから電車が近づいてくる音が聞こえた。
どうやら線路沿いのようだった。
横切った車両の光で、当たりが薄明かりに照らされる。
そこで、かなり前方に、人のシルエットが浮かんでいた。
体格から見るに、かなり大柄な男のようだ。
左手にはリードを握っており、繋がれているのは、これまた大柄な犬のようだった。
なんとなく、声をかけようかと思って近づいてみる。
暗闇の中で朧気に見える姿に、違和感を覚えたのは、10メートルほどまで歩みよった時だった。
連れている犬の歩き方が、少し変である。
犬にしては鈍い動きで、四肢を交互に動かすと言うよりは、じたばたさせて何とか前に進んでいるような動きに見えた。
接近と共にうっすらと聞こえてきた足音は、それに対応しめちゃくちゃなリズムを刻んでいる。そして時折聞こえる、唸り声は犬のそれとはどこか異なるような気がした。
その様子になにか不穏なものを感じた僕は、ふと自らが置かれた状況が、呑気に『お散歩』などと構えていられないのではないものなのではないかと、ようやく自覚した。
帰ろう。それも、彼らにバレずに。
そう決断してから、ぐるっと薄闇の中を見回してみるが、この工場から大通りに戻るための細道は、自分が知る限り、今彼らがいる場所の近くにしかない。
そこで僕は、ぐるりと工場を反対向きに一周して、遠回りではあるが極力鉢合わせることの無い帰宅方法を試みた。引き返そうと足を後ろに運ぶと、なにかに踵を強くぶつけてしまった。
ぐわん、と大きな音がした。静寂な夜に響き渡るような。
見るとそれは腰ほどまである錆び付いたドラム缶であった。
僕は男がこちらを向くことを悟って、近くにあった茂みの中に反射的に隠れた。
緑色の生臭い匂いの中、じっと息を殺して辺りを伺っていると、やはり男がいた方角からこちらに向かって、小さな足音が聞こえた。
と、同時に、あの時感じた異変は勘違いではなかったのだと確信した。
おそらく男のものであろう足音と、不規則で辺りを掻き回すような騒々しい足音がすぐ近くでしている。
犬のものでも猫のものでもない。
まるで捕らえられているかのような、そんな足音。
息を殺して男の黒いシルエットを凝視していると、後方から電車の走ってくる音が聞こえた。
しばらくして電車が通過し、辺りが走る光の帯に包まれたその時だった。
鳴り響く電車の通過音、残暑を偲ぶ虫の鳴き声、そして、あの男とそのペットの騒々しい足音までもが、一瞬にして聞こえなくなった。
時が止まったようだった。
暗闇から姿を現した件のペットの姿は、ペットなどと呼べるものでは到底なかったのだ。
爛々と光る両目、髪が抜け落ちた頭、いやに尖った耳、どれをとっても変わり果ててはいるが人間のものだった。
しかし、それより下の胴体の部分は、見るに絶えなかった。
肉は胸から腹にかけてげっそりと抜け落ち、あばら骨が浮きでて、皮膚は切れ掛けのビニール袋のようだった。
膝より下あたりに包帯がぐるぐると巻かれた足は、どうみたって普通のものより長さが足りなかった。
そんな四肢をバラバラに動かして、しきりに何かを探すような男の動きに何とかついて行っている。
ギラつく目に、歪んだ口は虚ろに空いていて、そこから溜めていたかのようなヨダレがダラダラと垂れていた。
しばらくして光が途絶え、辺りには暗闇と元の喧騒が残った。
が、自分にはけたたましく拍動する心臓音と、恐怖故の耳鳴りしか聞こえなかった。
逃げよう。今すぐにこの場から。
二度としない。夜歩きなんて二度と。
激しい後悔と恐怖が対になって、頭の中をぐるぐると駆け巡った。
渦中でふと、目の前の男が口を開いた。
「匂うな」
「いおうえ」
砂利とホコリを混ぜたようなガラガラの声が指しているのは、どうやら自分のことのようである。
もう一人の方は、なにやら口をもごもごさせて何とか言葉を発している。
まともに喋れない理由は考えたくなかった。
やがて2人は目の前を通り過ぎ、電車が抜けていった奥の方へと立ち去った。
この場から逃げるには今しかないと、本能が告げた。
自分は操られたかのようにそこから飛び出すと、一直線に大通りへ繋がる道を駆け抜けた。
後ろから追いかける音が聞こえてきたが、あの四足歩行では上手いこと走れないのだろう。
恐怖の根源はみるみるうちに後方へ消えていった。
気付けばそこはいつもの散歩道だった。
振り返れども、今来た道は暗闇に閉ざされたようにして、とうに姿を消していた。
逃げ去る俺に気づいたあの二人組が放った、あの一言が、俺の耳には未だこびりついている。
『追え!今晩の飯だ!』
それから僕は、夜の散歩をしなくなった。
13
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【電子書籍化】ホラー短編集・ある怖い話の記録~旧 2ch 洒落にならない怖い話風 現代ホラー~
榊シロ
ホラー
【1~4話で完結する、語り口調の短編ホラー集】
ジャパニーズホラー、じわ怖、身近にありそうな怖い話など。
八尺様 や リアルなど、2chの 傑作ホラー の雰囲気を目指しています。現在 150話 越え。
===
エブリスタ・小説家になろう・カクヨムに同時掲載中
【総文字数 800,000字 超え 文庫本 約8冊分 のボリュームです】
【怖さレベル】
★☆☆ 微ホラー・ほんのり程度
★★☆ ふつうに怖い話
★★★ 旧2ch 洒落怖くらいの話
※8/2 Kindleにて電子書籍化しました
『9/27 名称変更→旧:ある雑誌記者の記録』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる