全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

戦い編(上)

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早朝


俺はすぐ近くのコンビニで、弁当を買おうとしていた。
「、、、あ、」
「鉄次、、、」
そこには麗子が居た。
「最近、おかしい気がするのよねー、」
「俺もだ」
俺はそう言い、レジへ向かった。


小傘縁

彼女は『竜と黒炎の姫君』と言う、大ヒットゲームの開発チームの1人。彼女は幼い頃に両親を亡くし、ゲームの開発リーダーと出会うまでは、1人で暮らしていた。ある日、彼女はゲームセンターでひっそりと、ゲームをしていた。その時、とある女性が彼女に話しかけた。その女性は開発リーダーの綾部誠子あやべせいこ。綾部は彼女を匿った。ある日、彼女は夜の街を歩いていた。その時、彼女は不良に絡まれ、大怪我を負い、病院に入る事になった。
(なんで、世界はこんなにクソなの)
彼女はつくづくそう思った。彼女は退院後、猛勉強をして、綾部誠子が務めているゲーム開発会社に入った。

2072年

綾部誠子は『竜と黒炎の姫君』を作成した。その頃に彼女は、この世界のクソを消す為、竜と黒炎の姫君にとあるデータを入れた。それは『課金したものは、何かの能力を手に入れることができる。更に、ゲームをアンインストールすると、死亡する』だ。
(これでクソどもは死ぬ！)
彼女はゲームで、何人も手にかけた。


駅・鉄次

俺は駅で、人を待った。奴ならあそこで何か情報を持ってるかもしれない。すると、駅から人混みに紛れて、誰か出てくる。
「久しぶりだな。獄中生活どうだったんだ？純一郎？」
「僕はもうこの町には居たくないんだけど」
「良いんだよ。皆んな、いいって言ってるしさ」
「えぇ、、、」


ファミレス

俺と純一郎は皆んなが居る、ファミレスに入った。
「鉄次、、、て、、アンタ、、」
嘉代子は純一郎にすぐ、気付いた。嘉代子は純一郎に近づき、ビンタした。
「アンタ！どの面して帰って来たのよ！」
「、、、う」
「どうせ、親に人を殺さないとお前を殺すって言われてあれやったんでしょ？！」
「なんでわかった！？」
純一郎は嘉代子に向かって叫んだ。
「アンタの事はわかってんのよ！」
「なんで！」
あぁ、このままじゃ終わりそうにねーな、、、。
「もうやめろ！純一郎、座れ」
「あ、あぁ」
俺と、純一郎、嘉代子は席についた。
「純一郎、おかえり」
楽徒は純一郎に言った。
「あぁ、、、なぁ鉄次、早苗は？」
「その名を今言うな、、、」
「なんで？」
純一郎はまだ、知らなかった様だ。
「麗子、話してやれ」
麗子は頷き、純一郎に話した。
「、、、はぁ？し、死んだ？早苗がか？」
「本当よ、あなたが獄中生活中に、ゲーム開発者の1人に、撃たれて殺されたのよ」
京子は純一郎に言った。
「そのゲーム開発者って誰だ？」
「小傘縁って言う人だ」
俺は純一郎に言うと、急に純一郎は、
「あの女かぁ！」
と言った。
「あの女？」
麗子がそう聞くと、
「あの女、獄中出てすぐに！よくもやりやがった！」
と言った。
「小傘縁、まさかの獄中あがりだとは、、」
俺は小声で言った。