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竜と黒炎の姫君編(魔法少女になった)
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しおりを挟む学校・遥
「ねぇ鉄次!このゲーム面白いよ!」
遥は携帯を鉄次に見せた。
「ゲーム?って、、、コレ、今話題のゲームじゃん」
そのゲームの名は、『竜と黒炎の姫君』。オンラインで、簡単操作で竜と戦い、お姫様を助けるゲーム。
「俺もやってんだけど」
鉄次は遥に言った。
「マジ!フレンドになろうよ!」
「いいよ」
遥は鉄次とフレンドになった。
遥、鉄次の家・遥
2人は竜と黒炎の姫君をプレイしていた。
「鉄次、コイツを倒して?」
「自分で倒せよー」
とか言いつつ、鉄次は敵を倒す。
「鉄次」
「何?」
「課金していい?」
遥は鉄次に聞いた。
「、、、ダメ」
「一回だけ!」
「ダメ!」
「う、お、お願い(泣)」
遥はお得意の嘘泣きを、鉄次にした。
「、、、あーもうわかったよ!一回だけだからな!」
「ありがとう!」
遥は言い、コンビニへ向かった。
課金カードを購入し、遥は早速課金した。
次の日・学校・遥
遥のクラスが騒がしかった。2人は教室に入った。
「何があったの?」
遥はクラスの洋鬼に聞いた。
「早苗が1週間くらい、家に帰ってきてないらしいんだ」
「、、、最近学校来てなかったもんな、家出か?」
鉄次は考察した。
「そういえば早苗って竜黒プレイヤーだったよな?」
洋鬼が突然言った。
「洋鬼?何言ってんだ。失踪とゲームに何も関係はないだろ?」
「あるだろ。知らないのか?鉄次」
「何を?」
鉄次は洋鬼に聞いた。
「最近、竜黒プレイヤーの何人かが失踪してる事件だよ」
「そんなのあんのか」
洋鬼は更に言った。
「しかも失踪者の殆どが、課金した人達何だよ」
洋鬼の話しを聞いた鉄次は遥を見た。その時、教室のドアが開いた。そこには早苗が居た。
「さ、早苗!」
「な、何?皆んな?」
早苗はとぼけたかの様に言った。
「失踪したって本当か?!」
「失踪?何言ってんのよ。私ずっと家に居ただけだよ?」
「は?」
クラスの皆は、固まった。
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