上 下
23 / 34
和汚し編(金沢・四境編)

第4-9(5)話 Two female warriors

しおりを挟む

前編 出会えた

2人を助けた人は凛に似ていた。と言うより、凛そのものの様だった。やっている事が凛と同じ感じだった。

鉄次は女性を見た。その時、
「ちょ、舞、何やってるの?」
「人を助けただけですが?」
「そ、そう。あ、お怪我は?」
もう1人の女子が鉄次に聞いた。
「大丈夫ですよ」
鉄次、遥は立ち上がった。その時、
「2人ともー」
と言う、声と共に早苗と凛が来た。
「大丈夫?」
「うん」
凛は舞とか言う女性を見た。
「、、、ほっちゃん?」
「、、、やっちゃん?」
凛と舞は再び出会えたかの様に、喜んだ。
「やっぱり!やっちゃんだ!」
「ほっちゃーん!」
2人は喜ぶ。他の人々はずっと、喜ぶ2人を見た。

後編 探し物

金沢市内の喫茶店

「あなたもですか!」
「ちょっと、大声は」
早苗は京子に言った。
「ごめんなさい」
「遥、本当に大丈夫か?」
鉄次は遥に聞く。
「何回聞くの?大丈夫だって」
「それなら良いんだよ、それなら」
「、、、ところで京子さん、でしたっけ?」
「はい」
鉄次は京子に聞いた。
「アンドロイドを探してるって」
「はい、私と舞、あと明日香って言う人と槍雲です。私達4人はなぎさドライブウェイ付近の海の事件の犯人を追ってるんです」
「なるほど、犯人は凛、舞と同じのアンドロイドと」
京子は更に言う。
「今仲間のアンドロイドは凛さん、私、明日香、舞、槍雲、百花繚乱、そしてあなた達です」
「、、、少ないな」
「はい、もともと少ない人数で、頑張ってましたから」
ここで遥が聞いた。
「あの、今敵は何体いるんですか?」
「敵は、、3人ですね」
「すぐ終わんじゃん!」
「それが、、、ここ1週間見つかってないんですよ」
「何でだ?」
鉄次が言った。
「金沢市の中に居る事は分かってますが、厳密にどこに居るかは分かっていないんです」
「、、、だろうなぁー。今、こう話してても、情報はでてこないし、今日の所は解散しましょうか」
鉄次が提案した。
「そうですね」

その後、全員は解散した。







ホテル・夜

遥は鏡を見ていた。すると、服を脱ぎ始めた。
「、、、、、」
黙って遥は後ろを向き、背中を鏡に向けた。そして、左手で手持ち鏡を持ち、鏡に向けた。鏡には遥の背中が見える。
「、、、やっぱり、」
遥は呟いた。遥の背中には何かの模様が付いていた。

ガチャッ

パジャマを着た鉄次が風呂から出てきた。
「はぁー、、、は、遥?」
「っ!み、見ないで!バカ!」
遥はタオルを持ち、身体を隠した。
「あ、ご、ごめん!てか、背中のそれ、何?」
「、、、わからない」
遥は言った。


「大丈夫じゃないじゃんか」

しおりを挟む

処理中です...