全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

文字の大きさ
44 / 62
戦い編(上)

44 ※

しおりを挟む
四方八方バリアで塞がれていて、抜け出すことが出来ない。
「遥の予想は大当たりだったよ」
「さぁ、抜け出せないよ?どうするのかなー?高校生は」
奴は凄い煽ってきた。舐められたもんじゃねぇ。
「遥、」
「なに?」
俺は奴に聞かれない様、超小声で喋った。
「わかった」
遥はそう言い、俺の方を向いた。
俺は頷き、奴の目の前で、遥にキスをした。
「はぁ?!何人の前で、えぇ?!ちょっと!イラつくんですけど!」
俺は遥と、手を繋ぐ。
「イチャイチャしてんじゃねーよ!高校生共!」
奴の事は、平気で無視した。
「このーー!爆ぜろ!爆ぜろ!爆ぜろ!リア充!」
奴は天井を向いて、叫んだ。俺はその隙に遥と一緒に、光柱を奴に当て、気絶させた。気絶したと同時に、バリアは弾け飛んだ。
「今のうちにそこの梯子、登れ!」
「うん」
遥と俺は梯子を登った。遥は、マンホールを開け、外へ出た。俺も、遥に続き、出た。
「2度とこんなとこ来るか!」
「もう嫌だ、水道なんて、」
「ここって、、、」
「さっきの所だね」
「戻って来たのか」
俺達はいつの間にか、最初の場所に戻っていた。ここから家は近かったので、よかった。


夜・家

俺は遥と一緒に、飯を食べていた、、、嫌な予感しかしない。
「鉄次、、、今日も、入ろ?お風呂」
「またか、、、いいけど」
「やった!」
遥はそう言い、皿を片付けた。
「はぁ、、、」
俺はため息を吐きながら、皿を片付け、風呂のスイッチを入れた。
俺は風呂が沸くまで、ベッドで寝っ転がった。


風呂

俺と遥は服を脱ぎ、タオルを巻き、湯に浸かった。
「ねぇ、鉄次。鉄次は、私の事、好き?」
「は、はぁ?す、好き、だ、よ」
「鉄次、、、」
「何?」
すると遥は、タオルを取った。
「えっ!ちょっと!それはまずいよ!」
「、、、今日も、、、?」
俺は、固唾を飲み込んだ。俺は無意識に、遥の胸を揉んでいた。
「あ、」
遥は首を横に振った。
「、、、」
俺は、、、俺は、、、
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております

紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。 二年後にはリリスと交代しなければならない。 そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。 普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

包帯妻の素顔は。

サイコちゃん
恋愛
顔を包帯でぐるぐる巻きにした妻アデラインは夫ベイジルから離縁を突きつける手紙を受け取る。手柄を立てた夫は戦地で出会った聖女見習いのミアと結婚したいらしく、妻の悪評をでっち上げて離縁を突きつけたのだ。一方、アデラインは離縁を受け入れて、包帯を取って見せた。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

冷徹公爵の誤解された花嫁

柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。 冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。 一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。

ある辺境伯の後悔

だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。 父親似だが目元が妻によく似た長女と 目元は自分譲りだが母親似の長男。 愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。 愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

処理中です...