蜜を吸われて嬉しくなるツンデレな精霊の話

白木 白亜

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前編 少年と精霊

14,終わらない

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「あっいやっ……んっ……」

「朝からよく出るねー。一晩中雨を降らせておいたのが良かったかな?」

「あっ……雨がいっぱいだと心地よくて……あっ……」

「だから一晩中こうしていても出続けたのか。」

「んっんっんっ……ん? 一晩中……? ええ? ちょっとアーロル、まさか寝ないでずっと私の……。やめてよもう!」

 ようやく起きたライア。

「あ、おはようライア。朝から元気だね~!」

「ちょっと、あんたこそ元気すぎるでしょ! っていうか、まさか一晩中私をこうやって抱えてたわけ?」

「そうだけど? っていうか離れたらライアが寂しそうに俺を探すから仕方なく……」

 別に仕方なくではないがこれは事実だ。

「そんなことしてないわよ! なんでアンタなんかと一緒に寝なきゃいけないのよ……」

「ははは。まあいいじゃん、ほら、ここ気持ちいいでしょ?」

「あっんっんっ…………」

 朝、元気になく小鳥のさえずりにライアの喘ぎ声が混じる。

「ちょっと、ごまかさないで……んんん!! んっんっ……」

 ちゅくちゅくと液体の跳ねる音が大きくなっていく。

 彼女の花弁に泡状になった蜜がたくさんついている。

「あっそろそろ……あ!ああ…!…ああっあんんっああ!あっあっあんんっんんっ…………」

 彼女の淫裂からフシュッっと液体が飛び出し、すべてアーロルの手にかかった。

 急いでそれを舐めるアーロル。

「あ、長い時間ライアの蜜触ってたから手がふやけちゃった。」

「もう! そんなこといいから早く終わってよ! 恥ずかしいのよアタシは!」

「ごめんって。よいしょっ」


 アーロルはライアをそっと離して立ち上がる。

 ライアは無意識にか手を左右に動かした。

「ほら、その動き、俺を探しているんじゃないの? ってか、そんなに抱き着いてほしいわけ?」

「えっあっいやっそんなわけないじゃない! 違うのよ、これは……ええと……」

 反射的に動いてしまった手を睨みながら言い訳を探すも全く思いつかなかったライア。

「ははは。ただぬくもりが欲しかったんでしょ。」

「そ、そうなのよ!」

「じゃあ仕方ないから毎晩俺が隣で寝てあげようか?」

「いや、別にそんなのいいわよ。」

「じゃあいっか。」

「…………」

 もの言いたげな顔をしてアーロルを見つめるライアだったが、それを無視してアーロルはライアの花弁を舐める。

 そして蜜壺から蜜を吸いしていく。

「ちょっと、ライア、あのさ、今もう終えるときだから蜜これ以上出さないでよ……」

「いやっ知らないからぁぁぁ。んっ……アーロルの意地悪!! そんな変な舐め方しないで!」

「変? 普通だと思うけれど……。」

 そういいながら彼女の秘豆を舌先でちろちろと舐める。

「んんん!!!」


 結局終わるのに1時間かかった。
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