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2章《旅・立》
(12)討伐隊1年半経過。
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僕は再び眠りに落ちた。
*
『ゼイヤ、良かったな!』
ゼイヤは仲間たちに冷やかされながらも照れ笑いしていた。
以前は誰も近づけないほどに警戒心むき出しだった彼は…
アイと仲間たちの和んだ輪の中にいつの目にか巻き込まれ…
打ち解けていた。
*
アイが傷の回復と同時に眠りについたその後、フワンは保護され、待ち焦がれた国王の元へ返された。
黒マントの人物だった、初老の魔法使いは施設へ保護され、療養中。
そして討伐隊は次の場所へと移動していた。
そうこうして、いつのまにか一年と半年は過ぎていった。
色んな国々をまわり、再びゾラ国へ来ていた。
ゾラ国での捜索が終われば…ようやく故郷へ戻れる。
アイたちの旅も終わりに近づいていた。
今回ゾラ国の、四つ国を繋ぐ森で休息をとり、一ヶ月ほど森を守る団の施設に合流。
魔石のコレクターが度々現れるそうで、そのコレクターが何者か調べるため、グループごとに交代制で巡回していた。
*
『ゼイヤ、良かったな!』
ゼイヤは仲間たちに冷やかされながらも照れ笑いしていた。
以前は誰も近づけないほどに警戒心むき出しだった彼は…
アイと仲間たちの和んだ輪の中にいつの目にか巻き込まれ…
打ち解けていた。
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アイが傷の回復と同時に眠りについたその後、フワンは保護され、待ち焦がれた国王の元へ返された。
黒マントの人物だった、初老の魔法使いは施設へ保護され、療養中。
そして討伐隊は次の場所へと移動していた。
そうこうして、いつのまにか一年と半年は過ぎていった。
色んな国々をまわり、再びゾラ国へ来ていた。
ゾラ国での捜索が終われば…ようやく故郷へ戻れる。
アイたちの旅も終わりに近づいていた。
今回ゾラ国の、四つ国を繋ぐ森で休息をとり、一ヶ月ほど森を守る団の施設に合流。
魔石のコレクターが度々現れるそうで、そのコレクターが何者か調べるため、グループごとに交代制で巡回していた。
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