スカートの中を覗きたい騎士団員達

白木 白亜

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8,体操 その1

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 クレナももちろん中を見られるのは恥ずかしいし、嫌だという思いはある。

 しかし、数年ぶりの女性騎士団員ということで、日々の練習は全く女性のことを考えて作られていなかった。

 そして、この日新しい訓練が加わる。

「みんなに聞いてほしい。最近騎士団の中でけがをするものが増えた。けがをする原因というのはかなりまちまちだが、近衛騎士団等では体を十分にほぐすことでけがを減らせたという報告もあるようだ。

 従ってうちでもしばらくそれを試してみようと思う。

 それでは各班に指示書を渡すから特訓の内容に入れるように。時間としては10分程度だろう。」



 効果があるのかどうかは置いておいて、ここで重要な問題なのは……


 ゴクリ

 指示書を見たほかの班の人も、クレナの班の人も唾をのむ。

 そこには開脚、や長座体前屈や屈伸などいくつか見えそうな感じの動きがあった。


 広い訓練場だが、何となく近くの班の人は彼女の音をチラチラと見ている。


 そして、その柔軟体操は始まった。

 当然着替えて体操を受けることなど許されず、こんな格好でやらされる。


「な、なあ、ちょっと……この格好だとその……」

「ん? どうしたクレナ? 開脚だぞ開脚。」

「後ろ向いてやっていいか?」

「ああ。別にいいぞ。」


 輪になってやっている班員全員に見られるわけにはいかない、と後ろを向いて開脚するクレナ。

(まあたまにはほかの班の奴らにサービスしてやらんと……)

 当然後ろを向いてやっていればほかの班の人が見えてしまう。

(うおおおおおおおお!! キターーーーー!)

(あれがクレナさんの……神々しい……)

(触りてえ!!)

(班員の奴らは普段からアレを見れるのか、うらやましすぎだろ!)

 一人ヤバイのが混じっているが、彼女を運よく見ることが出来た数人は相当喜んでいた。

 それに、後ろから見ている班員だって、実は恩恵がある。

 この姿勢になるとタイトスカートは自然に上がってしまい、太ももがいつも以上によく見える。


「よし、次は屈伸だな。これはちょっとコツがいるから一人一人俺が見てやる。」

 そういうと班長は指示書を片手に持ち――

「まずはクレナだ。あ、後ろを向いたままでいいぞ。」

 屈伸なのに後ろを向かせたまま、腰を曲げさせた。
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