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恋許し編

第5-3(3)話 Love is the best Gabriel and the Curse

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2人は同時に起きた。
「私達、どんだけキスしたんだろう」
「、、、、、知らん」
2人は着替え、廊下へ出た。鉄次は遥のお腹を見た。
「遥、腹少し膨れてないから?」
「え?嘘、、、」
遥は下腹部を触った。
「、、、ホントだ」
「2人共何やってるの?」
早苗と凛が来た。
「何でもないわよ」
遥は下腹部から手を離した。
「先に下行ってるよ」
早苗と凛は先に行った。
「やっぱり、できてる、、、」
「、、、」
2人は早苗、凛を追いかけた。


四境・洋鬼

四境で呪いの調査をしていたが、何も情報がなかった。手詰まり状態だった。洋鬼は、奈津子、刑事を四境の喫茶店に再度呼んだ。
「何か情報はある?」
「ないね、別に犯人が居るわけじゃないからね」
奈津子は言った。
「呪いだったら防ぎ用がないよな?」
刑事は洋鬼に聞いた。
「うん。でも、鉄次達なら分かるかもな」
洋鬼はそう言う。その時、喫茶店のドアが開いた。そこには8歳位の少女が来た。その子は洋鬼のもとへ来た。
「君は誰だい?」
「、、、誰でもないよ」
少女はそう言い、洋鬼にこう言った。
「鉄次、遥っていう人わかる?」
「は?わかるけど」
少女は続けて言った。
「遥っていう人、妊娠してるよ」
「え?は?マジ?」
刑事が言った。
「なんでわかるの?」
奈津子は少女に聞いた。
「なんで?そりゃあ、私が神だからだよ」


金沢・鉄次

鉄次、遥はホテルを出て、早苗の凛に合流した。
「行こ」
早苗は後から来た2人に言った。
「うん。ごめんね」
4人は駅に向かった。


遥は笑った。
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