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第1章:ダメ男とばかりつき合ってしまう
3. きみにとってのダメ男は『きみを大切にしない男』だ
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「相談内容は、ダメ男とばかりつき合ってしまうのは何故か。そうならないために自分に出来ることは何か……」
受付表に書かれたそれを読み上げ、葦仁先生は首を傾げる。
「これ、変な言い方だね。ダメ男とつき合うのはきみの意思だろう? そうなりたくないならしなければいい。つき合わないって選択肢は一度もなかったの?」
「え……と、出会うのがダメ男ばっかりで。おつき合いするのは好きになったからで……誰でもいいわけじゃないです。ダメ男が嫌なら、好きでも断ればいいってことですか?」
「きみ、歳いくつ?」
マオさんの問いには答えず、葦仁先生が問う。
「24歳ですけど……」
「『ばっかり』っていうからには、今までに交際した男性はひとり二人じゃなくそれなりにいるよね?」
不躾な質問に、マオさんの眉間に皺が寄る。
「一応、それなりには……」
「なら、自分がどういう人を求めているのか、気づいてるんじゃないの」
「求めるというか、理想の男性像はあります。でも、好きになる人はいつも理想とは違って……だからうまくいかないのかもしれない」
「ふうん」
葦仁先生はテーブルに立てた右手の甲に顎を乗せ、マオさんをジッと見つめる。
沈黙とまでいかない、ほんの10秒足らずの時間が経過したところで。
「あの、ひとつ聞いていいですか?」
黙って見つめられることの居心地の悪さに耐えかねたように、マオさんが口を開く。
「もちろん。質問があれば遠慮せずにどうぞ」
「先生は34歳だって聞いたんですけど……」
葦仁先生がチラリと私に視線を寄越した。私は口角を少し上げ、肩を竦めて見せる。
「若くないですか? まだ学生だって言われても疑いませんよ」
マオさんがそう言うのも無理はない。
実際、葦仁先生はとても若く見えるのだ。
180センチくらいの身長に小さめの頭。漆黒の髪はサラサラとフワフワの間くらいで全体的に長め。前髪は睫毛にかかっていて、耳はほとんど見えない。
シャープな印象の整ったその顔は白く透明感があり、決して童顔ではないのに少年みたいな危うい無垢さを感じさせる。
私自身、初めて会った時は自分より年下にしか見えなかった。
ただし、葦仁先生の瞳だけが、年齢に見合うかそれ以上の人生経験を積んできたとわかる深みと暗さを擁している。
そのことに気がつくのに時間はかからない。
マオさんもじきにわかるはず。
葦仁先生が若いのは外見だけ。
中身は老獪で意地の悪い、心の奥を容赦なく引きずり出すセラピストだと。
「男にとって……少なくとも僕にとっては褒め言葉じゃないけど、ありがとう」
「いえ……すみません」
「謝る必要はないよ。さて。まず、きみの認識をハッキリさせよう」
葦仁先生は手の甲から顎を外し、テーブルの上で両手を組んだ。
「マオさんの言うダメ男とは?」
「うーん……と。女にだらしなくて、平気で浮気したり二股かけたりする男。自分勝手で約束を守らない。あとは……ちゃんと向き合って話をしてくれないとか」
「働かずに女を食い物にする男や暴力を振るう男、犯罪に手を染める男は?」
「さすがに、そんな男とはつき合いません」
「なるほどね。だいたいわかった」
納得する葦仁先生を怪訝そうに見るマオさん。
「何がわかったんですか?」
「きみにとってのダメ男は、端的に言うと『きみを大切にしない男』だ」
「そう……かな。でも、私にいろいろしてくれた人もいたし」
「たぶん、その人は自分に都合がいいからそうしてただけで、あなたのためじゃないと思うよ」
「どうして?」
「その答えはこれから一緒に見つけよう」
腑に落ちない様子のマオさんを、葦仁先生は気にしない。
「一般的に、女性から見たダメ男は 大きく分けて2種類。常識的な行動が出来ない、浪費癖がある、酒癖が悪い、暴力的、時間にルーズ、嘘つき、不潔、社会のルールを守らないなど、人としてダメな部分が多い男がひとつめ。法を犯す人間は当然ここに入る」
「嘘がうまい人もいたな……」
マオさんがボソッと呟いた。
葦仁先生は軽く頷いて先を続ける。
「もうひとつは、女性にとって好ましくないダメ男。きみの言っていた、浮気性の男や女を自分の持ち物のように扱ったりする男。つまり、自分を愛している女には何をしても許されると思って好き放題の男だ」
「ふたつめの種類のほうですね。私のダメ男は」
「こっちは、人としてまともな男も多い。社会的に成功してたり、職場の上司や顧客の受けはよかったりする。まぁ、ボーダーは曖昧で重なるダメ男もいるけど」
「最悪ですねそれ」
「そうだね」
「で、そういう男とばかり出会うのは……私が引き寄せているのかな、やっぱり」
「というより、きみがわざわざ寄っていってるんだよ」
数秒だけど硬い沈黙。
「自分からダメ男に? そんなわけないでしょ。真剣に悩んでるのに」
「実際、きみは好きになるんだろう? だから、つき合うんだと言ったね」
「それは……女関係に問題があってもいいところもあるし、本気で好きになったら仕方ないっていうか……」
「なら、今悩んでここにいることはないよ。どんなマイナス面をも凌駕するほど愛していれば、その相手とともに生きていることが最上の幸福だ。自分にとって相手がすべて。世界も正義も自分のプライドもどうでもよくなる」
マオさんが唇を噛んだ。
「ただし、そんな愛は滅多にない。相当な覚悟が要るからね」
「そうですか? 相手の欠点も許して何もかも受け入れて愛してるって人……けっこういません? 私には無理だけど」
自嘲気味にマオさんが笑う。
「愛する人が私のすべてですって言い切る人がいると、じゃあその人がいなくなったらどうするのって思うんです。冷めた目で見ちゃう。私、こういうところがダメなんですかね」
「いや。それは普通の感覚だよ。大概は、こんなにあの人を愛してる自分、あの人のために生きている自分に酔ってるだけだ。」
「厳しい見方ですね。先生の言う相当な覚悟がある人も中にはいるでしょ」
「僕が言ったのは、愛する覚悟じゃなく愛される覚悟のことだよ」
「え……?」
「正確には、そこまでの愛を受け入れる覚悟、かな」
一息ついて、葦仁先生が説明する。
「あなたのために生きる。あなたのためなら死ねる。これはけっこう簡単に言えるセリフなんだ。自分のことを自分で決めてるから、好きな時にやめられる」
「言われたほうはちょっと……重いですよね」
「相手のナルシシズムから勝手に宣言された言葉に、責任を感じる必要はない」
「でも、嬉しいって思う人もいるでしょ」
「同じだよ。そう思うほとんどの人間は、こんなにも愛されてる自分に酔ってるだけ。酔いが冷めれば、私の人生も命もすべてを背負ってなんて言う人間からは逃げたくなるはずだ」
マオさんが葦仁先生を見る瞳が生温かくなる。
受付表に書かれたそれを読み上げ、葦仁先生は首を傾げる。
「これ、変な言い方だね。ダメ男とつき合うのはきみの意思だろう? そうなりたくないならしなければいい。つき合わないって選択肢は一度もなかったの?」
「え……と、出会うのがダメ男ばっかりで。おつき合いするのは好きになったからで……誰でもいいわけじゃないです。ダメ男が嫌なら、好きでも断ればいいってことですか?」
「きみ、歳いくつ?」
マオさんの問いには答えず、葦仁先生が問う。
「24歳ですけど……」
「『ばっかり』っていうからには、今までに交際した男性はひとり二人じゃなくそれなりにいるよね?」
不躾な質問に、マオさんの眉間に皺が寄る。
「一応、それなりには……」
「なら、自分がどういう人を求めているのか、気づいてるんじゃないの」
「求めるというか、理想の男性像はあります。でも、好きになる人はいつも理想とは違って……だからうまくいかないのかもしれない」
「ふうん」
葦仁先生はテーブルに立てた右手の甲に顎を乗せ、マオさんをジッと見つめる。
沈黙とまでいかない、ほんの10秒足らずの時間が経過したところで。
「あの、ひとつ聞いていいですか?」
黙って見つめられることの居心地の悪さに耐えかねたように、マオさんが口を開く。
「もちろん。質問があれば遠慮せずにどうぞ」
「先生は34歳だって聞いたんですけど……」
葦仁先生がチラリと私に視線を寄越した。私は口角を少し上げ、肩を竦めて見せる。
「若くないですか? まだ学生だって言われても疑いませんよ」
マオさんがそう言うのも無理はない。
実際、葦仁先生はとても若く見えるのだ。
180センチくらいの身長に小さめの頭。漆黒の髪はサラサラとフワフワの間くらいで全体的に長め。前髪は睫毛にかかっていて、耳はほとんど見えない。
シャープな印象の整ったその顔は白く透明感があり、決して童顔ではないのに少年みたいな危うい無垢さを感じさせる。
私自身、初めて会った時は自分より年下にしか見えなかった。
ただし、葦仁先生の瞳だけが、年齢に見合うかそれ以上の人生経験を積んできたとわかる深みと暗さを擁している。
そのことに気がつくのに時間はかからない。
マオさんもじきにわかるはず。
葦仁先生が若いのは外見だけ。
中身は老獪で意地の悪い、心の奥を容赦なく引きずり出すセラピストだと。
「男にとって……少なくとも僕にとっては褒め言葉じゃないけど、ありがとう」
「いえ……すみません」
「謝る必要はないよ。さて。まず、きみの認識をハッキリさせよう」
葦仁先生は手の甲から顎を外し、テーブルの上で両手を組んだ。
「マオさんの言うダメ男とは?」
「うーん……と。女にだらしなくて、平気で浮気したり二股かけたりする男。自分勝手で約束を守らない。あとは……ちゃんと向き合って話をしてくれないとか」
「働かずに女を食い物にする男や暴力を振るう男、犯罪に手を染める男は?」
「さすがに、そんな男とはつき合いません」
「なるほどね。だいたいわかった」
納得する葦仁先生を怪訝そうに見るマオさん。
「何がわかったんですか?」
「きみにとってのダメ男は、端的に言うと『きみを大切にしない男』だ」
「そう……かな。でも、私にいろいろしてくれた人もいたし」
「たぶん、その人は自分に都合がいいからそうしてただけで、あなたのためじゃないと思うよ」
「どうして?」
「その答えはこれから一緒に見つけよう」
腑に落ちない様子のマオさんを、葦仁先生は気にしない。
「一般的に、女性から見たダメ男は 大きく分けて2種類。常識的な行動が出来ない、浪費癖がある、酒癖が悪い、暴力的、時間にルーズ、嘘つき、不潔、社会のルールを守らないなど、人としてダメな部分が多い男がひとつめ。法を犯す人間は当然ここに入る」
「嘘がうまい人もいたな……」
マオさんがボソッと呟いた。
葦仁先生は軽く頷いて先を続ける。
「もうひとつは、女性にとって好ましくないダメ男。きみの言っていた、浮気性の男や女を自分の持ち物のように扱ったりする男。つまり、自分を愛している女には何をしても許されると思って好き放題の男だ」
「ふたつめの種類のほうですね。私のダメ男は」
「こっちは、人としてまともな男も多い。社会的に成功してたり、職場の上司や顧客の受けはよかったりする。まぁ、ボーダーは曖昧で重なるダメ男もいるけど」
「最悪ですねそれ」
「そうだね」
「で、そういう男とばかり出会うのは……私が引き寄せているのかな、やっぱり」
「というより、きみがわざわざ寄っていってるんだよ」
数秒だけど硬い沈黙。
「自分からダメ男に? そんなわけないでしょ。真剣に悩んでるのに」
「実際、きみは好きになるんだろう? だから、つき合うんだと言ったね」
「それは……女関係に問題があってもいいところもあるし、本気で好きになったら仕方ないっていうか……」
「なら、今悩んでここにいることはないよ。どんなマイナス面をも凌駕するほど愛していれば、その相手とともに生きていることが最上の幸福だ。自分にとって相手がすべて。世界も正義も自分のプライドもどうでもよくなる」
マオさんが唇を噛んだ。
「ただし、そんな愛は滅多にない。相当な覚悟が要るからね」
「そうですか? 相手の欠点も許して何もかも受け入れて愛してるって人……けっこういません? 私には無理だけど」
自嘲気味にマオさんが笑う。
「愛する人が私のすべてですって言い切る人がいると、じゃあその人がいなくなったらどうするのって思うんです。冷めた目で見ちゃう。私、こういうところがダメなんですかね」
「いや。それは普通の感覚だよ。大概は、こんなにあの人を愛してる自分、あの人のために生きている自分に酔ってるだけだ。」
「厳しい見方ですね。先生の言う相当な覚悟がある人も中にはいるでしょ」
「僕が言ったのは、愛する覚悟じゃなく愛される覚悟のことだよ」
「え……?」
「正確には、そこまでの愛を受け入れる覚悟、かな」
一息ついて、葦仁先生が説明する。
「あなたのために生きる。あなたのためなら死ねる。これはけっこう簡単に言えるセリフなんだ。自分のことを自分で決めてるから、好きな時にやめられる」
「言われたほうはちょっと……重いですよね」
「相手のナルシシズムから勝手に宣言された言葉に、責任を感じる必要はない」
「でも、嬉しいって思う人もいるでしょ」
「同じだよ。そう思うほとんどの人間は、こんなにも愛されてる自分に酔ってるだけ。酔いが冷めれば、私の人生も命もすべてを背負ってなんて言う人間からは逃げたくなるはずだ」
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