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子は鎹
206 苛立ち
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苦虫を噛み潰したかのような表情の篠野部がポツリ、キャシーと呟いた。
この露出の多い性別も年齢も迷子が、虚飾の幹部でモカノフの上司、キャシーか。
モカノフと相対したときと同じような__いや、それ以上の重圧がある。
強い、動けない篠野部がいる状態で戦闘したって勝てる見込みはないし、逃げ切れる見込みもない。
私の勘がそう囁く。
篠野部の言う通り、本当に最悪だ。
「キヒヒ、まさか自分から来てくれるとは思わなかったよ。永華・犬井」
書類見たからわかってたけど、やっぱり私たちのこと知ってるんだな。
キャシーの後ろに控えている黒服の数は五人で、この廊下は五人が一気に動けるような場所ではなく行動が制限されている。
「お前に関しては生きてさえしていれば何をしても言いと言われているから、いたぶらせてもらうぞ。キヒヒ」
あぁ、どうにかして外に出て皆と合流しないと、本格的に危ないな……。
身構える私に余裕綽々のキャシーは嫌な笑みをやめることはなく、ニタニタと笑いながら私を見下すような目で見てきた。
「魔法も使えないくせに一人でここにくるなんて、お前、馬鹿だろ」
嘲笑が混じった言葉に苛立ちが募る。
なるほど、これは確かに篠野部の口からクソガキって単語が飛び出してもおかしくはないくらい喋り方も表情も、全てがこちらを煽っている。
「バカで結構、退けよ」
「退くわけねえじゃん。わざわざ獲物逃がすほど、暇じゃねえもん」
今の今まで出てこなかったのに何を言う……。
「篠野部、走れる?」
「すまないが無理だ」
「だよね……」
試しに聞いてみたけど、たったの数時間でそう簡単に回復できるわけでもないか……。
ここで魔法を使うことも出きるけど、使ったら道が崩れかねないから使うものは慎重にならないと……。
そう考えつつも、ポケットに入れていた存在に気を引かれる。
使えばダメージを与えられるかもしれないし、脱出できるかもしれないけど、下手したら崩落しかねないんだよな。
別に土むき出しだとか、ボロボロだとかじゃなくて、きちんと整備されているから、そこまで崩れないとは気もするんだけど……。
「ねえ、ねえ、取り柄の魔法も使えないのに僕たちに追い詰めら得てどんな気持ち?」
「ウザ……」
こいつ、絶対友達いないだろ。
「はぁ、追い詰められてんのはどっちなんだろうね?モカノフ達、きっと負けてるぜ」
「お前らが捕まればお釣りが来るから大丈夫だよ。もしもの時は潜入してる連中上手く使えば取り返せるもん」
うわ、さらっと軍や魔導警察にまだ潜入しているやつらがいるって言いはなったぞ。
どこまで、どれほどの規模で入り込んでるんだ?
「はぁ……一応聞くんだけどさあ。私たちになんの用事があってこんなことしてるわけ?」
「教えるわけなくない?バカなの?アホなの?」
いちいち腹立つな……。
「そのバカ助けにこなけりゃ、こんなことにもならなかったのにね。勝手に昔のこと思い出して、お前に八つ当たりしたバカだよ?よく助けようと思ったよねえ」
「……」
キャシーの言葉に篠野部の表情が曇る。
「僕だったら嫌いになって見捨てちゃうな~。あ、もしかして、そっちの奴にいなくなられたら困ることでもある?あぁ!わかった、君って頭よくないんでしょ!だから、そっちの奴がいなくなったら困るから助けにきたんだ」
「……コイツ」
「そっちの奴、母親似捨てられてから泣いて凹んでるマザコンだぜ?いくら頭よくなくてもごめんだなあ。マザコンやファザコンなんて大体ろくでもないよ?」
……。
口を開いてしまえば暴言が出てしまいそうで、唇を噛んで無理矢理苛立ちから意識をそらす。
「お前もお前だよね。“あのお方”から聞いたけどさ、よく“それ”だけを生きる理由にできるよね」
「は?」
「反応するな、戌井。何故か知らないがコイツらは、SDSは何故か僕の過去を知っている。君の過去を知っていてもおかしくはない」
「は~……」
キッショ、趣味悪、最悪、最低。
思いっきり顔をしかめたら、キャシーは「キヒヒ、キヒヒヒヒヒ」と不気味に笑った。
本当に不愉快。
「え~、考えとか無しに感情だけで生きてる君に我慢なんてできるんだ?てっきり感情まかせに殴りかかってくるのかと思ってた」
「……ろくでなし」
「お前の最終目標だってろくでなしでしょ?僕のこと言えなくな~い?」
キャシーの言っていることは、あいにくと否定できない事実なので何も言えないが、積もった苛立ちを思いっきり息を吸って心を落ち着ける。
「執念と行動力だけは褒めて上げるよ。僕には到底できないことだからね」
褒められても嬉しくない……。
「いやぁ、でも可哀想だよね。君も、死んじゃった君の大事な人も、君の回りの人も、哀れで可哀想で見てて面白いよ」
あ~……。
「憧れが壊れて道をそれて、自分達のせいで道がそれてしまって、置いていかれることが決定しているのに何も知らないでノウノウと仲良くしてるんだもん」
本当に私の昔のこと、知ってるんだな。
「君の目的も、やってることも、何にも意味はないよ。やるだけ無駄で、無意味で、バカで愚かな行為だよ。死人を理由にするの楽しい?可哀想だね。君も、死んじゃった君の大事な人も」
ブチッと血管が切れる音が聞こえた。
「ごめん、篠野部。無理だわ」
「かまわん。好きにやれ」
途中までは良かった。
途中までは、まだ我慢ができたって言うのに……。
あぁ、もうダメだ。
「なあに?乗るの?煽って敵の冷静さを無くして潰そうって作戦かもって思わないの?」
「わかってて乗ってんだよ」
これで、なにもしないでいれる程、私は臆病ではないし、感情が薄いわけでもない。
作戦だとか、冷静さを無くすだとか、そんなのどうだっていいし、なにか起こされる前に潰すだけだ。
ポケットに入れていた物を取り出す。
掌サイズのそれを取り出すとキャシーはニヤニヤしたまま、どうするんだ?とでも言いたげに首をかしげた。
「お、おい。それ……」
私の隣にいる篠野部だけが私が持っているものが何なのか、わかっていた。
幸いにも、キャシー達と私たちとは、それなりに距離があるから近くにある鉄扉を使えば損害もないだろう。
「崩れるかもとか、知らねえわ」
ピンを噛んで引き抜く。
「……な、な!」
隣から聞こえてくる狼狽える声なんて知りもしない。
手に持っている物をキャシー達の方に投げる。
宙を舞って、地面に落ちた物はコロコロと転がってキャシーの足元で止まった。
「……クソガキ!」
「“手榴弾”!?」
そう、キャシーの足元に転がっていったのは武器庫で拾った、本来はこの正解にないだろう物、“手榴弾”だ。
「全員、散れ」
自己魔法で操った糸を使って、近くの鉄扉を枠から引っこ抜き、篠野部を引っ張って庇うようにして、鉄扉を盾の代わりにした。
その刹那、手榴弾が爆発した。
爆風のせいで元々重たい鉄扉が余計に重く感じて、転けてしまいそうになるが何とか踏ん張って、爆風が落ち着くのを待つ。
唖然として固まる篠野部を他所に勝手に借りてきた篠野部のジャケットを脱いで、次に備える。
これでことが片付くのならローシュテールと戦ってあんなに苦戦することになる訳がない。
あぁ、怒りすぎて一周回って冷静になってきたかも。
土ぼこりが晴れたと思ったら、キャシーが槍を持って同じところに立っていた。
キャシーの周囲は防衛魔法が展開されており、近くにいた黒服達も囲んで手榴弾の爆発から身を守っていた。
「あんなので、このアジトが崩れるわけねえだろ。元々処分予定だってし、手本見せてやる」
掲げられた槍の先端に黒と紫の球体が集まっていく。
黒いワイバーンが使ったものよりは何段も威力は下がるだろうが、あの時の攻撃と似たようなものだろうと、勘で判断した。
ジャケットで隠して魔方陣を速攻で編み、タイミングを見極める。
「ブラックブレス」
放たれた黒い球体が私たちにぶつかる前に事前に編んでいた魔方陣を発動させ、篠野部のジャケットに魔力を注ぐ。
次の瞬間、凄まじい光と共に台風以上の暴風と熱が襲ってきた浮遊感、私は意識を失った。
この露出の多い性別も年齢も迷子が、虚飾の幹部でモカノフの上司、キャシーか。
モカノフと相対したときと同じような__いや、それ以上の重圧がある。
強い、動けない篠野部がいる状態で戦闘したって勝てる見込みはないし、逃げ切れる見込みもない。
私の勘がそう囁く。
篠野部の言う通り、本当に最悪だ。
「キヒヒ、まさか自分から来てくれるとは思わなかったよ。永華・犬井」
書類見たからわかってたけど、やっぱり私たちのこと知ってるんだな。
キャシーの後ろに控えている黒服の数は五人で、この廊下は五人が一気に動けるような場所ではなく行動が制限されている。
「お前に関しては生きてさえしていれば何をしても言いと言われているから、いたぶらせてもらうぞ。キヒヒ」
あぁ、どうにかして外に出て皆と合流しないと、本格的に危ないな……。
身構える私に余裕綽々のキャシーは嫌な笑みをやめることはなく、ニタニタと笑いながら私を見下すような目で見てきた。
「魔法も使えないくせに一人でここにくるなんて、お前、馬鹿だろ」
嘲笑が混じった言葉に苛立ちが募る。
なるほど、これは確かに篠野部の口からクソガキって単語が飛び出してもおかしくはないくらい喋り方も表情も、全てがこちらを煽っている。
「バカで結構、退けよ」
「退くわけねえじゃん。わざわざ獲物逃がすほど、暇じゃねえもん」
今の今まで出てこなかったのに何を言う……。
「篠野部、走れる?」
「すまないが無理だ」
「だよね……」
試しに聞いてみたけど、たったの数時間でそう簡単に回復できるわけでもないか……。
ここで魔法を使うことも出きるけど、使ったら道が崩れかねないから使うものは慎重にならないと……。
そう考えつつも、ポケットに入れていた存在に気を引かれる。
使えばダメージを与えられるかもしれないし、脱出できるかもしれないけど、下手したら崩落しかねないんだよな。
別に土むき出しだとか、ボロボロだとかじゃなくて、きちんと整備されているから、そこまで崩れないとは気もするんだけど……。
「ねえ、ねえ、取り柄の魔法も使えないのに僕たちに追い詰めら得てどんな気持ち?」
「ウザ……」
こいつ、絶対友達いないだろ。
「はぁ、追い詰められてんのはどっちなんだろうね?モカノフ達、きっと負けてるぜ」
「お前らが捕まればお釣りが来るから大丈夫だよ。もしもの時は潜入してる連中上手く使えば取り返せるもん」
うわ、さらっと軍や魔導警察にまだ潜入しているやつらがいるって言いはなったぞ。
どこまで、どれほどの規模で入り込んでるんだ?
「はぁ……一応聞くんだけどさあ。私たちになんの用事があってこんなことしてるわけ?」
「教えるわけなくない?バカなの?アホなの?」
いちいち腹立つな……。
「そのバカ助けにこなけりゃ、こんなことにもならなかったのにね。勝手に昔のこと思い出して、お前に八つ当たりしたバカだよ?よく助けようと思ったよねえ」
「……」
キャシーの言葉に篠野部の表情が曇る。
「僕だったら嫌いになって見捨てちゃうな~。あ、もしかして、そっちの奴にいなくなられたら困ることでもある?あぁ!わかった、君って頭よくないんでしょ!だから、そっちの奴がいなくなったら困るから助けにきたんだ」
「……コイツ」
「そっちの奴、母親似捨てられてから泣いて凹んでるマザコンだぜ?いくら頭よくなくてもごめんだなあ。マザコンやファザコンなんて大体ろくでもないよ?」
……。
口を開いてしまえば暴言が出てしまいそうで、唇を噛んで無理矢理苛立ちから意識をそらす。
「お前もお前だよね。“あのお方”から聞いたけどさ、よく“それ”だけを生きる理由にできるよね」
「は?」
「反応するな、戌井。何故か知らないがコイツらは、SDSは何故か僕の過去を知っている。君の過去を知っていてもおかしくはない」
「は~……」
キッショ、趣味悪、最悪、最低。
思いっきり顔をしかめたら、キャシーは「キヒヒ、キヒヒヒヒヒ」と不気味に笑った。
本当に不愉快。
「え~、考えとか無しに感情だけで生きてる君に我慢なんてできるんだ?てっきり感情まかせに殴りかかってくるのかと思ってた」
「……ろくでなし」
「お前の最終目標だってろくでなしでしょ?僕のこと言えなくな~い?」
キャシーの言っていることは、あいにくと否定できない事実なので何も言えないが、積もった苛立ちを思いっきり息を吸って心を落ち着ける。
「執念と行動力だけは褒めて上げるよ。僕には到底できないことだからね」
褒められても嬉しくない……。
「いやぁ、でも可哀想だよね。君も、死んじゃった君の大事な人も、君の回りの人も、哀れで可哀想で見てて面白いよ」
あ~……。
「憧れが壊れて道をそれて、自分達のせいで道がそれてしまって、置いていかれることが決定しているのに何も知らないでノウノウと仲良くしてるんだもん」
本当に私の昔のこと、知ってるんだな。
「君の目的も、やってることも、何にも意味はないよ。やるだけ無駄で、無意味で、バカで愚かな行為だよ。死人を理由にするの楽しい?可哀想だね。君も、死んじゃった君の大事な人も」
ブチッと血管が切れる音が聞こえた。
「ごめん、篠野部。無理だわ」
「かまわん。好きにやれ」
途中までは良かった。
途中までは、まだ我慢ができたって言うのに……。
あぁ、もうダメだ。
「なあに?乗るの?煽って敵の冷静さを無くして潰そうって作戦かもって思わないの?」
「わかってて乗ってんだよ」
これで、なにもしないでいれる程、私は臆病ではないし、感情が薄いわけでもない。
作戦だとか、冷静さを無くすだとか、そんなのどうだっていいし、なにか起こされる前に潰すだけだ。
ポケットに入れていた物を取り出す。
掌サイズのそれを取り出すとキャシーはニヤニヤしたまま、どうするんだ?とでも言いたげに首をかしげた。
「お、おい。それ……」
私の隣にいる篠野部だけが私が持っているものが何なのか、わかっていた。
幸いにも、キャシー達と私たちとは、それなりに距離があるから近くにある鉄扉を使えば損害もないだろう。
「崩れるかもとか、知らねえわ」
ピンを噛んで引き抜く。
「……な、な!」
隣から聞こえてくる狼狽える声なんて知りもしない。
手に持っている物をキャシー達の方に投げる。
宙を舞って、地面に落ちた物はコロコロと転がってキャシーの足元で止まった。
「……クソガキ!」
「“手榴弾”!?」
そう、キャシーの足元に転がっていったのは武器庫で拾った、本来はこの正解にないだろう物、“手榴弾”だ。
「全員、散れ」
自己魔法で操った糸を使って、近くの鉄扉を枠から引っこ抜き、篠野部を引っ張って庇うようにして、鉄扉を盾の代わりにした。
その刹那、手榴弾が爆発した。
爆風のせいで元々重たい鉄扉が余計に重く感じて、転けてしまいそうになるが何とか踏ん張って、爆風が落ち着くのを待つ。
唖然として固まる篠野部を他所に勝手に借りてきた篠野部のジャケットを脱いで、次に備える。
これでことが片付くのならローシュテールと戦ってあんなに苦戦することになる訳がない。
あぁ、怒りすぎて一周回って冷静になってきたかも。
土ぼこりが晴れたと思ったら、キャシーが槍を持って同じところに立っていた。
キャシーの周囲は防衛魔法が展開されており、近くにいた黒服達も囲んで手榴弾の爆発から身を守っていた。
「あんなので、このアジトが崩れるわけねえだろ。元々処分予定だってし、手本見せてやる」
掲げられた槍の先端に黒と紫の球体が集まっていく。
黒いワイバーンが使ったものよりは何段も威力は下がるだろうが、あの時の攻撃と似たようなものだろうと、勘で判断した。
ジャケットで隠して魔方陣を速攻で編み、タイミングを見極める。
「ブラックブレス」
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