123 / 128
第8章 ギルド長の任務は大変だ
第123話 真実は時に残酷な時もあるってマジ
しおりを挟む
「……人間集団を、育ててきた?」
「ええ。私は最初からそのつもりでサラ様とギルドをつくってきました」
チハヤの体は微動だにしない。緊張も戸惑いも怒りも悔しさもなにもないように、微笑みを浮かべたまま。
──私は、こんなにも体が震えているというのに。
「いい加減にしろ、チハヤ! 魔王とか人間集団とか、そんなわけわかんないことはどうでもいい! 今すぐモンスターを止めろ!!」
「ですから、無理なのです。それに、ここまで来られなければ意味がない」
「無理じゃねぇーだろうが!! さっきからずっとわけわかんないこと言ってんじゃねーよ!! こうしてる間にもエルサさんもクリスさんもグレースも! みんなが苦しんでる! 下手したら大ケガするかもしれないんだぞ! わかってんのか!?」
私はチハヤに詰め寄る。少しでも動揺するのではないかと、考え直してくれるのではないかと思ったから。
でも、チハヤは動じることなく息を吐くと、呆れたように額に指をあてた。
「サラ様、しっかり話を聞いてください。私は、ここまで来られなければ意味がないと言いました。ここまで来ることができない者、つまり魔王を倒すことができない者は戦力になりません」
鼓動が大きくなる。拳をぎゅっと握り締める。……こいつはなにを言ってるんだ? 戦力にならないとかそんなことは関係ない。みんな、大事な仲間なんだ。
「チハヤ。こっちは、仲間が危険な目にあってるって言ってんだ! 最悪──モンスターの猛攻で命を落とすかもしれないんだぞ!」
「残念ながら、それはそこまでの力だったということです」
チハヤは涼しい顔で言った。
「! てめぇっ!!」
あまりの冷たい言い方に、私はチハヤに殴りかかっていた。渾身の怒りを込めた一撃は、でも簡単にチハヤの手のひらに止められてしまう。
「みなさんが来るまでまだ時間がある。真実を話しましょう」
なにもない真っ白な空間に、突如として丸テーブルに二脚のイスが用意された。テーブルにはコーヒーカップが2つ置かれている。
「……この状況でコーヒーを飲めってか?」
「私の話をするときは、二人でコーヒーを飲むと約束したはずです」
私の手を放すと、チハヤはテーブルに近づく。空間魔法でコーヒーがたっぷり入ったポットを取り出すと、カップに注いでいく。淹れたてのいい香りが漂ってきた。
正気か?
「どうぞ。サラ様」
チハヤが着席を促す。有無を言わさぬその目に耐え切れなくて、私はイスを引いて座った。
反対側にチハヤが座る。白い手袋をはめたままカップに指を伸ばすと、そのままコーヒーをすする。
「私はこの世界に魔王として異世界転生しました」
チハヤは、ちょうどテーブルの中心に目線を向けながら流暢に話し始めた。まるで人ごとのように。
だけどその瞳は、これまで何度も見てきた哀しい色をしていた。
「サラ様も知っている通り、この世界の魔王は交代制です。元々この世界の住人である現地人や異世界転生者に関係なく、誰かが魔王になります」
マリーが言っていた通りだ。歴代村長の日記にも書いてあった。
「魔王に選ばれた私は、絶望し暴れ回りました。世界中を放浪していたのは、その頃です」
私もコーヒーカップに手を伸ばす。なぜか、指先が震えて仕方がない。チハヤから発せられる寒々しい空気は、温かいはずのカップを触っても変わらなかった。
嫌な──とても嫌な予感がする。私の、だいたい当たる嫌な予感が。
「そのあと、サラ様のおじいさまに会いギルドづくりを提案されたという話は事実です。私は、完全に心が魔王になる前に、魔王を倒すため、そして唯一の願いである至高のコーヒーを飲むためにサラ様と仲間のみなさんとともにギルドを大きくしてきました」
私は思い切ってコーヒーを飲んだ。熱いコーヒーが喉元を流れていく。味は、わからなかった。
「だったら、ギルドに戻ってきてよ! チハヤがまだ魔王じゃないなら、みんなで一緒に解決策を見つけよう! ねぇ、チハヤ!!」
チハヤは首を振った。これは押し問答だ。わかっている。何度もチハヤに戻ってきてほしいと伝えているけど、チハヤは頑なに拒んでいる。
だけど、言わなきゃいけなかった。言わないと、チハヤが本当に手の届かない遠くまで行ってしまいそうで……。
私はクローバーの髪留めをテーブルの上に置いた。
「ヤマトさんから聞いたよ。四葉のクローバーの花言葉、幸運。チハヤは今までずぅっと私を守ってくれていた。そうだよね?」
チハヤは音を立ててカップをテーブルに置く。のぞき込むように黒い瞳が私を見つめた。
「サラ様を守ってきたこと、それは偽りではありません」
「だったら、今度は私がチハヤを守る。そのために、私はここに来たんだよ」
クローバーを手に取る。これは私の決意だ。私のギルドにもマリーのギルドにもたくさんの仲間たちがいる。チハヤとみんなの力を合わせれば、きっと魔王の問題を解決できる。
チハヤはまたコーヒーをすすると、どこか辛そうに目を閉じた。
「無理なのです。サラ様。私は魔王として、もうすでに罪を犯している」
「罪? 魔王として?」
「ええ、その罪は──」
チハヤが言葉を紡ごうとしたとき、バン、と扉が開く音がした。チハヤは立ち上がると、手を掲げる。飲みかけのコーヒーカップが消え、テーブルもイスも消えていく。慌てて私が座っていたイスから避けたときには、マリーの声が部屋中に響き渡っていた。
「来ましたわよ! チハヤ! 大人しく投降しなさい!!」
扉の先には、マリーの他にトーヴァ、そしてリリアの姿があった。
「黒騎士はたおしたのですね」
「もちろんですわ! 黒騎士の正体はアンデッド。弱点は神聖属性。弱点さえわかれば、リリアの力で簡単にたおせましたわ! さあ、サラ! 話は済んだのでしょう! チハヤを連れ帰り、おじいさまへ報告に行きますわ! これで我がコンフォーコギルドは名実ともに最強ギルドの一角になりますの!」
チハヤは前髪をかき上げると、不意に笑った。まだぜんぜん、余裕のある表情だった。
「残念ながら、そうはいきません。マリーさんとみなさんには、魔王をたおしたギルドとして歴史に名を刻んでもらいます」
チハヤの姿が消える。
「なっ! ……後ろだ!!」
トーヴァがすぐに気づき後ろを振り返ると、リリアの背後にチハヤが現れた。
「回復役のあなたの出番は、また後です」
チハヤの手がリリアの頭に触れる。突然、リリアは気を失ったように床にたおれていった。
「てめぇ! リリアになにをした!!」
リリアの体が床に激突する寸前。なぜかチハヤが体を受け止め、そのまま床の上に寝かせる。ソファで眠り込んだグレースをベッドに運ぶときのように、優しくていねいに。
「一時的に眠らせただけです。副作用の心配はありません。時間がたてばいずれ目を覚まします」
「そういうことじゃねぇ! やっぱり殺る気なのか!?」
トーヴァは背中から大剣を抜き取ると、腰を低くしてチハヤに対して構えた。
「待ってトーヴァ、そうじゃないんだよ」
「だが説得は失敗したんだろ。どんな理由はあれど、こいつは今仲間に攻撃した。回復役をおとすのは、戦いの基本だからなぁ」
「そうじゃなくて!」
「危ないからサラはリリアを連れて下がっていろ!」
ダメだ、頭に血が上っていてトーヴァに話が通じない。後輩のリリアが眠らされたから?
今にも剣で切りかかろうという雰囲気のなか、大きな火の玉がチハヤとトーヴァの間を通って壁に当たった。
……今のは、マリーの魔法?
「待ちなさい。もし、チハヤがその気ならとっくにわたくしたちは殺されているはずですわ。ですが、眠らせただけ」
マリーが腕を組んだままゆっくりと二人の間に割って入る。
「チハヤは絶対にわたくしたちを殺すことはできませんわ」
「ええ。私は最初からそのつもりでサラ様とギルドをつくってきました」
チハヤの体は微動だにしない。緊張も戸惑いも怒りも悔しさもなにもないように、微笑みを浮かべたまま。
──私は、こんなにも体が震えているというのに。
「いい加減にしろ、チハヤ! 魔王とか人間集団とか、そんなわけわかんないことはどうでもいい! 今すぐモンスターを止めろ!!」
「ですから、無理なのです。それに、ここまで来られなければ意味がない」
「無理じゃねぇーだろうが!! さっきからずっとわけわかんないこと言ってんじゃねーよ!! こうしてる間にもエルサさんもクリスさんもグレースも! みんなが苦しんでる! 下手したら大ケガするかもしれないんだぞ! わかってんのか!?」
私はチハヤに詰め寄る。少しでも動揺するのではないかと、考え直してくれるのではないかと思ったから。
でも、チハヤは動じることなく息を吐くと、呆れたように額に指をあてた。
「サラ様、しっかり話を聞いてください。私は、ここまで来られなければ意味がないと言いました。ここまで来ることができない者、つまり魔王を倒すことができない者は戦力になりません」
鼓動が大きくなる。拳をぎゅっと握り締める。……こいつはなにを言ってるんだ? 戦力にならないとかそんなことは関係ない。みんな、大事な仲間なんだ。
「チハヤ。こっちは、仲間が危険な目にあってるって言ってんだ! 最悪──モンスターの猛攻で命を落とすかもしれないんだぞ!」
「残念ながら、それはそこまでの力だったということです」
チハヤは涼しい顔で言った。
「! てめぇっ!!」
あまりの冷たい言い方に、私はチハヤに殴りかかっていた。渾身の怒りを込めた一撃は、でも簡単にチハヤの手のひらに止められてしまう。
「みなさんが来るまでまだ時間がある。真実を話しましょう」
なにもない真っ白な空間に、突如として丸テーブルに二脚のイスが用意された。テーブルにはコーヒーカップが2つ置かれている。
「……この状況でコーヒーを飲めってか?」
「私の話をするときは、二人でコーヒーを飲むと約束したはずです」
私の手を放すと、チハヤはテーブルに近づく。空間魔法でコーヒーがたっぷり入ったポットを取り出すと、カップに注いでいく。淹れたてのいい香りが漂ってきた。
正気か?
「どうぞ。サラ様」
チハヤが着席を促す。有無を言わさぬその目に耐え切れなくて、私はイスを引いて座った。
反対側にチハヤが座る。白い手袋をはめたままカップに指を伸ばすと、そのままコーヒーをすする。
「私はこの世界に魔王として異世界転生しました」
チハヤは、ちょうどテーブルの中心に目線を向けながら流暢に話し始めた。まるで人ごとのように。
だけどその瞳は、これまで何度も見てきた哀しい色をしていた。
「サラ様も知っている通り、この世界の魔王は交代制です。元々この世界の住人である現地人や異世界転生者に関係なく、誰かが魔王になります」
マリーが言っていた通りだ。歴代村長の日記にも書いてあった。
「魔王に選ばれた私は、絶望し暴れ回りました。世界中を放浪していたのは、その頃です」
私もコーヒーカップに手を伸ばす。なぜか、指先が震えて仕方がない。チハヤから発せられる寒々しい空気は、温かいはずのカップを触っても変わらなかった。
嫌な──とても嫌な予感がする。私の、だいたい当たる嫌な予感が。
「そのあと、サラ様のおじいさまに会いギルドづくりを提案されたという話は事実です。私は、完全に心が魔王になる前に、魔王を倒すため、そして唯一の願いである至高のコーヒーを飲むためにサラ様と仲間のみなさんとともにギルドを大きくしてきました」
私は思い切ってコーヒーを飲んだ。熱いコーヒーが喉元を流れていく。味は、わからなかった。
「だったら、ギルドに戻ってきてよ! チハヤがまだ魔王じゃないなら、みんなで一緒に解決策を見つけよう! ねぇ、チハヤ!!」
チハヤは首を振った。これは押し問答だ。わかっている。何度もチハヤに戻ってきてほしいと伝えているけど、チハヤは頑なに拒んでいる。
だけど、言わなきゃいけなかった。言わないと、チハヤが本当に手の届かない遠くまで行ってしまいそうで……。
私はクローバーの髪留めをテーブルの上に置いた。
「ヤマトさんから聞いたよ。四葉のクローバーの花言葉、幸運。チハヤは今までずぅっと私を守ってくれていた。そうだよね?」
チハヤは音を立ててカップをテーブルに置く。のぞき込むように黒い瞳が私を見つめた。
「サラ様を守ってきたこと、それは偽りではありません」
「だったら、今度は私がチハヤを守る。そのために、私はここに来たんだよ」
クローバーを手に取る。これは私の決意だ。私のギルドにもマリーのギルドにもたくさんの仲間たちがいる。チハヤとみんなの力を合わせれば、きっと魔王の問題を解決できる。
チハヤはまたコーヒーをすすると、どこか辛そうに目を閉じた。
「無理なのです。サラ様。私は魔王として、もうすでに罪を犯している」
「罪? 魔王として?」
「ええ、その罪は──」
チハヤが言葉を紡ごうとしたとき、バン、と扉が開く音がした。チハヤは立ち上がると、手を掲げる。飲みかけのコーヒーカップが消え、テーブルもイスも消えていく。慌てて私が座っていたイスから避けたときには、マリーの声が部屋中に響き渡っていた。
「来ましたわよ! チハヤ! 大人しく投降しなさい!!」
扉の先には、マリーの他にトーヴァ、そしてリリアの姿があった。
「黒騎士はたおしたのですね」
「もちろんですわ! 黒騎士の正体はアンデッド。弱点は神聖属性。弱点さえわかれば、リリアの力で簡単にたおせましたわ! さあ、サラ! 話は済んだのでしょう! チハヤを連れ帰り、おじいさまへ報告に行きますわ! これで我がコンフォーコギルドは名実ともに最強ギルドの一角になりますの!」
チハヤは前髪をかき上げると、不意に笑った。まだぜんぜん、余裕のある表情だった。
「残念ながら、そうはいきません。マリーさんとみなさんには、魔王をたおしたギルドとして歴史に名を刻んでもらいます」
チハヤの姿が消える。
「なっ! ……後ろだ!!」
トーヴァがすぐに気づき後ろを振り返ると、リリアの背後にチハヤが現れた。
「回復役のあなたの出番は、また後です」
チハヤの手がリリアの頭に触れる。突然、リリアは気を失ったように床にたおれていった。
「てめぇ! リリアになにをした!!」
リリアの体が床に激突する寸前。なぜかチハヤが体を受け止め、そのまま床の上に寝かせる。ソファで眠り込んだグレースをベッドに運ぶときのように、優しくていねいに。
「一時的に眠らせただけです。副作用の心配はありません。時間がたてばいずれ目を覚まします」
「そういうことじゃねぇ! やっぱり殺る気なのか!?」
トーヴァは背中から大剣を抜き取ると、腰を低くしてチハヤに対して構えた。
「待ってトーヴァ、そうじゃないんだよ」
「だが説得は失敗したんだろ。どんな理由はあれど、こいつは今仲間に攻撃した。回復役をおとすのは、戦いの基本だからなぁ」
「そうじゃなくて!」
「危ないからサラはリリアを連れて下がっていろ!」
ダメだ、頭に血が上っていてトーヴァに話が通じない。後輩のリリアが眠らされたから?
今にも剣で切りかかろうという雰囲気のなか、大きな火の玉がチハヤとトーヴァの間を通って壁に当たった。
……今のは、マリーの魔法?
「待ちなさい。もし、チハヤがその気ならとっくにわたくしたちは殺されているはずですわ。ですが、眠らせただけ」
マリーが腕を組んだままゆっくりと二人の間に割って入る。
「チハヤは絶対にわたくしたちを殺すことはできませんわ」
0
あなたにおすすめの小説
9回巻き戻った公爵令嬢ですが、10回目の人生はどうやらご褒美モードのようです
志野田みかん
恋愛
アリーシア・グランツ公爵令嬢は、異世界から落ちてきた聖女ミアに婚約者を奪われ、断罪されて処刑された。殺されるたびに人生が巻き戻り、そのたびに王太子マクシミリアンはミアに心奪われ、アリーシアは処刑、処刑、処刑!
10回目の人生にして、ようやく貧乏男爵令嬢アリーに生まれ変わった。
もう王太子や聖女には関わらない!と心に決めたのに、病弱な弟のために王宮の侍女として働くことに。するとなぜか、王太子マクシミリアンは聖女ミアには目もくれず、男爵令嬢アリーを溺愛し始めて……。
(頭を空っぽにして笑えることを目指したコメディです。2020年に執筆した作品です。本作を読みたいというお声があったため再掲します)
聖女様と間違って召喚された腐女子ですが、申し訳ないので仕事します!
碧桜
恋愛
私は花園美月。20歳。派遣期間が終わり無職となった日、馴染の古書店で顔面偏差値高スペックなイケメンに出会う。さらに、そこで美少女が穴に吸い込まれそうになっていたのを助けようとして、私は古書店のイケメンと共に穴に落ちてしまい、異世界へ―。実は、聖女様として召喚されようとしてた美少女の代わりに、地味でオタクな私が間違って来てしまった!
落ちたその先の世界で出会ったのは、私の推しキャラと見た目だけそっくりな王(仮)や美貌の側近、そして古書店から一緒に穴に落ちたイケメンの彼は、騎士様だった。3人ともすごい美形なのに、みな癖強すぎ難ありなイケメンばかり。
オタクで人見知りしてしまう私だけど、元の世界へ戻れるまで2週間、タダでお世話になるのは申し訳ないから、お城でメイドさんをすることにした。平和にお給料分の仕事をして、異世界観光して、2週間後自分の家へ帰るつもりだったのに、ドラゴンや悪い魔法使いとか出てきて、異能を使うイケメンの彼らとともに戦うはめに。聖女様の召喚の邪魔をしてしまったので、美少女ではありませんが、地味で腐女子ですが出来る限り、精一杯頑張ります。
ついでに無愛想で苦手と思っていた彼は、なかなかいい奴だったみたい。これは、恋など始まってしまう予感でしょうか!?
*カクヨムにて先に連載しているものを加筆・修正をおこなって掲載しております
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧井 汐桜香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
転生幼子は生きのびたい
えぞぎんぎつね
ファンタジー
大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。
だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。
神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。
たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。
一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。
※ネオページ、カクヨムにも掲載しています
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる