7 / 11
7話
しおりを挟む
先生から渡されたあの杖。異世界だと杖を使って魔法を放つイメージをしがちだけど、杖を使って魔法を放つのは珍しいらしい。
先生が言うには、魔力は自分の体を通じてそれを感じることで、魔法を放つ。だけど杖だと、魔力が伝わるイメージがしずらいらしく、
魔法が打ちづらい。
……なんで先生は僕に杖なんか渡したんだろ。
実習では杖は使わないように、と言われている。本当に使う時が来たと思ったら使いなさい、と。なんだそれ。
僕は窓から見える黄色い葉っぱがたくさんひらひら落ちていくのを眺めながら思った。
そういえばもう秋か。異世界でもちゃんと紅葉があるのは初めて見た時驚いたし、実家に帰って来たような安心感を感じた。
…………あ……。そういえば、前世では、全然実家帰れなかったな。仕事で精一杯だった。
そんなこと考えてたら、父さんと母さんが少し恋しくなった。
「やばいやばい、課題やんなきゃ」
僕はペンを動かし始めた。
後もう少しで月期末試験が始まる。冬は全部休みだから。この間はもうご自由にって感じで、家に帰ってもいいし、このまま学校にいてダラダラしてていいし。ここもまたもやオープン。
でも月期末試験を合格しないとその休みは無しになる。……補習……。
そんなことには絶対なりたくない。僕は黙々と課題を進めた。
――――学期末試験当日――――
集合場所は架空の森の中に入るための魔具がある部屋。この魔具を使いこなすのは難しいらしくて、使えるのは学長先生だけなんだって。
すご。ちなみにこれは創立当初から使われているものだとか。
魔具の前に集まった一年生たちはふざけ合っているもの、呪文をもう一度暗唱しているもの、怖がっていそうな子もいた。
しばらくすると学長先生がやってきた。するとさっきまでのざわつきはなくなり、しんと静まり返った。
「君たちに受けてもらう試験は私が魔法で作り出した架空の森で行う。ここでは君たちを狙っている魔物達が少なからずいる。だがその魔物達は君たちの魔力であれば簡単に倒せるものだ。怖がる必要はない。だが、もしその魔物に襲われた、または行動不能の傷を負ったものは強制退出とする。強制退出した生徒達には冬休みの補習が待っている」
そういうとそこにいた生徒達の半分は少し焦りを感じているように見えた。その中に僕も入ってる。あの2人は……。
僕はそっと後ろを横目で見た。……。うん。全然平気そうだわ。
先生は話を続けた。
「では最後の説明だ。もし非常事態が起こった場合は通達魔法で一学年の先生に知らせること。緊急ではない時に使ったものも補習の対象とする。何か質問がある者はいるか?」
先生はあたりを見渡して、いないことを確認した。
「ではクラスごとに一組からこの魔具に入ること。入ったものから試験開始だ」
魔具を通るとそこは普通の森と変わらない。これを魔法で作っているのはさすがは学長先生。
他の生徒は1人行動をしに行くものや、ペア、チームを組んでいる生徒もいる。
「シェイアは誰かと組む約束とかしてる?」
「あー……えと……」
一緒に行動したい気持ちもあったけど、ここは1人行動にしよう。ちょっと試してみたいものとかあるし。
「もう約束しちゃってる子がいて……」
ステラが少し悔しげに言った。
「先客に取られた……っ!!」
「そうか、じゃあ俺とステラ……」
ステラはレイズを睨んだ。
「なんだよ」
「お前となんか一緒に試験なんて受けたくねぇです」
「じゃあお前補習になっても俺助けてやんねぇから」
「あ、ちょっとそれは……」
「ほら、行くぞ。シェイア、頑張れよ」
レイズはステラの首元を掴んでズリズリと引き摺りながら言った。
「レイズとステラも頑張ってねぇ~~!!」
ステラは僕を恋しそうに見つめながらレイズに連れて行かれた。
よし。まずは遠くに行こう。僕は魔物から距離をとりながらできるだけ遠くへ行った。
森の地形は少し凸凹しているところ、平べったいところなど、ランダムだ。これを作った先生ほんとにすごいよ……。
しばらく歩いていると開けたところにでた。そこは生徒達がいるところからもちょうどいい距離で、みられることは無さそうだ。
僕は空中に隠していたあの杖を取り出す。今一度見るとこれが1000年も前のものとは思えない美しさだ。
「これが1000年前ってやっぱり魔法ってすごいな」
僕は魔法使いっぽく杖を向こうにある大きめの岩に向けてみる。このかっこいい杖が自分のものだなんて今もちょっと信じきれてない。
先生からは本当に危ない時に使えって言われてたけど、そんなこと言われたら使いたくなっちゃうのが人間ってものでしょ……。
何か放てそうな魔法がないか考えてみる。うーん……。できればかっこいい魔法撃ってみたいよな。でもあんまり大きくないもの……。
そんなんあるか?
「あ、雪の人!!」
僕は焦って杖を隠した。声の方を向くとそこには少年がいた。
「あ……ど、ども……」
み、みられてないよな……?大丈夫だよね……?
その少年は僕の方に走って近づいてきた。
「あ、あの!ぼくあなたのことすっごく憧れてて!!」
「そ、そんな同じ学年なのに……」
「同じでもぼくにとっては違います!!すごい人!!まさにぼくの中の最強な魔法使いです!!!」
この子……、ステラよりも押しが強いだと……。ここにステラがいたら結構な大惨事だったな。
僕はふと目を輝かせている少年に聞いた。
「そういえば、なんでこんな遠いところまで?ここなんて全然生徒いないのに」
すると少年は少し下を向いて答えた。
「そ、その……。ぼく魔法使うのがすごく苦手で、学長からはぼくたちの魔法なら倒せる魔物って言ってたけど、ぼくにはその魔物すら倒せないから……。だからあんまりいなさそうな遠くへ行って……。そしたらあなたがいたんですよ!!!」
僕はその少年に聞いた。
「誰かと一緒に行動してる?」
「い、いえ、あんまり他の人に迷惑とかかけたくないので、1人です」
その子は焦ったように言葉を訂正する。
「あ、で、でもこれは時間内に強制送還されなければいいだけだし、ぼく逃げるのは得意なので……」
僕はその少年に言った。
「あのね。実は僕も1人なんだ」
「え……?」
「だからさ」
僕はその子の手を軽く掴んだ。
「一緒に合格しようよ」
「で、でもぼくがあなたに迷惑かけちゃったら……」
僕は笑って返す。
「全然迷惑なんかじゃないよ。誘ってるのは僕だし、君が嫌なら全然断ってもいいし」
少年はすぐに答えた。
「ぜんっぜん嫌じゃありません!!むしろ、すごく、すっっっっごく嬉しいです!!!!」
「えへへ、よかった」
その子はすごく嬉しそうだった。
僕はその子と魔物に気おつけながら森に入った。
この子の名前はルシア・レイザフ。その子のお家は国家軍の大将をしてるんだって。すっっご。
「あ、そういえばなんでシェイアさんもこんなところ来てたんですか?」
そうだね。そうなるね。
「最近あまり魔法使えなくなってきちゃって……だからあまり魔物がいないところ探してた」
「えぇ?!シェイアさん魔法使えないことあるんですか?!」
「そりゃあるよ。その日次第では全然使えないことあるし」
「へぇー……。ぼくあんま魔法使えないんでわからなかったです」
「そのうちルシアも使えるようになるはずだよ?」
「い、いやそんな……」
この子は使えるはずなんだけどな。体の中には魔力がいっぱいあるのに。なぜかそれが手まで届いてない。なんでだろ……。
先生からあの杖をもらってから、なんとなく。正確な量はわからないけどその人の魔力を感じ取れるようになってきた。
これも杖の力なのかな。
すると、ぼくとルシアに先生の連絡がきた。
《試験終了まであと1時間。時間内に戻らなければ失格となる》
失格、失格って、好きだなぁ……。
「シェイアさん、早く戻りましょ」
「うん、そうだね」
僕たちは少し早歩きで森を抜けた。
「先生、こんな魔物いましたっけ」
「ただの子竜だ。これぐらいなら倒せる」
「そうですか」
「ちょっと遠く行きすぎたかも……」
「そ、そうですね……。疲れます……」
僕たちはできるだけ急いで歩いているがなかなかつかない。こんなに遠くに行ってたっけ……?
「これ時間内に戻れるかなぁ……。ごめんね巻き込んじゃって」
「そ、そんな……!!別にぼくシェイアさんと補修受けても全然構わないです!!」
「それは僕がめんどくさいだけなんだよなぁ」
そんなどうでもいい会話をしていた。
「そういえばなんか暗くなってきたね」
「そうですね……。ちゃんと日が暮れるなんて学長すごいです」
「ね」
と、歩いていた。
……。何かがこっちをみてる気がする。なんだろう。みたいのに怖くて見れない。ホラー映画の主人公ってこんな気持ちなのかな。
やばい。歩けない。あるいちゃいけない気がする。
「こ、これなんですか」
「わかんない」
「こんなに緊張したことないです」
「僕も」
ど、どうすればいい?どうすれば……。
後ろにいる何かがそっと僕の方へ近づいてきた。やばい。動いたらだめだ……。動いたら……。
僕はふと横目でそれをみた時目があった。
爬虫類のような目。しかもそれが僕たちの頭ぐらいの大きさ。
すると連絡が入った。
《試験内の森で大龍が出現!!生徒達は直ちに集合場所へ!!》
僕はそのまま上を見上げた。
その大龍は僕たちをみながら鋭い爪を牙を向けていた。
「やばい、どうしよ」
先生が言うには、魔力は自分の体を通じてそれを感じることで、魔法を放つ。だけど杖だと、魔力が伝わるイメージがしずらいらしく、
魔法が打ちづらい。
……なんで先生は僕に杖なんか渡したんだろ。
実習では杖は使わないように、と言われている。本当に使う時が来たと思ったら使いなさい、と。なんだそれ。
僕は窓から見える黄色い葉っぱがたくさんひらひら落ちていくのを眺めながら思った。
そういえばもう秋か。異世界でもちゃんと紅葉があるのは初めて見た時驚いたし、実家に帰って来たような安心感を感じた。
…………あ……。そういえば、前世では、全然実家帰れなかったな。仕事で精一杯だった。
そんなこと考えてたら、父さんと母さんが少し恋しくなった。
「やばいやばい、課題やんなきゃ」
僕はペンを動かし始めた。
後もう少しで月期末試験が始まる。冬は全部休みだから。この間はもうご自由にって感じで、家に帰ってもいいし、このまま学校にいてダラダラしてていいし。ここもまたもやオープン。
でも月期末試験を合格しないとその休みは無しになる。……補習……。
そんなことには絶対なりたくない。僕は黙々と課題を進めた。
――――学期末試験当日――――
集合場所は架空の森の中に入るための魔具がある部屋。この魔具を使いこなすのは難しいらしくて、使えるのは学長先生だけなんだって。
すご。ちなみにこれは創立当初から使われているものだとか。
魔具の前に集まった一年生たちはふざけ合っているもの、呪文をもう一度暗唱しているもの、怖がっていそうな子もいた。
しばらくすると学長先生がやってきた。するとさっきまでのざわつきはなくなり、しんと静まり返った。
「君たちに受けてもらう試験は私が魔法で作り出した架空の森で行う。ここでは君たちを狙っている魔物達が少なからずいる。だがその魔物達は君たちの魔力であれば簡単に倒せるものだ。怖がる必要はない。だが、もしその魔物に襲われた、または行動不能の傷を負ったものは強制退出とする。強制退出した生徒達には冬休みの補習が待っている」
そういうとそこにいた生徒達の半分は少し焦りを感じているように見えた。その中に僕も入ってる。あの2人は……。
僕はそっと後ろを横目で見た。……。うん。全然平気そうだわ。
先生は話を続けた。
「では最後の説明だ。もし非常事態が起こった場合は通達魔法で一学年の先生に知らせること。緊急ではない時に使ったものも補習の対象とする。何か質問がある者はいるか?」
先生はあたりを見渡して、いないことを確認した。
「ではクラスごとに一組からこの魔具に入ること。入ったものから試験開始だ」
魔具を通るとそこは普通の森と変わらない。これを魔法で作っているのはさすがは学長先生。
他の生徒は1人行動をしに行くものや、ペア、チームを組んでいる生徒もいる。
「シェイアは誰かと組む約束とかしてる?」
「あー……えと……」
一緒に行動したい気持ちもあったけど、ここは1人行動にしよう。ちょっと試してみたいものとかあるし。
「もう約束しちゃってる子がいて……」
ステラが少し悔しげに言った。
「先客に取られた……っ!!」
「そうか、じゃあ俺とステラ……」
ステラはレイズを睨んだ。
「なんだよ」
「お前となんか一緒に試験なんて受けたくねぇです」
「じゃあお前補習になっても俺助けてやんねぇから」
「あ、ちょっとそれは……」
「ほら、行くぞ。シェイア、頑張れよ」
レイズはステラの首元を掴んでズリズリと引き摺りながら言った。
「レイズとステラも頑張ってねぇ~~!!」
ステラは僕を恋しそうに見つめながらレイズに連れて行かれた。
よし。まずは遠くに行こう。僕は魔物から距離をとりながらできるだけ遠くへ行った。
森の地形は少し凸凹しているところ、平べったいところなど、ランダムだ。これを作った先生ほんとにすごいよ……。
しばらく歩いていると開けたところにでた。そこは生徒達がいるところからもちょうどいい距離で、みられることは無さそうだ。
僕は空中に隠していたあの杖を取り出す。今一度見るとこれが1000年も前のものとは思えない美しさだ。
「これが1000年前ってやっぱり魔法ってすごいな」
僕は魔法使いっぽく杖を向こうにある大きめの岩に向けてみる。このかっこいい杖が自分のものだなんて今もちょっと信じきれてない。
先生からは本当に危ない時に使えって言われてたけど、そんなこと言われたら使いたくなっちゃうのが人間ってものでしょ……。
何か放てそうな魔法がないか考えてみる。うーん……。できればかっこいい魔法撃ってみたいよな。でもあんまり大きくないもの……。
そんなんあるか?
「あ、雪の人!!」
僕は焦って杖を隠した。声の方を向くとそこには少年がいた。
「あ……ど、ども……」
み、みられてないよな……?大丈夫だよね……?
その少年は僕の方に走って近づいてきた。
「あ、あの!ぼくあなたのことすっごく憧れてて!!」
「そ、そんな同じ学年なのに……」
「同じでもぼくにとっては違います!!すごい人!!まさにぼくの中の最強な魔法使いです!!!」
この子……、ステラよりも押しが強いだと……。ここにステラがいたら結構な大惨事だったな。
僕はふと目を輝かせている少年に聞いた。
「そういえば、なんでこんな遠いところまで?ここなんて全然生徒いないのに」
すると少年は少し下を向いて答えた。
「そ、その……。ぼく魔法使うのがすごく苦手で、学長からはぼくたちの魔法なら倒せる魔物って言ってたけど、ぼくにはその魔物すら倒せないから……。だからあんまりいなさそうな遠くへ行って……。そしたらあなたがいたんですよ!!!」
僕はその少年に聞いた。
「誰かと一緒に行動してる?」
「い、いえ、あんまり他の人に迷惑とかかけたくないので、1人です」
その子は焦ったように言葉を訂正する。
「あ、で、でもこれは時間内に強制送還されなければいいだけだし、ぼく逃げるのは得意なので……」
僕はその少年に言った。
「あのね。実は僕も1人なんだ」
「え……?」
「だからさ」
僕はその子の手を軽く掴んだ。
「一緒に合格しようよ」
「で、でもぼくがあなたに迷惑かけちゃったら……」
僕は笑って返す。
「全然迷惑なんかじゃないよ。誘ってるのは僕だし、君が嫌なら全然断ってもいいし」
少年はすぐに答えた。
「ぜんっぜん嫌じゃありません!!むしろ、すごく、すっっっっごく嬉しいです!!!!」
「えへへ、よかった」
その子はすごく嬉しそうだった。
僕はその子と魔物に気おつけながら森に入った。
この子の名前はルシア・レイザフ。その子のお家は国家軍の大将をしてるんだって。すっっご。
「あ、そういえばなんでシェイアさんもこんなところ来てたんですか?」
そうだね。そうなるね。
「最近あまり魔法使えなくなってきちゃって……だからあまり魔物がいないところ探してた」
「えぇ?!シェイアさん魔法使えないことあるんですか?!」
「そりゃあるよ。その日次第では全然使えないことあるし」
「へぇー……。ぼくあんま魔法使えないんでわからなかったです」
「そのうちルシアも使えるようになるはずだよ?」
「い、いやそんな……」
この子は使えるはずなんだけどな。体の中には魔力がいっぱいあるのに。なぜかそれが手まで届いてない。なんでだろ……。
先生からあの杖をもらってから、なんとなく。正確な量はわからないけどその人の魔力を感じ取れるようになってきた。
これも杖の力なのかな。
すると、ぼくとルシアに先生の連絡がきた。
《試験終了まであと1時間。時間内に戻らなければ失格となる》
失格、失格って、好きだなぁ……。
「シェイアさん、早く戻りましょ」
「うん、そうだね」
僕たちは少し早歩きで森を抜けた。
「先生、こんな魔物いましたっけ」
「ただの子竜だ。これぐらいなら倒せる」
「そうですか」
「ちょっと遠く行きすぎたかも……」
「そ、そうですね……。疲れます……」
僕たちはできるだけ急いで歩いているがなかなかつかない。こんなに遠くに行ってたっけ……?
「これ時間内に戻れるかなぁ……。ごめんね巻き込んじゃって」
「そ、そんな……!!別にぼくシェイアさんと補修受けても全然構わないです!!」
「それは僕がめんどくさいだけなんだよなぁ」
そんなどうでもいい会話をしていた。
「そういえばなんか暗くなってきたね」
「そうですね……。ちゃんと日が暮れるなんて学長すごいです」
「ね」
と、歩いていた。
……。何かがこっちをみてる気がする。なんだろう。みたいのに怖くて見れない。ホラー映画の主人公ってこんな気持ちなのかな。
やばい。歩けない。あるいちゃいけない気がする。
「こ、これなんですか」
「わかんない」
「こんなに緊張したことないです」
「僕も」
ど、どうすればいい?どうすれば……。
後ろにいる何かがそっと僕の方へ近づいてきた。やばい。動いたらだめだ……。動いたら……。
僕はふと横目でそれをみた時目があった。
爬虫類のような目。しかもそれが僕たちの頭ぐらいの大きさ。
すると連絡が入った。
《試験内の森で大龍が出現!!生徒達は直ちに集合場所へ!!》
僕はそのまま上を見上げた。
その大龍は僕たちをみながら鋭い爪を牙を向けていた。
「やばい、どうしよ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる