豁サ逕コ縲(死町)season3・4・5

霜月麗華

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気晴らし編(四境編)

第3-3話 早苗と凛

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早苗は中3の時に、家族を亡くした。その時から一人暮らしで、寂しかったのだ。だが、5月17日にアンドロイドが来たのだ。寂しそうにしていた早苗は、凄い元気になり学校では、いつもハイテンションなのだ。

学校・昼休み

「早苗」
「何、鉄次?」
「凛の件だが、、、」
「何?」
「なーんか、怪しいんだよ」
「何処が?」
鉄次は凛の怪しい点を全て話した。
「まず左手。凛は左手に指輪をしてた。」
「え?マジ?」
「アンドロイドが結婚する訳がない。更に、指輪をよく見ると鉱石っぽい部分がボタンだった。」
「え?、、、訳が分からないよ」
「指輪が何かに変形するか、もしくは何かを引き寄せるかだ」
「、、、そんなことできるの?」
「今の科学じゃ、、、だな」
「えっ?マジ?」
「あぁ、マジだ。色々進歩してるんだよ。科学はよ」
「変なの、、、」
「凛、ただのアンドロイドじゃないな」
鉄次は早苗の席から離れ、自分の席に行った。

早苗の家

鉄次達3人はまた、早苗の家に居た。
「お帰りなさい、早苗様」
「たっだいまー」
「お2人も、どうぞ」
鉄次、遥は凛に誘われた。
「お茶、お煎餅を用意してあります」
「ありがとう!」
早苗は凛に甘えている。
「なぁ、早苗?」
鉄次は早苗に話しかけた。
「ん?」
「物をインターネットとかで買った時につく、請求書みたいなやつは?」
「ないの」
「は?」
「無料って事かな?」
「無料で凛を貰えるってどういうことよ?」
遥が言った。
「しかも、こんな可愛い奴」
鉄次がそう言うと、遥がこっちを向き、
「あ?」
と、言った。
「っ!いやーごめんごめん!なんでもないよ、うん、ね?」
「可愛い?コレ?私よね?可愛いの?」
「は、はい!」
遥が鉄次を脅す。
「まぁ、ね?やめて、、、ね」
早苗が言う。
「あっ、そうだ!今日スーパーの特売じゃん!凛!」
早苗は凛に命令する。
「私スーパー行ってくる。凛はあの2人がイヤらしい事しないよう見張っといて!」
「かしこまりました」
早苗は家を出て、スーパーへ向かった。
「イヤらしい事何かしないよ!」
2人が言う。

スーパー

早苗はスーパーに入ろうとした。その時、スーパーの中から叫び声が聞こえた。そして、入口からナイフを持った男が出てきた。
「ひっ」
「邪魔だぁ!どけぃ!」
男が早苗を刺そうとした瞬間、目の前が光った。
光が消えた時、その場に居たのは、男を吹っ飛ばした凛だった。
「え?凛、なんで!?」
「お怪我はございませんか?」
「ないよ。だけど、、、」
と、言った時、凛は指輪を外し、ボタンを押した。
その時、空から何かが降ってきた。その何かは凛の右腕を固定し、盾の様な物になったのだ。
「あなたは、主人である早苗様を傷つけようとした!」
「あん?!」
「よってあなたを、、、」
「だからなんだよ!!!」
やります逮捕します
「は?」
その時、盾が弓に変わった。
凛は矢を射る。矢は男の足に当たった。
「うぁぁぁぁぁ!!!」
血が出る。
「早苗ー!」
「鉄次、遥!」
鉄次がこう言った。
「心配したんだぞ!」
「もう、、、」
遥は泣いている。
「凛はやっぱり、普通じゃねえな」
鉄次は凛を見ながら言った。



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