豁サ逕コ縲(死町)season3・4・5

霜月麗華

文字の大きさ
19 / 34
和汚し編(金沢・四境編)

第4-5(1)話 Tragedy of a new town

しおりを挟む
了子は地下室を後にした。次のターゲットは秋葉柊子あきばしゅうこ。2人目のいじめっ子だ。
町の真ん中で秋葉を発見した。了子は秋葉を拐うタイミングを窺っている。1人になった。秋葉は路地裏に入った。秋葉に続き、了子も入った。了子は麻酔薬の入った、注射器を隠し持っていた。そして、了子は注射器を秋葉に刺し、麻酔薬を入れた。すぐに秋葉は寝た。

地下室

「う、うーん?」
秋葉は起きた。左側に目を向けた。そこには、怖い形相で鉈を持った了子が居た。
「ひぃ!」
秋葉はすぐ立ち上がり、了子から逃げた。了子は秋葉の後を歩いて追いかけた。
「何よ!もう!」
秋葉は逃げた。が、その通路は行き止まりだった。更に壁のすぐそこに檜原の四肢のない死体があったのだ。
「うわぁ!え!?ちょっ、、、」
秋葉はL字に曲がった通路を反対に走った。が、了子が近くまで来た。
「な、何よ!そんな物騒な物持って!」
「、、、」
了子は秋葉に近づき、鉈を動かし、秋葉の首を斬った。秋葉の頭と胴体が離れる。頭はどこかへ飛び、身体はその場で倒れた。身体から血がドバドバと出る。
「たのしぃなー」
了子は死体を片付けた。
「たのしぃなー、いじめっ子達の悲鳴、傷口から出る綺麗な血、腐っていく死体、全てが綺麗。美しい、あぁ、全てはあの子の為、あはははは!」
了子は笑った。了子は次のターゲットを探した。
次のターゲットは赤坂畄あかさかりゅう。彼女は学校が終わると、毎日の様にゲーセンへ行った。了子は彼女がゲームしている隙に拐った。

地下室

「う、うん?」
「起きたか」
赤坂は辺りを見渡す。
「こ、ここどこよ!」
「、、、さぁね」
了子は床に置いた鉈を手に取った。
「ひっ!何するつもりよ!」
「自分がやってきた事、分からないんだ」
「え?何よ!」
「い・じ・め」
赤坂は黙った。
「死をもって償いなよ」
「ご、ご、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「チッ、今更命乞いか?、、、分かったよ、殺さないよ。はなぁ?」
赤坂は更に黙った。

次の日

了子は雪島翔子ゆきしましょうこを狙った。彼女もまた、ゲーセン徘徊者である。赤坂の時と同じ様にして捕まえた。

地下室

「あ、あれ?」
「起きた?」
雪島は目を開けた。なんと、目の前には鉈を持った了子が居た。
「ひ!」
「自分の罪、分かるよね?」
「ごめんなさい!ごめんなさい、、、畄じゃん!」
畄は了子にこう言った。
「ねぇ、了子!やめてあげて、翔子は、翔子だけは!」
と。
「、、、」
了子は黙って、雪島翔子に近づく。雪島翔子が叫んだ。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな、、、」

ザシュッ

ビチャッ

了子は雪島翔子を斬った。血が飛ぶ。雪島翔子は息絶えた。
「いやぁあああああああああああああ!」
赤坂が叫んだ。了子は言った。
「うるさいんだよ!あんたもこうなりたいか?!」
赤坂は黙って首を振った。
「それで良いんだよ、それで。死にたくないもんね?」
赤坂は首を縦に振った。だが、了子は、
「フフフ、残念」
と言い、赤坂を斬ってしまった。
「もう殺す、うるさいもん」
赤坂は倒れ、死んだ。

「フフフ、アハハ!楽しいなぁ!人殺しは!なぁ?そうだろ?」
赤坂の死体に聞いた。返事はない。
「なんか言えよ」
了子は更に斬った。血が飛ぶ。

「あはははは!」


一夜にして2人が死んだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

処理中です...