豁ｻ逕ｺ縲(死町)season3・4・5

和汚し編(金沢・四境編)

第4-7(3)話 Kanazawa and the shikyō

「かがやき510号金沢行き19番線から、発車します」
発車ベルが鳴る。新幹線のドアが閉まる。
「金沢かぁ、初めてだー」
「そうですね」
早苗と凛の会話が聞こえる。
新幹線は上野を通過する。
北陸新幹線かがやきは東京を出発した後、上野、大宮、長野、富山、金沢の順に止まる種別。速達列車で2時間半程で到着する。4人はそのかがやきに乗っていた。
「あのさ」
「何？」
遥が鉄次に話しかけた。
「2人でさ金沢の町、歩かない？」
「いいけど、どうした？」
「な、何でもないよ」
遥は言った。

2時間半後

「金沢着いたーー！」
「まずはホテルに荷物を置きに行きましょう」
4人は駅を後にし、ホテルへ向かった。

ホテル

「4人です」
「504と505です」
「はいはーい」
4人は部屋に向かった。
「じゃ、私凛と寝るから」
「あ、うん」
早苗と凛は504に入った。
「、、、また？」
「、、、そう、ね」
鉄次と遥は505に入った。
「荷物整理しよ。それから出掛けよう」
「うん！」
荷物を整理して、2人はホテルを後にし、兼六園に向かった。

兼六園

2人は兼六園の中を歩いていた。
「綺麗だなー」
「そうね」
2人は話しながら歩いた。
「凛の奴、船の事件で金沢行くつてどうかしてるよな？」
鉄次は遥に言った。
「確かに」
その時、すれ違った女子が振り向いた。が、2人は気付かず、歩いて行った。