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恐るべき執着心
130 喀血
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すくなすとも、僕の魔力は三分の一を切っている。
体力馬鹿のアルマックや戌井が息をきらしている。
なのに、ローシュテールは次から次に魔法を使い、僕の見立てが間違っていなければ大量の魔力を放出している。
しかも、レイスとロンテ先輩を捕まえるために昼間から動き回っている。
ロンテ先輩への仕打ちだって体力を使うはずだし、いなくなった三人を探すのだって体力を使わない訳がない。
魔力が少なくなっているはずだ。
息を弾ませたって可笑しくないはずだ。
なのに、ローシュテールは平然としている。
もと軍人だから?異世界だから?強さが違うから?
違う、なにかが明確に違う
何かが確実に可笑しい。
「アルマック」
「はぁ……はあ……。なんだ?」
「ローシュテール、可笑しくないか?」
「は?……確かに、息の一つもきらしてない」
「レイス、ローシュテールは昔からこうなのか?」
「……俺の記憶が間違ってないんだったら、軍から抜かる理由になった怪我のせいで体力が減ってたはずだ。見たところ、鍛え直したようには見えないな」
やっぱり、可笑しい。
だが、その可笑しさの答えが見つかる前に事態は進んでいく。
ついに、僕たちの魔法がローシュテールの防衛魔法を打ち破った。
砂ぼこりが舞い、ローシュテールがどうなったのかはわからない。
「遅れましたわ!」
「皆さん怪我はあ!?」
上空からやって来たのはファーレンテインとアスクスが遅れてやってきた。
箒に乗って透明になれる魔法の布を被った二人は、いつの間にかここにきていたらしい。
箒を適当なところに置いて、透明になれる魔法の布を脱いで駆けてくる。
アスクスは頭から血を流している僕や、受け身が取れずに骨を折ってしまっただろうララに治癒魔法をかけていく。
「何がありましたの?」
「逃げてる最中に見つかって、殺されかけてんだよ」
肩で息をするアルマックが答える。
「なあ、母ちゃんはどうなったんだ?」
「アーネチカさんならロンテ様の部下の方々が護衛をしておりましたから怪我はありませんわ。部下の方々はいくらか怪我をしておりましたけれど、致命傷にはなっておりませんわ。今はメルリス魔法学校に向かっているところかと」
「よ、よかった……」
レイスは安心感からか、ストンと力が抜けたかのように座り込んでしまった。
動けなくなっているかもしれないが、敵の前で悠長な……。
いや、一ヶ月近くもの間、行方知れずで探し回って、やっと見つけたと思ったらローシュテールに捕まって、結果的に行方は知れぬまま。
ローシュテールのやっていること、やろうとしていることを知り、戦闘になって精神的に疲弊している。
そんな状態で、やっと探し回っていた行方知れずの母の安否を知れたのだ。
こうやって気が抜けるのも、可笑しくはない話しか。
「ローシュテール様は……」
「さすがに動けないでしょ。あれでダメなら人間やめてるか、魔具を使ってるわ!」
レイの意見に全くの同意だ。
流石にあれだけの防衛魔法を展開していれば魔力切れを起こすだろう。
魔力切れを起こしていなくても、防衛魔法は全部壊れて魔法全部が当たっていたように思えるから結構なダメージが入っているだろう。
これでダメならレイの言う通り、何かしらの策を施しているんだろうが、今までのローシュテールを見るに自分の感情を最優先で動いているから、策をこうじているかも怪しいな。
それにローシュテールはリンデヒル商会を巻き込み、“人形の砂糖薬”を購入した疑惑で、流石に拘束されるはずだ。
逮捕されるかはわからないが、証拠を集める猶予はあるだろう。
僕たちに攻撃しようと思ってもその頃には魔法学校にいて、そう簡単に手出しできないだろう。
「ならば早く、この場から去りましょう。もし仮に起き上がってきたら厄介ですわ」
「ですねえ。手当てもすみましたし、戦うよりも逃げるべきですう」
「相手が強すぎて逃げる暇がなかったんだよね」
「それなら尚更ですわ」
気絶していて動かないロンテ先輩を箒の上に乗っけて固定する。
この場から早く去り、魔法学校に向かおうとしたとき、未だに舞っている砂埃の中に何か見えた__気がした。
ただの一瞬だった。
だが、それは僕の不安感を煽る。
じぃっと、砂埃の中を見つめる。
また、ゆらりと影が動いた。
「ローシュテールが、まだ動いてる?」
一同に戦慄が走る。
砂ぼこりが晴れて、フラフラとこちらに近づいてくるローシュテールがそこにいた。
「なんで!?」
明らかにダメージは入っている。
どこもかしこもボロボロなのは見て取れるが、なんで動けるんだ?
足元には折れた剣が転がっているが、もしかして剣で受け止めたのか?
「動けなくなるはずなのに……」
やっぱりどこかが可笑しい。
「戌井、力流眼の再現でローシュテールを見ろ。流石に仕掛けがあるはず、効果を考えると法外なものかもしれない……!」
「わ、わかった」
僕は力流眼の再現は使えない。
いや、使えはするが、すぐに痛みが出て目が充血してくるから使うなと言われている。
戌井のやつが使えるのは体が頑丈なのか、それとも適正があるからなのか、その二択なんだろう。
「え、えぇっと……は?え、なにこれ、ま……混ざってる?」
驚愕の声があちこちから上がる。
「え、え……暗い青と、え、なにあれ、も、もう一つ何か、何か混ざって、る?」
それぞれの魔力には色がある。人によって明度は異なるものの赤、青、黄色、緑、紫、通常はこの五種。
そして赤が火、青が水、黄色が雷、緑が風、紫が地と、色で得意である魔法の系統がわかる。
他の色が混じるなんて、他人に魔法をかけられている状態でも混ざることはなく、はっきりと境目があるはずだし、他人の魔力なんて時間がたつにつれて薄れ消えていくものだ。
「あれ、何色?」
魔力の色が混じっているのだって異常事態なのに、混ざっている色がわからないなんて余計に可笑しい。
「……いっ!?」
「永華!」
戌井が目を押さえて座り込む。
戌井が目に痛みを持つまで、まだ時間があるはずなのに痛みを訴えた。
見えたもう一つの魔力は、いったいなんなんだ?
違和感が疑問を呼び、ローシュテールを注視していると獲物を狙う獣の目と目があった。
「あ……」
ボキンと音がして、腹部に凄まじい衝撃が走る。
そしてガシャンと音を立てて荷物の山にダイブした。
「ケホッ、ガボッ……」
荷物の山から転がり落ち、腹部から何かが這い上がってくる。
腹部から這い上がってきたものを吐き出せば、視界の大半が鮮血に染まる。
血を吐いた。
目があった瞬間、腹部を殴られ、吹き飛んだ僕はどこかの家の倉庫に窓から入ることになってしまったんだろう。
いや、僕以外にもいる。
僕の後ろにいたせいで、アルマックとレイがいて二人は折り重なるようになって気絶していた。
窓にぶつかったときと荷物の山にダイブしたときに衝撃が来ず、二人の怪我した様子がないのはレイがとっさに防衛魔法をはったんだろう。
僕も殴られたときの怪我しかない。
それにしてもだ。
肋骨が折れて内蔵を傷つけているのか、それとも殴られた衝撃で内蔵が破裂したのか、血を吐いてしまった。
さっきまで戦闘をしていたからアドレナリンが出ていて痛みは来ない。
部屋の外が騒がしいのは、僕たちが窓を突き破って入ってきたことが原因だろう。
「あ、ま…く」
重たいからだを引きずり起き上がって、アルマックの名を呼ぶ。
反応がない、二人の肩を揺する。
「う、ぐぅ……」
「う、ぅ……」
「お、きろ」
アルマックとレイがうっすらと目を覚まし、起き上がる。
「ここは、どこ?」
「どこかの、家の、倉庫」
「あ?あー……ブレイブ家?」
「多分……」
この当たりにある家と言えばブレイブ家以外にはないだろう。
「よりによって面倒なところに放り込んでくれたわね。……いっ!」
レイが立ち上がろうとしたとき、脇腹の辺りを押さえる。
「骨、折れたわ」
「……俺もだ」
二人はフラフラと起き上がる。
あれだけの勢いだ、骨が折れていない方が可笑しいだろう。
むしろ僕のように喀血してないだけましだろう。
飛び込んできた窓から出ようと、近づく。
「……?」
壁と荷物の間に何かがある。
「……これ」
良いものを、見つけた。
キィ__
蝶番が軋み、扉が開いた。
体力馬鹿のアルマックや戌井が息をきらしている。
なのに、ローシュテールは次から次に魔法を使い、僕の見立てが間違っていなければ大量の魔力を放出している。
しかも、レイスとロンテ先輩を捕まえるために昼間から動き回っている。
ロンテ先輩への仕打ちだって体力を使うはずだし、いなくなった三人を探すのだって体力を使わない訳がない。
魔力が少なくなっているはずだ。
息を弾ませたって可笑しくないはずだ。
なのに、ローシュテールは平然としている。
もと軍人だから?異世界だから?強さが違うから?
違う、なにかが明確に違う
何かが確実に可笑しい。
「アルマック」
「はぁ……はあ……。なんだ?」
「ローシュテール、可笑しくないか?」
「は?……確かに、息の一つもきらしてない」
「レイス、ローシュテールは昔からこうなのか?」
「……俺の記憶が間違ってないんだったら、軍から抜かる理由になった怪我のせいで体力が減ってたはずだ。見たところ、鍛え直したようには見えないな」
やっぱり、可笑しい。
だが、その可笑しさの答えが見つかる前に事態は進んでいく。
ついに、僕たちの魔法がローシュテールの防衛魔法を打ち破った。
砂ぼこりが舞い、ローシュテールがどうなったのかはわからない。
「遅れましたわ!」
「皆さん怪我はあ!?」
上空からやって来たのはファーレンテインとアスクスが遅れてやってきた。
箒に乗って透明になれる魔法の布を被った二人は、いつの間にかここにきていたらしい。
箒を適当なところに置いて、透明になれる魔法の布を脱いで駆けてくる。
アスクスは頭から血を流している僕や、受け身が取れずに骨を折ってしまっただろうララに治癒魔法をかけていく。
「何がありましたの?」
「逃げてる最中に見つかって、殺されかけてんだよ」
肩で息をするアルマックが答える。
「なあ、母ちゃんはどうなったんだ?」
「アーネチカさんならロンテ様の部下の方々が護衛をしておりましたから怪我はありませんわ。部下の方々はいくらか怪我をしておりましたけれど、致命傷にはなっておりませんわ。今はメルリス魔法学校に向かっているところかと」
「よ、よかった……」
レイスは安心感からか、ストンと力が抜けたかのように座り込んでしまった。
動けなくなっているかもしれないが、敵の前で悠長な……。
いや、一ヶ月近くもの間、行方知れずで探し回って、やっと見つけたと思ったらローシュテールに捕まって、結果的に行方は知れぬまま。
ローシュテールのやっていること、やろうとしていることを知り、戦闘になって精神的に疲弊している。
そんな状態で、やっと探し回っていた行方知れずの母の安否を知れたのだ。
こうやって気が抜けるのも、可笑しくはない話しか。
「ローシュテール様は……」
「さすがに動けないでしょ。あれでダメなら人間やめてるか、魔具を使ってるわ!」
レイの意見に全くの同意だ。
流石にあれだけの防衛魔法を展開していれば魔力切れを起こすだろう。
魔力切れを起こしていなくても、防衛魔法は全部壊れて魔法全部が当たっていたように思えるから結構なダメージが入っているだろう。
これでダメならレイの言う通り、何かしらの策を施しているんだろうが、今までのローシュテールを見るに自分の感情を最優先で動いているから、策をこうじているかも怪しいな。
それにローシュテールはリンデヒル商会を巻き込み、“人形の砂糖薬”を購入した疑惑で、流石に拘束されるはずだ。
逮捕されるかはわからないが、証拠を集める猶予はあるだろう。
僕たちに攻撃しようと思ってもその頃には魔法学校にいて、そう簡単に手出しできないだろう。
「ならば早く、この場から去りましょう。もし仮に起き上がってきたら厄介ですわ」
「ですねえ。手当てもすみましたし、戦うよりも逃げるべきですう」
「相手が強すぎて逃げる暇がなかったんだよね」
「それなら尚更ですわ」
気絶していて動かないロンテ先輩を箒の上に乗っけて固定する。
この場から早く去り、魔法学校に向かおうとしたとき、未だに舞っている砂埃の中に何か見えた__気がした。
ただの一瞬だった。
だが、それは僕の不安感を煽る。
じぃっと、砂埃の中を見つめる。
また、ゆらりと影が動いた。
「ローシュテールが、まだ動いてる?」
一同に戦慄が走る。
砂ぼこりが晴れて、フラフラとこちらに近づいてくるローシュテールがそこにいた。
「なんで!?」
明らかにダメージは入っている。
どこもかしこもボロボロなのは見て取れるが、なんで動けるんだ?
足元には折れた剣が転がっているが、もしかして剣で受け止めたのか?
「動けなくなるはずなのに……」
やっぱりどこかが可笑しい。
「戌井、力流眼の再現でローシュテールを見ろ。流石に仕掛けがあるはず、効果を考えると法外なものかもしれない……!」
「わ、わかった」
僕は力流眼の再現は使えない。
いや、使えはするが、すぐに痛みが出て目が充血してくるから使うなと言われている。
戌井のやつが使えるのは体が頑丈なのか、それとも適正があるからなのか、その二択なんだろう。
「え、えぇっと……は?え、なにこれ、ま……混ざってる?」
驚愕の声があちこちから上がる。
「え、え……暗い青と、え、なにあれ、も、もう一つ何か、何か混ざって、る?」
それぞれの魔力には色がある。人によって明度は異なるものの赤、青、黄色、緑、紫、通常はこの五種。
そして赤が火、青が水、黄色が雷、緑が風、紫が地と、色で得意である魔法の系統がわかる。
他の色が混じるなんて、他人に魔法をかけられている状態でも混ざることはなく、はっきりと境目があるはずだし、他人の魔力なんて時間がたつにつれて薄れ消えていくものだ。
「あれ、何色?」
魔力の色が混じっているのだって異常事態なのに、混ざっている色がわからないなんて余計に可笑しい。
「……いっ!?」
「永華!」
戌井が目を押さえて座り込む。
戌井が目に痛みを持つまで、まだ時間があるはずなのに痛みを訴えた。
見えたもう一つの魔力は、いったいなんなんだ?
違和感が疑問を呼び、ローシュテールを注視していると獲物を狙う獣の目と目があった。
「あ……」
ボキンと音がして、腹部に凄まじい衝撃が走る。
そしてガシャンと音を立てて荷物の山にダイブした。
「ケホッ、ガボッ……」
荷物の山から転がり落ち、腹部から何かが這い上がってくる。
腹部から這い上がってきたものを吐き出せば、視界の大半が鮮血に染まる。
血を吐いた。
目があった瞬間、腹部を殴られ、吹き飛んだ僕はどこかの家の倉庫に窓から入ることになってしまったんだろう。
いや、僕以外にもいる。
僕の後ろにいたせいで、アルマックとレイがいて二人は折り重なるようになって気絶していた。
窓にぶつかったときと荷物の山にダイブしたときに衝撃が来ず、二人の怪我した様子がないのはレイがとっさに防衛魔法をはったんだろう。
僕も殴られたときの怪我しかない。
それにしてもだ。
肋骨が折れて内蔵を傷つけているのか、それとも殴られた衝撃で内蔵が破裂したのか、血を吐いてしまった。
さっきまで戦闘をしていたからアドレナリンが出ていて痛みは来ない。
部屋の外が騒がしいのは、僕たちが窓を突き破って入ってきたことが原因だろう。
「あ、ま…く」
重たいからだを引きずり起き上がって、アルマックの名を呼ぶ。
反応がない、二人の肩を揺する。
「う、ぐぅ……」
「う、ぅ……」
「お、きろ」
アルマックとレイがうっすらと目を覚まし、起き上がる。
「ここは、どこ?」
「どこかの、家の、倉庫」
「あ?あー……ブレイブ家?」
「多分……」
この当たりにある家と言えばブレイブ家以外にはないだろう。
「よりによって面倒なところに放り込んでくれたわね。……いっ!」
レイが立ち上がろうとしたとき、脇腹の辺りを押さえる。
「骨、折れたわ」
「……俺もだ」
二人はフラフラと起き上がる。
あれだけの勢いだ、骨が折れていない方が可笑しいだろう。
むしろ僕のように喀血してないだけましだろう。
飛び込んできた窓から出ようと、近づく。
「……?」
壁と荷物の間に何かがある。
「……これ」
良いものを、見つけた。
キィ__
蝶番が軋み、扉が開いた。
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