逆・異世界転生 Ⅰ

Tro

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#4 ゴルゴーンの涙

ライブ・ライブ

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詳細は割愛しよう。気乗りしない三姉妹を俺の巧みな話術で騙し、いや説得し、とにかく三姉妹を踊って歌えるアイドルとして鍛えることにした俺である。

まず、手始めとして三姉妹を俺がスマホで撮影。あんなポーズやこんなポジションから素晴らしい構成でまとめてみたが、うん、素材は悪くはない。しかし所詮は素人である。全くイケていない動画が完成したところだ。

それをネットにアップしたが、当然のごとく『いいね』が全く足りない。いいアイデアだと自負していたが、やはり俺をもってしても無理なのかー、と途方に暮れていると。

「汚いじゃん」
「まあまあ」とは何時ものエッちゃんとステちゃんである。何を言っているんだ、それどころではないだろう、と危機感の薄い二人に言われカッとなった俺であるが、冷静になって考えてみると、なんとスマホの画面を舐めている俺が居るではないかー。

咄嗟にヨダレを拭き拭きした俺である。そのスマホには三姉妹のクダラナイ動画が再生されていたのだが、それをフンッと見ている内に、そのような行為に及んでしまっていたようである。俺としたことが、どうしたことであろうか。

引きこもり、妹依存症の姉、ステちゃんは意外にも歌って良し踊って良し見た目も良しの三冠王であった。次女のじゃんじゃんことエッちゃんは普段、威勢が良い割に、羞ずかし照れ照れの小心者を暴露したが、まあ、そこはなんとかのレベルであった。しかし三女のメデちゃん、これが頂けない。音痴、不器用、ヘタレの三振王である。そこでメデちゃんを二人の後ろに配置し、口パクで起用した次第だ。

そんなポンコツ三姉妹の動画を見ていた俺が、不覚にも無意識とはいえ舐め舐めしていたとは。だが、そんな奴は世界中で俺一人ではなかった! なんと突然、再生回数が急上昇、『いいね』の満員御礼状態だー。

なにがどうしてこうなったかは分からないが、とにかく明日への希望が見えてきたところである。そして遂に芸能界を牛耳る大物プロデューサーから連絡を受けたところである。それはなんと大規模ライブの企画であったー。

存在が薄かった三姉妹もくっきりはっきりと存在感が際立ち、既に押しも押されぬネットアイドルである。これで大衆の面前で大成功を収めれば勝利は間違いないだろう。



早速、大物プロデューサーとの契約ゲットのため、高級ホテル最上階のスイートルーム? に向かう俺たちである。先方に粗相がないようにと目一杯化けて、いや着飾る三姉妹、それを引き連れて、いやエスコートし、いざ出陣。

部屋のドアをノックすると、サクッと開いたが、おや、まだ清掃中のようだ。中から○ゲ、○ブ、○ビのおっさんが出てきてしまったではないか。まあ約束の時間には少々早かったので致し方ないであろう。と思っていたら自らプロデューサーだと名乗るではないか。

当方が想定していた、大物、やり手、紳士とはだいぶ相違があることに戸惑っていると、あっという間に○ゲ、○ブ、○ビのおっさんが三姉妹を拉致るように、部屋に押し込んでいくではないか。これはまずい、そう睨んだ俺も続いて部屋に入ろうとすると、○ゲ、○ブ、○ビのおっさんが、

「おい、小僧。1時間、いや三人いるから3時間後に出直してこい」と俺の耳元で臭い息を吐きながらのたまうではないか。そうしてドアはピシャリと閉じられたのである。

どうりで話がトントン拍子に進む訳である。契約の前に枕営業しろと、なるほど。だが、○ゲ、○ブ、○ビのおっさん、あんたは大きな勘違いをしているぜ。その三姉妹をその辺の三姉妹と一緒にされては困る。なにせ俺が育てたスーパーアイドルである。○ゲ、○ブ、○ビのおっさんごとにき扱える代物ではないぞ、ククク。

その場を動かず、ドアの前で待つこと5分。ほれ、ドアが開いたではないか。どれどれ、中はどうなっているのやらと。ん? うーん、真っ裸の○ゲ、○ブ、○ビのおっさんが今にも○○しそうな体勢で静止しているではないか。おっと、その前にドアは閉めておこう。

「こいつ、いきなり裸になって襲ってきたぞ、ケダモノじゃん」
「まあまあ」とはエッちゃんとステちゃんである。三女のメデちゃんは全くの無関心である。せめてここは「怖かったよ~」とか言って欲しいものだ。

こんな状況でも慌てる俺ではない。まずは重要事項を確認せねば。
「契約書にはサインしてくれたか?」と三姉妹に聞いたが、どいつもこいつも他人事のように知らんぷりしているではないか。では、個別に聞き出さなければならないようだ、なあ、エッちゃん。

「契約書? サイン? 知らないじゃん」
成る程、あれほど契約が大事だと言い聞かせていたのに、アホのエッちゃんには無理だったようだ。では期待を込めて長女のステちゃん、君はどうなんだ?

「まあまあ、まだよ」
俺から目を逸らしながら萎縮するステちゃんである。どうやら責任は感じているようだが、まだまだ肝が座っていないのが見て取れるではないか。そんなことでは、お姉ちゃんは務まらんぞと言いたいところだが、

「ステちゃんなら出来るさ、そうだろう、俺が一番信頼しているのはステちゃんなんだから。もっと自信を持っていいんだよ」と持ち上げてやれば舞い上がる娘である。

「まあまあ、やってみようかしら」と何をするのかは知らないが、漸くその気になってくれたようである。そのステちゃん、○ゲ、○ブ、○ビのおっさんの頭を突くと、あら不思議、○ゲ、○ブ、○ビのおっさんが裸のまま歩き出し、低いテーブルの前で正座をしだしたではないか。

「今です、やっちってください」とはステちゃんの声である。だが、一体なにをすれば……俺は咄嗟にカバンから契約書を取り出し、テーブルの上に広げてみた。そしてステちゃんを見ると、ウンウンと頷いている。これが正解だったようだ。裸のおっさんはペンを持ち、スラスラと契約書にサインしているではないか。どうやらステちゃんの意のままに操られているようである。

こうして契約は完了、後はこの状況をどうするかであるが。うーん、悩みどころである。どうしたものかと思案していると、

「まあまあ、任せて」とはステちゃんの自信に満ちた声である。こんな短時間で急成長するとは、流石は俺が育てた娘である。自慢しておこう。

またまたステちゃんがおっさんの頭を突くと、今度はドアに向かって一直線、そのまま外に出て行ってしまったではないか。暫くすると何やら悲鳴のような声が聞こえような聞こえないよな。まあ、これで作戦は終了、あとはビックライブをこなすだけである。



ライブ当日。会場には何万人者ものワケのわからぬ者たちが集い大盛況である。それに臆したのか、またもや萎縮する三姉妹である。そこでガツンと、

「やっちゃえ」と檄を飛ばす俺である。それに、
「やってやるじゃん」とはアホのエッちゃんである。だが、
「……まあ」と足が竦むステちゃんだ。何時もの知らんぷりパワーが抜けているが、それをよそに他人事のように構えるメデちゃんである。

仕方ないので、更に檄を飛ばす俺である。
「昔の生活に戻りたいのかー」の俺の一言で、
「イヤイヤよー」とステちゃんに気合がみなぎり、
「ふん」と相変わらずノリの悪いメデちゃんである。

だが、開演はもうすぐ。ここまで三姉妹には、たんまりと儲けさせてもらったが、まだまだ足りぬ。俺の欲は底抜けに深いのである。さあ、行って来い、そして華となって散るが良い、俺のために。

◇◇

音楽が会場中に鳴り響く中、三姉妹の背中を押して開演である。彼女たちの前には既に熱気に溢れた何者かが狂ったように声援を送っている。皆んなどうかしているぜ、と思いながらライブの成功を祈る俺である。

そんな俺の心配と不安をよそに、なんとか歌って踊る三姉妹。勿論、メインは長女のステちゃんである。普段は「まあまあ」しか言わないが、一度ステージに立てば人が変わったように、「皆んなー、いくぜー、振り落とされるなよー」と正に別人格となるお方である。

片や普段、「ジャンジャン」の次女エッちゃんは、アガリ症なのか普段の威勢はどこへやらだ。しかし、時とともに調子が乗ってくるエッちゃんでもある。そして気が付いた時には、「最高じゃん」と吠えるのである。

では三女のメデちゃんはというと……いくら練習しても上達しない歌と踊りである。結局、お姉ちゃんの影に隠れて口パクのフラフラである。だが、どうだろう、今日に限ってノリノリのようだ。その調子で本当に歌われたら正体がバレるというもの。そのくらいにしとおけ、メデちゃん。

しかーし、何を勘違いしたのか狂ったのか、本当に歌い出してしまったではないかー。おかげで今まで盛況だった聴衆がシーンと静まり返ってしまったぞ。なのに、それに気がつかないのか、それともワザとなのか歌い続けるメデちゃんだー。

気分良く一人だけで歌い終わったメデちゃん、ここはカラオケじゃないんだよ、馬鹿野郎と言いたいが、時すでに遅しである。白けムード満点の会場にやっと気がついたのか、メデちゃんは今にも泣きそうである。

ああ、可哀想に。だが、いくら俺でも出来ることと出来ないことがあるのだよ。お前には随分と手を焼いたが、その音痴だけは治せなかったのだ。今更だが、ごめんよメデちゃん、良い子に育てられなくて。

ステージ上で一人浮いたメデちゃん、本当に泣いてしまうのかと思ったら、なんと頬を膨らましてのご立腹である。一体、何をそんなに怒っているのだ? それの矛先は自分自身ではないのか、それとも世間に八つ当たりでもする気かー。

答えは八つ当たりであった。なんと、トレードマークの眼帯を外し、会場を埋め尽くす烏合の衆を睨み始めたではないか。そんな幼稚なことをしてなんになるというのか。と思いきや、ただでさえ静まり返った会場が更に静かに。というか誰も動いてはいないぞー。

とうとう遣らかしてしまったようだ。どんな術を使ったのかは知らないが、とにかく、こうなってはライブはお開きである。止むを得ず、そそくさと楽屋に撤退した次第だ。

失敗に終わったライブだが、その楽屋ではメデちゃんが荒れ狂っている。泣く喚く物に当たる等々、駄々っ子全開である。そしてお決まりの、世間が悪い、自分は何も悪くはないと癇癪を爆裂させている。こうなっては流石の俺でも手が付けられないというもの、ここはお姉さんたちの出番であろう。

しかしこれが、
「まあまあ」だの、「うるさいじゃん」対応なので何の解決にもならないでいる。挙げ句の果てに、爺さんの日記を開き、そのページをビリビリと破り捨てているではないか。

「こんな変こと書いた奴のせいで私は、私は苦労するんだー」とはメデちゃんの、やけっぱちの声である。だが、そんなことをしても何も変わらんぞと生温かい目で見守っていると、「こうしてやるじゃん」とエッちゃんが、散らばった日記の紙片をボッと燃やしてしまったではないか。これには流石に「まあまあ」とステちゃんも呆れたようだが、それ以上に呆れた俺である。

ところがである。当然ながら楽屋の中でファイヤーしてしまっては消火設備が黙ってはいまい。案の定、天井から無慈悲のシャワーである。おきゃー。

ところがである。久しぶりのシャワーに慌てていると、なんと、三姉妹の様子が変ではないか。変どころか体が消えていくぞ、それもミルミルうちに。

ナンテコッタイ。日記という貴重な歴史的資料を燃やしたせいなのか、それとも何かの因果なのか。証拠隠滅ではないが彼女たちの存在自体が燃え尽きるというのか。それでは俺の金づるが、いや仕事の糧も一緒に無くなってしまうというのかー。

何故だかここで笑いこける三姉妹である。何がそんなに嬉しいのか、泣き叫んでいたメデちゃんまで笑みを浮かべているはないか。そんな、こんな別れってあるのか? それでいいのか? いいや、俺の収入源が、俺のマネージャーとしてのキャリアはどうなるんだ、待ってくれ~、おりゃー。

◇◇

独り、楽屋に残された俺である。あの馬鹿げた三姉妹はもういない。これで俺も自由の身になったというわけか。おそらく三姉妹は、この世の理によって登録抹消されたのであろう。過去に戻ったりアイドルになったりと、それはそれで充実した日々を過ごしたが、なんという呆気ない幕切れであろうか。せめて、もう少し稼いでからにしてくれないだろうか、グスン。



あれから数ヶ月。俺は相も変わらず『1号』を越えるべく、切磋琢磨している『2号』である。彼女たちとの貴重な体験を生かすべく、こうして売れない作家を目指してはいるが、文字取り売れないため極貧の生活を続けている次第だ。

だが、全ては思い出である。この思いを大切に、それを明日への希望へと繋げていこうではないか。がんばれ、俺。俺は天才で才気あふれる売れない作家だが、運さえ掴めれば天下は俺のものになるのであ~る。

余談だが、例の『森の三姉妹』という物語は、いつの間にか『森のお爺さん』という話に変わっていたようだ。その内容は、お爺さんが森に入り、そこで山小屋風の一軒家に遭遇するお話である。そこで爺さんは若い男性たちと出会い、アレに目覚めたとある。その若い男性たちこそ、鬼嫁から逃げた若者たちだという。
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