174 / 243
第5章 慈愛の聖女、クラリス
7,クラリスの悲痛
しおりを挟む
クラリスはその後20分以上タツシに寄りかかって泣いていた。
タツシもそれを優しく受け止めていた。
(なんか、クラリスさん、すごい可愛そうになってきちゃった。ってか、あの杖ウゼえな、ちょっと効果を確認しよっと。)
クラリスの部屋の中にある大きな台座に置かれている大杖に対して鑑定魔法を行使する。
(名前はそのまま聖女の杖、か。うーーん、こりゃ相当強いな。なるほど、『人を回復させるときのみ光属性魔法の威力7倍、魔力消費量50%減』か。効果としては申し分ないな。)
ただし、この杖を使う条件が厳しすぎるというわけだ。条件にある「男性を経験していない」というのがどこまでを意味するのかはまだ分かっていない。
タツシのマッサージ時間終了を告げる鐘の魔道具が鳴る。その魔道具を止めてタツシはクラリスに尋ねた。
「そういえば俺だけ聞かれて訊くのを忘れてましたが、クラリスさんは今、ひょっとして……片思いの人とかいるんですか?」
「…………いるんです。でも、絶対に本人には言えません。」
(おい、これ一番つらいやつじゃん! よくクラリスさんは耐えられるね。俺だったら杖とか無視して好きな子に襲っちゃうんだけどなぁ……。←変質者)
「もし、もしですよ、あの杖と同じような効果を持つ杖で、使用条件がもっと緩いものがあれば、欲しいですか?」
「もちろん欲しいですけど、そんなの無理ですよ。だって、あの杖って、初代の聖女様が神から授かった贈り物だっていう伝説があって……」
「そんなにすごいものだったんですね。」
「ええ。あの、今日は本当にありがとうございました。今まで誰にもこんなこと話したことがなかったので、タツシさんに話せてよかったです。急に喚いてしまってごめんなさい。」
「ははは、気にしなくて大丈夫ですよ。あ、ちゃんと体もほぐしておきましたからね。」
「ありがとうございます!」
「でも、なんだか今日はいつもよりは凝っていなかったですね?」
「そうですか? じゃあもうちょっと凝らないと……あ、いえ、何でもないです! 今日は本当にありがとうございました!」
「はい! あ、ラネルさんを起こさないと。」
タツシは一見普通に寝ているラネルを起こす。
「ラネルさん、起きてください、時間ですよ~」
「んっぃゃっぁんっ……」
小声で喘いでいるラネル。
今日も彼女は自分からスライムを膣の中に押し込んでしまったようだ。
「大丈夫ですか?」
「あっあっ……あの、体調が悪いんでお手洗いに行ってきます!!」
ラネルはそのまますごい勢いで走って行ってしまった。
「じゃあ、俺は本日はこれで。クラリスさん、何か耐えられないことがあったらいつでも言ってくださいね?」
「もう大丈夫です! おかげさまで元気になりました!」
「では。」
タツシはクラリスの部屋を出ていった。聖女の杖を睨みながら。
「ラネルさーん、すみません、スライムが一体ラネルさんに取り付いたままみたいなんですけど知りませんかー??」
「いやっ……え、ええと、その……いるんですけど、なぜかどうしても取れなくて……」
タツシはお手洗いの外から大声でラネルに話しかけている。
「まだそうとう凝っているんですかね。じゃあ来週来た時に回収しますんで、それまで自由に使ってください!」
「え?? あっいやっあっちょっと!? あっあ、ありがとうございます!!」
タツシはその場を去った。
スライムは今ラネルの膣内でぶるぶると小刻みに振動し始めたようだ。
こうして、ラネルもまたスライムを膣内に埋め込まれた状態で生活することになる。
タツシもそれを優しく受け止めていた。
(なんか、クラリスさん、すごい可愛そうになってきちゃった。ってか、あの杖ウゼえな、ちょっと効果を確認しよっと。)
クラリスの部屋の中にある大きな台座に置かれている大杖に対して鑑定魔法を行使する。
(名前はそのまま聖女の杖、か。うーーん、こりゃ相当強いな。なるほど、『人を回復させるときのみ光属性魔法の威力7倍、魔力消費量50%減』か。効果としては申し分ないな。)
ただし、この杖を使う条件が厳しすぎるというわけだ。条件にある「男性を経験していない」というのがどこまでを意味するのかはまだ分かっていない。
タツシのマッサージ時間終了を告げる鐘の魔道具が鳴る。その魔道具を止めてタツシはクラリスに尋ねた。
「そういえば俺だけ聞かれて訊くのを忘れてましたが、クラリスさんは今、ひょっとして……片思いの人とかいるんですか?」
「…………いるんです。でも、絶対に本人には言えません。」
(おい、これ一番つらいやつじゃん! よくクラリスさんは耐えられるね。俺だったら杖とか無視して好きな子に襲っちゃうんだけどなぁ……。←変質者)
「もし、もしですよ、あの杖と同じような効果を持つ杖で、使用条件がもっと緩いものがあれば、欲しいですか?」
「もちろん欲しいですけど、そんなの無理ですよ。だって、あの杖って、初代の聖女様が神から授かった贈り物だっていう伝説があって……」
「そんなにすごいものだったんですね。」
「ええ。あの、今日は本当にありがとうございました。今まで誰にもこんなこと話したことがなかったので、タツシさんに話せてよかったです。急に喚いてしまってごめんなさい。」
「ははは、気にしなくて大丈夫ですよ。あ、ちゃんと体もほぐしておきましたからね。」
「ありがとうございます!」
「でも、なんだか今日はいつもよりは凝っていなかったですね?」
「そうですか? じゃあもうちょっと凝らないと……あ、いえ、何でもないです! 今日は本当にありがとうございました!」
「はい! あ、ラネルさんを起こさないと。」
タツシは一見普通に寝ているラネルを起こす。
「ラネルさん、起きてください、時間ですよ~」
「んっぃゃっぁんっ……」
小声で喘いでいるラネル。
今日も彼女は自分からスライムを膣の中に押し込んでしまったようだ。
「大丈夫ですか?」
「あっあっ……あの、体調が悪いんでお手洗いに行ってきます!!」
ラネルはそのまますごい勢いで走って行ってしまった。
「じゃあ、俺は本日はこれで。クラリスさん、何か耐えられないことがあったらいつでも言ってくださいね?」
「もう大丈夫です! おかげさまで元気になりました!」
「では。」
タツシはクラリスの部屋を出ていった。聖女の杖を睨みながら。
「ラネルさーん、すみません、スライムが一体ラネルさんに取り付いたままみたいなんですけど知りませんかー??」
「いやっ……え、ええと、その……いるんですけど、なぜかどうしても取れなくて……」
タツシはお手洗いの外から大声でラネルに話しかけている。
「まだそうとう凝っているんですかね。じゃあ来週来た時に回収しますんで、それまで自由に使ってください!」
「え?? あっいやっあっちょっと!? あっあ、ありがとうございます!!」
タツシはその場を去った。
スライムは今ラネルの膣内でぶるぶると小刻みに振動し始めたようだ。
こうして、ラネルもまたスライムを膣内に埋め込まれた状態で生活することになる。
0
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる