豁ｻ逕ｺ縲(死町)season3・4・5

気晴らし編(四境編)

第3-4話 Hurtling Boys

4人は早苗の家に帰った。
「はぁ、何かどっと疲れた、、、」
鉄次が言う。
「あのさ、凛」
「はい、何でしょ？」
「あの男はどうした？」
「あの男は処刑逮捕しました」
「えぇ～～」
凛はそう言った後、キッチンへ向かった。
「帰っていいか？」
「うん、いいけど、どうした？」
「、、、なんでもないよ、だけど、なんか、な？」
と言い、鉄次は家へ帰った。
「鉄次、大丈夫かな？」
「知らん」
遥は言った。

外

鉄次は家に向かっていた。空は何故か曇っていた。黒い雲が町を覆おっていた。
「そろそろ雨が降るか」
ボソッと呟いた。雨が降るかもしれないと思ったのか、鉄次は走った。その時だった。横からトラックが突っ込んできた。
鉄次は1メートル程飛ばされた。
「うっ、、、」
トラックから人が出てきた。
「君！大丈夫か！」
だんだん声が聞こえにくくなってきた。不幸だ。走っていたら急に轢かれるなんて、、、
身体のあちこちが痛い。激痛だ。動けない。
「たす、、け、、、て、、、」
声が出せなくなっている。鉄次は気を失った。

病院

気がつけば病院に居た。そこには遥と早苗、凛が居た。
「鉄次、、大丈夫？」
と、遥が言った。
「う、うん」
鉄次は身体をよく見た。腕は包帯をぐるぐる巻きにされ、足は動かさない様に、ガッチリと固定されていた。ゆういつ動かせるのは、左腕だけだった。
「痛ぇーー」
「、、、」
3人は黙っていた。
「、、、帰っていいんだぜ？」
鉄次がそう言うと、遥は、
「嫌だ、居る」
と、言った。


Hurtling Boysは、止まったのだ。