全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

文字の大きさ
40 / 62
戦い編(上)

40 ※

しおりを挟む
「う、あ、あれ?」
「さて、色々聞こうか」
俺はアレックスを、近くの廃工場に拉致した。皆んなで。
「て、鉄次君!こんな事して、いいと思ってるの?!」
「チッ、おい。アンタはどうして此処四境に来たんだ?答えろ」
「、、、女に雇われたのよ」
「誰に?」
「、、、小傘縁よ」
わかってた。あの女以外いない。
「グレッドとアンタと、もう1人は何処だ?」
「ッ!」
アレックスは驚いている。更に詳しく聞いた。
「ライアンは何処だ?」
「ライアンは、、、死んだのよ」
「は?」
「ライアンは、小傘に反抗して怒りを買って、、、」
俺はますます小傘を殺したくなった。
「小傘には、立ち向かわない方がいい!絶対!絶対!」
「うるさい。俺は、小傘を殺す!何がなんでも、必ず、、、」
「へぇー凄い、、、誰か助けて!」
アレックスは外に向けて叫んだ。
「結界魔法を張っていてな、声は外に出ないんだよ」
「う、、、そ、、、」
「だからアンタは、2度と出られない」
俺はアレックスに絶望を与え、外に出た。外は既に、夜の顔を出していた。
「そろそろ帰るか」
俺達はその場で、解散した。


家・鉄次

俺と遥は、飯を食っていた。
「、、、」
「、、、」
俺達は、黙々と食べ続けた。その時、遥が急に口を開いた。
「お風呂、一緒に入らない?」
「え、、、」
俺は戸惑った。最終的に頷いてしまった。まさか、女子と風呂に入るなんて、、、
俺はそう思いながら皿を片付け、風呂のスイッチを入れた。
「なんで急に、一緒に風呂に?」
「わからない。でも、なんか、、、」
「えぇ、、、」
そして、風呂が沸き、入れる様になった。
「行こう、鉄次」
「うぅ、うん」
俺は服を脱ぎ、下半身にタオルを巻き、湯船に浸かった。そして、遥は上半身にもタオルを巻いて、湯船に浸かった。
「修学旅行かー、まったく、俺達は楽しめねーのに」
「ねぇ、鉄次は私の事、どう思うの?」
「えっ?急に何?」
遥は俺に近づいた。
「えっ、ちょっと、」
「どう思う、、、」
「あ、ちょっ、、、」
遥は近づき、俺にキスをした。俺は遥に抱きつきながら、キスをした。
「鉄次、」
「遥、」
俺は遥のタオルを取ろうとしていた。
「鉄次、ちょっと」
「あ、、、」
俺は何をしてたのだろう、、、。
「うふ、いいよ」
「は?」
俺はビビった。遥に、、、そして俺は、遥のタオルを取った。
「ッ、、、」
「鉄次、、、どう思う?」
「可愛い、好きだよ」
「何回目かな?」
「知らないよ、遥」
俺はそう言い、彼女の胸を、、、
「ってバカ、、、」
遥が注意した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております

紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。 二年後にはリリスと交代しなければならない。 そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。 普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

包帯妻の素顔は。

サイコちゃん
恋愛
顔を包帯でぐるぐる巻きにした妻アデラインは夫ベイジルから離縁を突きつける手紙を受け取る。手柄を立てた夫は戦地で出会った聖女見習いのミアと結婚したいらしく、妻の悪評をでっち上げて離縁を突きつけたのだ。一方、アデラインは離縁を受け入れて、包帯を取って見せた。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

冷徹公爵の誤解された花嫁

柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。 冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。 一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。

ある辺境伯の後悔

だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。 父親似だが目元が妻によく似た長女と 目元は自分譲りだが母親似の長男。 愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。 愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

処理中です...