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番外編Ⅱ
三つ子の物語④
しおりを挟むその頃、ラパスとクランは何も知らずに屋敷に帰宅した。
アルトはクランの護衛のため一緒に帰宅。
使用人たちが外に出た子供たちの様子を見るのを怠っていたため起きたことだった。
「子供たちを探す!クランは屋敷でまっていてくれ。」
ラパスは慌ただしく、馬にまたがり山の方へと駆けていった。
「爺…どうしたの?」
クランは扉の前で直立する執事を不思議そうに思って問えば…顔色を悪くした執事が土下座した。
「奥様すみません、使用人に任せきりになっておりまして…」
「あの子達はたしか…得意な魔法がありましたよね。きっと大丈夫です。ラパス様も探しにいかれたことですし、子供たちがいつでも食べれるよう、食事を温めて待つよう使用人の皆さんに伝えてください。あの子達が屋敷に入りやすいよう私はここから外の様子を見ています。」
クランは屋敷の入り口外側に立ち…子供たちを待ちました。
「もうしわけ、ございませんー。」
クランはそれでも土下座する執事に満面の笑みで答えた。
「謝るのはやめてください。爺、あのこたちにもブローチをあげているの、声をかけてみるわね。」
クランは自分の胸元に付けた兎のブローチをトントントントン4回つつくと、通信スイッチが入った。
「ナル!ルル!ララ!お父様があなたたちを探しに行きました。今どこにいるの?」
『『『母さまー!』』』
ナル『私達拐われたみたいー』
ルル『お婆様が今送ってくれてるよ!』
ララ『母様ぁ~』
ルイヴ『そう言うことだ、もうすぐつくぞ!』
白銀の獅子が子供たちをのせて山からかけ降り、馬に乗ったラパスがあとを追いかけ屋敷の方へと近づいていた。
ルイヴは子供達を下ろすと人間にもどり、口をへの時にしてクランにつめよった。
「クラン?警備が手薄で大丈夫なのかね?責任者…執事に文句がある。」
「そうですか…使用人達には話はいたしますが…とくに彼らを攻めるつもりはございません。子の子達は大丈夫です。だって、ルイヴ様の獅子の血を継いでるんです!いろんな経験を積んで更にたくましく育ってもらわないと行けませんから。そうですよね、ルイヴ様。」
クランは執事に前へでないよう制止し、ルイヴに向き合い柔らかな笑顔を向ければ…ルイヴはやれやれと、ため息をついた。
「クランには敵わないね。」
「うふふ。」
そしてクランが思い出したようにルイヴの手を引いて屋敷の中へと迎えいれた。
「ルイヴ様、知らせがあります、夕食をしながらお話ししましょう?」
「ああ、そうしよう。」
ラパスも後から続き、子供たちはクランの横をすり抜け部屋へと駆けていった。
そして、ルイヴも加わった家族の食卓。
使用人たちは緊張し身を固くして直立していた。
「ルイヴ様…実は父に頼んでいた事があり、ハミン国の薬学に詳しい魔女を探しだしたそうです。明日には魔女を連れてきてくれると連絡がありました。」
「そうか。ありがとう。」
「ルイヴ様…まだ早いですよ。うふふ。」
そして数日ご…女王の夫は魔女の問診により処方された薬で元気になり…子供たちの学園際(※訂正しました。)の見学にルイヴ女王は夫婦で訪れることができたのでした。
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