虐待逃走

霜月麗華

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#9 今日

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大木瓜沫は俺が好きだったらしく、いつも一緒に居る千夏が邪魔に見えたらしい。だからあんなありもしない嘘を吐いた、という事。風評被害の事件は解決したが、それのせいで千夏が、他の生徒から虐められる様になってしまった。俺は見過ごさず、千夏を助けた。
「大丈夫か?」
「助けてくれて、ありがとう」
彼女はそう言っていた。ある日、林間学校に行く事が決まり、グループを決める事になった。グループは自由だった。俺はすぐグループに入れたが千夏は、ハブられてしまった。
「大丈夫か?」
「、、、」
「俺のグループに入れ」
「いいの?!」
俺は頷いた。千夏は俺のグループに入った。


林間学校

俺達は林間学校へ行った。自由時間の時、グループの1人が言った。
「ゲームで負けた奴、罰ゲーム」
と。そのゲームは、大富豪だった。
「苦手なんだが、、、」
その時、千夏を虐めていた子がゲームに参加した。
結果、千夏が負けた。
「じゃあ、罰ゲームは誰かに告白!」
「バカ、大声で言うな」
皆んなが集まってきた。誰だ誰だという声がそこら中から聞こえる。
「静かに!千夏ちゃん、誰だ?」
千夏は答え様としなかった。
「速く答えなさいよ!」
虐めていた子が言い、千夏を叩いた。それを見ていた先生が、その子を連れて行った。
「気を取り直して、誰だ?」
「私は、、、」
千夏は答えた。
「竣介君」
と。
「お、、、俺?!」
「おーー!!よかったな、竣介」
俺は正直ビビってる。
「なんで俺?!」
「だって私の事、助けてくれたでしょ?何回も」
「そ、それ?!」
友人が口を開いた。
「返事はどうなんだ?竣介」
「、、、」
彼女は手を出した。俺は、、、彼女の手を握った。
「うおー!おめでとーー!」
お前ら、実際嬉しく思ってないだろ、、、てか先生も喜んでるし、、、
俺は喜んでいる千夏を見た。
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