虐待逃走

#8 夢

外傷のある男子生徒は救急車で運ばれ、カツアゲした先輩ドアホは退学処分。俺は千夏と一緒に下校していた。
「菜水屋。アンタ、将来何になりたいの？」
「外科医師、お前は？」
「警察よ」
「そうか」
俺は千夏の頭を撫でて、
「頑張れ」
と言った。


千夏の家

俺は千夏に引っ張られ、千夏の家に居た。
「杜国羅。お前飯、作れんのか？」
「まぁね」
彼女はそう言い、キッチンへ向かった。
「期待してる」
「まかせんしゃい！」
結果、美味かった。


次の日

今日もクラスは相変わらず五月蝿かった。その時、大木瓜沫が千夏に、
「千夏、アンタ、菜水屋とキスしたでしょ！？」
と聞いた。
「はぁ？！」
俺は千夏は立ち上がった。
「何言ってんだ？」
「わからないの？目撃者いるのよ！？」
ますますわからない。ありもしない容疑を、かけられた。
「、、、何処で？」
「体育館裏よ！」
「そういえば体育館裏って工事中だよな、行けないよな？」
「えっ？」
沫は困惑していた。クラスの皆は、
「そうだよ、工事中だよ」
と言っていた。
「え、、、」
沫は困惑して、教室を出て行った。
「菜水屋、なんで覚えられんの？」
彼女が聞いてきた。俺は、
「カメラアイだよ」
と答えた。