全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

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戦い編(下)

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数日後

俺達は外の調査に出ていた。


基地を離れて10キロ

東京都足立区

「やっぱり人は居ないか、、、」
遥は黄色になった街を見て言った。
「遥、前から気になってたんだけど、、、」
俺はどうしても、遥に聞きたかった事があった。
「何?」
「純一郎は、どうなったんだ?」
「純一郎は、、、死んだのよ」
「えっ?」
「あなたが目覚める前の日に、WE体に突っ込んで行って、、、」
「そんな、、、アイツ、、、」
「今日はここまでかな?戻ろう!」
遥は皆に命令した。


基地

「この子、元は6歳なんだよな?」
俺は体育座りしている、男の子を見ながら遥に聞いた。
「そうだね。最近発見された、16歳の少年。今まで外の世界で生きていた子」
「今まで、外で、、、」
俺は体育座りの子を見た。


次の日

俺はベッドから起きた。
「ん?なんか目線が、、、」
俺は鏡を見た。
「あ、、、お、大人になってる、、、」
背は伸び、顔が少し変わって、、、
「、、、」
俺は黙って鏡を見ていた。
「鉄次?」
その時、遥が部屋に入ってきた。
「、、、大人になったんだね」
「あぁ、」
俺は振り向いて言った。
「、、、また、ヤれるね?」
「、、、」
俺は黙った。


数時間後

俺は指揮室に居た。
「鉄次!大人になったんだな!?」
「、、、まぁな、」
何回言った?その時、WE体出現反応が出た。
「来たのか!?」
「山の奥から来ます!」
山から出てきたのは、肉片を落としながら、血を垂れ流し進んできたグロテスク型だった。
「グロテスク型、これで何回目よ」

「ゾンビ映画にはもってこいの奴だ。ミサイルの準備は?」
「準備完了!」
「発射!」
ミサイルはグロテスク型に向かって4本、発射された。ミサイルは全て、直撃した。
「よし!」
黒煙のせいで、何も見えない。しばらくすると、黒煙は消えた。
「どうだ?」
グロテスク型は、生きていた。
「な、直撃のはずだ!」
楽徒は俺に向かって、言った。よく見ると、グロテスク型の前にバリアの様なものが張ってあった。
「バ、バリア?!」
グロテスク型はジャンプをし、基地に直接攻撃した。
「うわぁー!」
グロテスク型は基地の壁を殴って、破壊しようとした。
「鉄次、グロテスク型みたいなバリアで、奴を吹っ飛ばせる?」
「、、、やってみる!」
俺は能力を発動させ、強力な、範囲の広いバリアを展開し、グロテスク型を吹き飛ばした。
「鉄次、今よ!」
俺は吹っ飛んだグロテスク型の身体に、真上からレーザーを当てた。
「目標、沈黙しました!」
「やったぁー!」
俺達はグロテスク型に、勝った。
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