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第4章 聖女の近侍、ラネル
6,近侍に……
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「では、ここからはスライムによるマッサージにしますね。」
そういってスライム数体にラネルを任せる。
そのあとクラリスに戻った。
「どうですか? ご様子は。」
「ええ、結構いい感じです。あの、タツシさん、手も診てくれませんか?」
「手ですか、いいですよ。」
タツシはクラリスの手を診る。
(うわ!! めっちゃ綺麗じゃん! 芸術品だろこれ。美し……)
「綺麗な手ですねぇ。」
「あのっ……ありがとうございます。って、そうじゃなくて! 手もなんだか少し痛いんです。」
「ペンの持ちすぎでは?」
「おそらく……」
「まあ、しっかり揉んでおきましょう。」
手にあるいくつかのツボを揉んでいくタツシ。
クラリスはそれを真剣なまなざしで見つめていた。
しばらくすると時間になる。
「では、そろそろお時間ですかね? あ、ラネルさんはこの後お時間ありますか?」
「ええ、私はクラリス様ほど勉強バカでもありませんし。」
「私はバカじゃないわ!」
「はいはい。じゃあ勉強ホリックね。」
「ううっ」
「あはは。とにかくラネルさんはこのあと引き続きマッサージをしましょう。一旦私は退出したほうがいいですかね?」
「そうですね。それでお願いします。」
クラリスは今私服なのだ。さらにこの後ラネルもクラリスを神殿まで送らなければならないし、その間クラリスの部屋にタツシだけを置いていくわけにもいかない。
一度タツシはクラリスの個室の外で待機し、20分ほど経つと正装に着替えたクラリスが姿を現す。
「綺麗だ……」
「いやだあ、タツシさんったら、前のパーティーの時もこの姿で会ったじゃないですか。」
「あれ? 声に出てました?」
「思いっきり『綺麗だ……』って言ってましたよ?」
「あれ? おかしいな、言ったつもりはなかったんですけどねぇ。」
「ほら、クラリス様、行きますよ。それではタツシ様、しばらくお待ちくださいませ。」
「はい!」
40分ほど待つとラネルが戻ってきた。
「お時間いただいて申し訳ありません。お仕事などはないのですか?」
「仕事は侍女に任せてきました。」
「侍女? あなたも侍女では……?」
「ええ、まあ。クラリス様はその……偉大な方なので複数人侍女がいるのです。私は近侍で、いわば本人を直接世話する役目で、ほかにも4人ほど侍女がおります。
彼女たちはクラリス様の侍女であり、私の侍女でもあるんです。」
「なるほど。そんなに侍女を抱えている方初めて会ったかもしれません。やっぱり聖女って大変なんですね……」
「まあ、そうですね。っていっても、マッサージ屋さんも大変じゃあありません? 噂では最近、予約が常に入っていて、新規の客は受け付けていない、とか……」
そう、実はタツシのたゆまぬ努力によって客の数は増え続け、完全にパンクしているのだ。
一体なぜ1か月にマッサージコースが5個も増えていくのか、店員たちにもよくわからないが新メニューはどれも魅力的でそれが客をさらに呼んでいた。
いま、王都内に3号店を出店することを決め、建物を建設している最中だ。
「あはは。まあなんとかやっていますよ。さあ、ラネルさんも体をほぐしちゃいましょう!」
「お願いします。」
再びクラリスの部屋に入る二人。本人にはしっかり許可を取っているし、どうせラネルも一日の多くの時間をここで過ごているのだ。
「はぁ。クラリス様が男性と近づいてはいけないのは本人もよくわかっているはずなんですが、今日なぜか朝から懸命におしゃれな服を着たいと準備までして……。
タツシさん、本当にクラリスさんにはマッサージ以外で近づかないでくださいね??」
「はいはい。分かってますって。(チクショーーー! 俺だってもっと会いたいのにぃぃいいいい!)では、ラネルさん、またこのベッドに寝てください。」
「分かりました。」
ラネルはスライムベッドに横たわる。
そしてタツシはスライムを使ってツボを押し始めた。
「ああ、なんだか体がフワーっとする感じがしてきました。」
「(おっ、媚薬が効いてきたかな……?)いいですねぇ。マッサージが効いている証拠です。
ここからはより効果の高いマッサージを行っていきますので、さらに気持ちよくなっていくと思いますが、ぜひ頭の中を空っぽにして、何も考えずにリラックスしてくださいねー。」
「はい………」
ラネルはかなり脱力してスライムに身を任せている。
体全体を癒され少し眠くもなってくる状態。
そんな中でスライムは、徐々に徐々に乳房や内股を揉んでいく。
むろんメイド服の上からだが。
「ん………」
「声などは我慢しないで自然に出しちゃってくださいね。」
「んっ……」
次第に彼女ははっきりとした意識を失い、ぼーっとしてくる。
タツシの言う通り何も考えずにリラックスしている状態。
よっぽど強い刺激がない限り覚醒はしないことはこれまでの研究で分かっている。
タツシは何も言わずにラネルに近づき、胸を揉み始めた。
「ぁ……」
「ここもツボが多くありますからね~。入念に揉んでいきますよ~。」
そういってタツシは優しく、彼女の双丘を揉む。
そういってスライム数体にラネルを任せる。
そのあとクラリスに戻った。
「どうですか? ご様子は。」
「ええ、結構いい感じです。あの、タツシさん、手も診てくれませんか?」
「手ですか、いいですよ。」
タツシはクラリスの手を診る。
(うわ!! めっちゃ綺麗じゃん! 芸術品だろこれ。美し……)
「綺麗な手ですねぇ。」
「あのっ……ありがとうございます。って、そうじゃなくて! 手もなんだか少し痛いんです。」
「ペンの持ちすぎでは?」
「おそらく……」
「まあ、しっかり揉んでおきましょう。」
手にあるいくつかのツボを揉んでいくタツシ。
クラリスはそれを真剣なまなざしで見つめていた。
しばらくすると時間になる。
「では、そろそろお時間ですかね? あ、ラネルさんはこの後お時間ありますか?」
「ええ、私はクラリス様ほど勉強バカでもありませんし。」
「私はバカじゃないわ!」
「はいはい。じゃあ勉強ホリックね。」
「ううっ」
「あはは。とにかくラネルさんはこのあと引き続きマッサージをしましょう。一旦私は退出したほうがいいですかね?」
「そうですね。それでお願いします。」
クラリスは今私服なのだ。さらにこの後ラネルもクラリスを神殿まで送らなければならないし、その間クラリスの部屋にタツシだけを置いていくわけにもいかない。
一度タツシはクラリスの個室の外で待機し、20分ほど経つと正装に着替えたクラリスが姿を現す。
「綺麗だ……」
「いやだあ、タツシさんったら、前のパーティーの時もこの姿で会ったじゃないですか。」
「あれ? 声に出てました?」
「思いっきり『綺麗だ……』って言ってましたよ?」
「あれ? おかしいな、言ったつもりはなかったんですけどねぇ。」
「ほら、クラリス様、行きますよ。それではタツシ様、しばらくお待ちくださいませ。」
「はい!」
40分ほど待つとラネルが戻ってきた。
「お時間いただいて申し訳ありません。お仕事などはないのですか?」
「仕事は侍女に任せてきました。」
「侍女? あなたも侍女では……?」
「ええ、まあ。クラリス様はその……偉大な方なので複数人侍女がいるのです。私は近侍で、いわば本人を直接世話する役目で、ほかにも4人ほど侍女がおります。
彼女たちはクラリス様の侍女であり、私の侍女でもあるんです。」
「なるほど。そんなに侍女を抱えている方初めて会ったかもしれません。やっぱり聖女って大変なんですね……」
「まあ、そうですね。っていっても、マッサージ屋さんも大変じゃあありません? 噂では最近、予約が常に入っていて、新規の客は受け付けていない、とか……」
そう、実はタツシのたゆまぬ努力によって客の数は増え続け、完全にパンクしているのだ。
一体なぜ1か月にマッサージコースが5個も増えていくのか、店員たちにもよくわからないが新メニューはどれも魅力的でそれが客をさらに呼んでいた。
いま、王都内に3号店を出店することを決め、建物を建設している最中だ。
「あはは。まあなんとかやっていますよ。さあ、ラネルさんも体をほぐしちゃいましょう!」
「お願いします。」
再びクラリスの部屋に入る二人。本人にはしっかり許可を取っているし、どうせラネルも一日の多くの時間をここで過ごているのだ。
「はぁ。クラリス様が男性と近づいてはいけないのは本人もよくわかっているはずなんですが、今日なぜか朝から懸命におしゃれな服を着たいと準備までして……。
タツシさん、本当にクラリスさんにはマッサージ以外で近づかないでくださいね??」
「はいはい。分かってますって。(チクショーーー! 俺だってもっと会いたいのにぃぃいいいい!)では、ラネルさん、またこのベッドに寝てください。」
「分かりました。」
ラネルはスライムベッドに横たわる。
そしてタツシはスライムを使ってツボを押し始めた。
「ああ、なんだか体がフワーっとする感じがしてきました。」
「(おっ、媚薬が効いてきたかな……?)いいですねぇ。マッサージが効いている証拠です。
ここからはより効果の高いマッサージを行っていきますので、さらに気持ちよくなっていくと思いますが、ぜひ頭の中を空っぽにして、何も考えずにリラックスしてくださいねー。」
「はい………」
ラネルはかなり脱力してスライムに身を任せている。
体全体を癒され少し眠くもなってくる状態。
そんな中でスライムは、徐々に徐々に乳房や内股を揉んでいく。
むろんメイド服の上からだが。
「ん………」
「声などは我慢しないで自然に出しちゃってくださいね。」
「んっ……」
次第に彼女ははっきりとした意識を失い、ぼーっとしてくる。
タツシの言う通り何も考えずにリラックスしている状態。
よっぽど強い刺激がない限り覚醒はしないことはこれまでの研究で分かっている。
タツシは何も言わずにラネルに近づき、胸を揉み始めた。
「ぁ……」
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そういってタツシは優しく、彼女の双丘を揉む。
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