豁ｻ逕ｺ縲(死町)season3・4・5

過去暴し編(金沢編)

第3-11(1)話 百花繚乱

4人は金沢の街を歩いていた。車の量が凄い。彼女らは『百花繚乱！カルタ遊び大会！』に参加希望していた。因みに出場者は槍雲。
「楽しみだぁー！」
槍雲はとても喜んでいた。

大会

大会の出場者は子供から大人、老人などと、年齢層がかなり広かった。中には福俵泰造もいた。
「本気だー！」
京子は槍雲を応援した。その時舞はとある人を見ていた。その人はカルタが得意のようで、全てを　取っていた。
「あの人、凄いなー」
観客がそう言った。
「人、じゃない」
と、舞は言う。
「えっ？なんで？」
「あの高速の動き、アンドロイドにしか出来ない。もしや、」
「誰？」
京子は聞いた。
「百花繚乱か」
「何それ？」
「百花繚乱は平和を臨む者です。ですが、何故ここに？」
「そうなのね、、」
すると、百花繚乱はこちらを向いたのだ。
「あれ、ほっちゃんじゃん！」
「なんであなたがここに居るの？」
舞は百花繚乱に聞いた。
「船の事故知ってる？」
舞は頷いた。
「その事件を追ってるの」
「私と同じですね」
「あ、そうなんだ」
京子は百花繚乱に近づき、
「あなたはアレアンドロイド？」
と、聞いた。
「えぇ、そうよ」

結果

優勝は槍雲だった。
「やったー！」
「嬉しそうで何より」
明日香は言った。
「アレって百花繚乱よね？」
槍雲は舞に聞いた。
「そうですね。目的は私と変わりません」
「そうなんだ」
百花繚乱は彼女らについていたが、途中で消えてしまった。百花繚乱は何だったのか、分からない。

京子の家

京子は気になっていた事があった。
「舞、ホントに百花繚乱は船の事故を調べる為にコッチにきたんでしょ？」
「そうですね」
「嘘だとしたら？」
「っ！彼女は嘘をつきません」
「ホント？」
「はい！」
舞は本気だ。舞は百花繚乱について更に話した。
「百花繚乱にはあだ名が付いているのです」
「どんな？」
「毒桜です。攻撃の時に毒性の強い桜の台風を纏うからです」
「怖」
京子は少し怯えていた。
「百花繚乱には喧嘩を売らない方がいいですよ。アンドロイドの中では1番強くですからね」
と、舞は更に話した。
彼女らはそのまま京子の家に向かっていた。