全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

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戦い編(下)

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数時間後

グロテスク型の肉片を回収

「臭いな、」
俺達はグロテスク型の死体を片付けた。
「グロテスク型だけよ。全く、困ったものよ。こんなの、何も得られないし、ただの腐ったゴミだよ」
「あぁ、」
その時、遥の持っていたトランシーバーから声が聞こえた。
「遥指揮長!」
「何?」
相手は京子の様だ。
「そこを離れてください!」
「何?」
「WE体出現反応が出てます!」
その時、すぐ近くの山からロボット型が出現した。
「ッ!総員、基地に退避!」
俺達は基地に逃げ込んだ。
「何故、1日に2体出るのよ!?誘導ミサイルは?」
「用意出来ています!」
「ダメだ。今ロボット型は基地の壁に掴まっている状態。そこに誘導ミサイルを撃って避けられたら、基地の壁がパーになる!」
俺は遥に言った。
「じゃ、どうすれば!」

ガァン

「何?!」
「ロボット型が、基地の壁を殴ってる?」
俺は映像を見て言った。
「、、負ける!」
と。
「どうするのよ!」
「爆発、、、はどうでしょうか?」
楽徒が言った。
「それだ!奴の体内に爆弾をぶち込めば、中から弾け飛ぶ!」
俺はそう言ったが早苗に、
「でも、肝心の爆弾は?」
と聞かれた。
「遥?!」
「武器庫に大量に置いてある!」
遥はそう言い、武器庫から爆弾を持ってきた。
「、、、誰が行きますか?」
「早苗、、、俺が行く」
俺はそう言い爆弾を4個持ち、
「ぶっ飛ばしてくる」
と言った。
「うん、生き残って」
遥は言った。俺は外に出て、ロボット型を見た。
「さぁ、来いよ!バケモノ!」
ロボット型は、俺に飛びかかった。俺は奴の口の中に入り、喉の奥に爆弾を突っ込み、起動させた。
「鉄次!」
その時、遥の声が聞こえた。そして、爆発した。
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