【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話

白木 白亜

文字の大きさ
67 / 243
第2章 騎士団の紅一点、クレナ

18,お願い

しおりを挟む
「いや、こちらこそ突然訪ねてしまって申し訳なかった。」

「いえいえ。まあうちは見ての通りおかげさまでかなり盛況ですので、是非来られるときは予約を取ってくださいね。」

「ああ、分かった。」


「本日なんですが、どういったことが目的ですか?」

「ああ、ええと……リフレッシュしたい、な。トレーニングする奴もいいが、たまには普通に…」

「なるほど、そうでしたらこの中のどれかですね」

 タツシはクレナにリラックス目的のメニューを見せた。

「おすすめはこの『ボイス・リフレッシュ』ですかね。いい匂いのハーブの香りの中、思いっきり叫ぶことでストレスの解消を狙うというものです。

 クレナさんは大きい声を出すことに抵抗はなさいませんか?」

「ああ、普段騎士をやっているから大丈夫だ。そのコースにすることにする。」

「分かりました。ではこちらにご案内します。」

 もちろん、このコースはクレナ以外に案内されたことは無い。

 タツシはクレナを引き連れて地下の大きな部屋に入っていく。

 現代の学校の体育館の半分ほどのスペースがある巨大な地下室。かつてアメリアがスライムに空中で犯さr……マッサージされたときの部屋だ。

 もちろん他の客も健全なマッサージをこの部屋で受けているが。


「一つ目のハーブです。まずはこちらをお飲みくださいね」

「いつ飲んでも上手い茶だな。あ、そういえばこの間貰ったやつ、美味かったぞ。あっという間にすべて飲んでしまった。」

「そうですか、ありがとうございます。また本日も後で差し上げますよ。」

「そうか! それはありがたい」

(ああ~、クレナちゃん、媚薬をもらって喜んじゃってるよー。あははっ)



「では、このスライムの上に寝てください。」

「ほぉ。」

 クレナは直方体になっているスライムの上に寝た。

「なんだか部屋が広すぎて落ち着かんな……」

「大丈夫ですよ。そのうち慣れますから。ではいい香りのするハーブを近くに置いておきますね。」

 タツシはコト、とハーブが植わったプランターをクレナの近くに置いた。

(は~い、じゃあスラ介、媚薬の散布よろしく~)

 媚薬がしっかりと霧状になって辺りを漂い始めた。タツシも影響を受けるが、正直いつもギンギンな彼にとってはあっても無くても大して変わらない。


「この香りと先程のハーブティー、ダブルのハーブで最高にリラックスできる環境となります。」
(この撒かれた媚薬とさっき飲んだ媚薬、ダブルの媚薬で最高にエッチな気分になります。)


「ああ、確かに本当に落ち着く……」

「ではいつものようにスライムがマッサージをするのでそのまま寝ていてください。ベッドがスライムになっていますので寝返りも勝手にうてます。」

「ほぉ、それは楽だな。」


 今回は一切やらしいところに触れず、健全なマッサージをしていった。

 だが、彼女はダブル媚薬攻撃を受けている。前回責められて少しだけ性感帯のようになってしまったお腹、背中、太ももを揉まれただけで早くも感じ始めてしまう。

 直接そこを揉んでいなくても彼女の着ている美しい(というよりエロい)制服の布が肌に擦れただけで若干感じてしまう。

(うっ……全く変なところを触られているわけではないのに……)

 感じ始めていることを自覚するクレナ。

(だが、まあ今回はこれくらいでちょうどいいだろう。どうせ後で……)

 なんとしてでも実行する、と決意しているクレナ。傍から見たらこの時点でだいぶエロい女性になっているのだが本人はいたって真面目だ。

「では、今から声を出していきましょう。初めに強く『アーー!』って叫んでみてください。」

「ああ、『アアアア!!!』……結構響くんだな、この部屋。」

「ええ、そうなんです。結構クレナさん、大きな声を出すことが出来ているのでこの調子で行きましょう。

 私が1,2,3,4,せーの、と言いますのでその後全力で叫んでください。

 初めのいちにーさんしでしっかり大きく息を吸ってくださいね~。」

「あ、あぁ。」

「では行きますよ~ 1,2,……」


 もはやスライムが関係なくなっていることにスラ介のみが気づいている。

 スライムは なかまに なりたそうに こちらをみている!


 10分ほど真面目にやっていると、クレナに媚薬が回ってきた。

「はぁ……はぁ……結構体が熱くなるな……」

「しっかり効いている証拠ですよ。一旦休憩にしましょう。」

 タツシは近くの椅子にドカっと座った。


(今だ! 今言わなければ……)

 クレナは勇気を出して口を開いた。

「なっ……なあ、アンタ……タツシっていうのか。じゃあタツシ、私と……シてくれないか…?」

「ん? マッサージをですか?」

「いや、そうじゃなくて………………………………………セックス………………」

(えええええええええええ!? クレナちゃんが王都であの事実を知ったってことはスラ介から映像見せてもらって知ってるけど自分から誘うのおおおお!?)


「ん? なんでしょうか。よく聞こえませんでした。もう一度お願いします。」

「セックスだ!!! 私とセックスしてくれ!!」

(あ~、もう騎士団のプライド無いなこれは。)

 クレナは媚薬が回っているのもあり思いっきりタツシにお願いした。



「残念ながら、クレナさんの雑魚マンコに挿せるほど私のチンコは安くありませんので。」
しおりを挟む
感想 80

あなたにおすすめの小説

乳首当てゲーム

はこスミレ
恋愛
会社の同僚に、思わず口に出た「乳首当てゲームしたい」という独り言を聞かれた話。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...