無知な私

トモ

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新婚生活

慌ただしく結婚した2人は、付き合っていたころと、あまり変化はなく、住む家が同じになっただけという感じで初めは暮らしていた。

住居などの生活費は、カイルが管理して、出していた。

食費は、メルが出していた。
話し合って決めてはいないけど、自然と自宅に帰るのが早い、メルが食事、洗濯などの家事も担当に。

ある日、帰ってきたカイルが、「来週から1カ月ほど海外出張になったから」
そう言ってきた。

メルは「海外出張?よくあるの?」と聞くと、「俺の職業、記者だから、いろいろ飛び回るのが基本」とそっけない返事。

メルは付き合っていた時より、クールになったな。まぁ毎日一緒だし、こんなものかな?
そう思って、「そっか。わかった。」そう返事した。

そして1カ月の出張に行く前日は、いつもより激しめに抱かれた。

もちろん中にたくさん出していた。

メルは、もし妊娠したら、1人で子育てになるのでは?と、一瞬頭をよぎったが、産まれたらきっと変わるよね。まだ赤ちゃん授かったわけでもないし。
その時に考えようとあまり深刻にはならなかった。

そして、1カ月後、帰宅したカイルは、少し日焼けしていた。
元気な姿にホッとした。

ただ少し機嫌が悪そうな雰囲気をまとっていた。

疲れてるのかな?そう思って、余計なことは言わずに、「おかえり。お疲れ様」
と笑顔で出迎えた。

カイルは「ただいま」と少し嬉しそうな顔をして頬にキスをした。

メルに、「はい。これお土産」

そう言ってチョコレートとコーヒーをくれた

「ありがとう。あとで一緒に食べようね」

と笑顔でお礼を言って、部屋に入った。

夕食後、お土産を頂きながら、「疲れたでしょ?今日は早めに休んだら?」とメル。

カイルは、「そんなに疲れてないから大丈夫。慣れてるし。いずれは、メルにも同伴が必要な出張もあるから、その時はよろしく」
と唐突に言われ、「えっそんなことあるの?」
と聞くと、「ある程度のポジションまでいくとあるよ。まだ今のところは、予定ないけど」

何気ない会話の中に、知らない情報がチラホラ入ってくる事に、メルは、少し不安を感じた。

私の意見は取り入れてもらってない。まだ強引に何かを勝手にされたわけではないけど、なんだかこれから不安だな。少しそう感じた瞬間だった。

歳上の男性だし、こんなものなのかな?私比べる相手いないから、一般常識がわからないなと感じた。

そして1カ月振りに、夜を過ごした。


更に激しさを増した抱き方。


何度も抱かれ、メルは体力の限界。眠ってしまった。






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