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第119話 決戦?2
創世神リュガリールの乗っている、まるで要塞のような超重量級旗艦ディアムクレステルの一部が開く。
そして顕現する圧倒的魔力を纏う機体――それが二機。
一機は、創世神の右腕・グラッダー。
レベル上限1000。
神機『ディザステル』を駆る。
数多の星を絶望へと叩き落とした力の象徴。
まさに悪夢。
その存在だけで次元が軋む。
そしてもう一機。
側近アザイヌルグが操る隠し玉『フィニースイレズダー』。
幾つもの星を滅ぼした禍々しき巨神――全長五十メートル。
不気味に煌めく白金。
怖気を誘う。
絶望の名を冠する二機が、咆哮を上げ宙へとその姿を現した。
二機の機体から噴き出す経験のない魔力。
その魔力はミラリルスの大気を揺らし、激しい振動により電が荒れ狂う。
絶望。
その名にふさわしい2機の悪魔。
それが今――解き放たれた。
※※※※※
一方南のダンジョン近くの拠点。
そこではリョダが空を見上げ、苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべていた。
「リョダ殿…この周辺の敵は沈黙した。…あれは我らではどうにもならぬ…主を、ライト様を信じようぞ」
「…致し方ない、な。…周辺の掃討、感謝する…ザッガンルーバ殿」
「なに。…お主たち『元』異星の民たちのおかげだ。…感謝したいのは我々だ」
共闘した悪魔と異星の民たち。
すでに彼らは戦友。
絆が構築されていた。
「…む?…ふはは。これは愉快」
突然空を見上げ、笑顔を向けるザッガンルーバ。
その様子に一瞬訝し気にしたリョダだが、すぐに新たな魔力を拾い安堵の表情を浮かべる。
「さすがはライト様…魔王ギルイルド様に女神ティアリーナ様…その力をここまで昇華させるとは」
リョダの感知能力。
飛び抜けたそれは、正確に今の現状を理解していた。
「…ザッガンルーバ殿」
「うむ」
そして魔力を練り上げ、自身の力を上昇させていく。
「…雑魚が数体…降りてきたようだ。…ともに殲滅しないか?」
「もちろんだ」
ニカッといい笑みを浮かべるザッガンルーバ。
二人の猛将は敵の降下を確認した地点へと向かう。
その速さはすでに彼らの本来の力を超えていた。
そう。
二人もさらに力を増していたのだ。
ライトの構築し付した術式。
『ミラリルス祭り』
この星の住民と認められたものの力を増し、そうでないものには不幸を押し付ける。
ゆえに先ほどザッガンルーバがリョダたちの事を『元』異星の民、と評したのはこれが原因だった。
そして。
昨日の闇の女神討伐、さらには世界各地で繰り広げられた激戦。
すでに異星の物たち、その残党の殆どが滅んでいた。
ライトの準備。
それはすでにほとんどの『リュガリールの策』をつぶしていた。
※※※※※
「…アカシック…ディスター!!!!」
「むうっ?!!!…くあああああああああああっっっ!!???」
顕現した悪夢のような機体であるディザステルの右腕が吹き飛ぶ。
バランスを崩し地上へと落下する機体、どうにか立て直しとんでもなく速い攻撃に対し視線を投げるグラッダー。
「くうっ?!…早い…しかもなんだあの魔力は?」
閃光とともに煌めく白い機体。
ティアリーナが搭乗している『サイディスター』だ。
色々とライトに問いただしたいところではあるが。
何より既に来てしまったとんでもない敵。
さらにはルイとの賭け。
ティアリーナは全魔力を纏い、敵めがけその力を開放していた。
(…しかし…どうしていちいち技名を叫ばないと…攻撃できないのかしら?!…むう、ライト様…悪ふざけが過ぎます)
もちろんこのゴーレム。
普段のティアの魔術、増幅して放つことはできる。
しかし以前の大戦のときに適応されてしまっているティアの使う聖属性魔術。
効果が出ないであろうことをライトに指摘されてしまっていた。
(たしかに…法則自体には囚われたようですが…魔術は効かない可能性の方が高い…魔力を無駄にするわけにはいかない…っ!?くうっ?!!)
凄まじい速度で移動を繰り返していたティアのゴーレム。
自身の数倍はある大型の機体があり得ない速さで『サイディスター』を捉えていた。
物理障壁が悲鳴を上げ砕かれる。
少なくないダメージがティアリーナに襲い掛かってきた。
「くうっ…ハアハアハア…さすがは敵の主力…やりますね」
そしてなぜかつながる敵との通信。
当然だがライトの仕込み。
――“悪ふざけ”だ。
『…ほう?女神殿か…ふむ。美しいな…軍門に下るのなら…我が妾にしてやるが?』
「…くだらない…命乞いくらいなら聞きましてよ?」
『笑止!!』
爆発的に吹き上がる両機の魔力。
「ほう?さすがは女神…かつての戦いを思い出す」
凄まじい操縦技術でティアの攻撃を悉くかわすグラッダー。
その脳裏に浮かぶ、幾戦の記憶。
「ふっ…まさに閃光…ぐぬう?!」
『煩い!…あなたの昔語り…需要はありません!』
戦いはさらに激しさを増し…
そして溜まっていくティアリーナの気力。
『ピコン…気力が上限に達しました…『ネオアカシックノルヴァ』…使用可能です』
(…………はあ。……もう何も言うまい…)
大きく息を吸うティアリーナ。
そして渾身の魂を込め、技を叫ぶ。
「ネオ…アカシック…ノルヴァ!!!!!!!」
『うぐう?!!…ぐああああああああああああああああっっっっ!!!??』
ティアリーナの登場するゴーレム『サイディスター』が虹色の光に包まれる。
刹那天と地を貫く、虹色の極光。
視界がその意義を無くし、空間ごと収縮していく。
そしてお約束のように、散々幾つもの攻撃をよけていた敵の機体であるディザステル、なぜかその技の直撃を受ける。
…プロレス?
コホン。
何はともあれ最強の必殺技『ネオアカシックノルヴァ』により殲滅されたグラッダーというとんでもない強者の乗っていたディザステル。
ここに完全に破壊され、ティアリーナは勝利を収めていた。
そしてその数瞬あと。
かなり離れた場所で大爆発が発生。
ルイも勝利を収めていたようだ。
「…賭けはわたくしの勝ちですわね」
にんまりと笑みを浮かべるティアリーナ。
その表情にはすでに戦いは終わったような雰囲気に包まれていた。
※※※※※
「へっへー♡…ひいっさつ!!…変形、『ネオグラムゾン!!!』」
ティアリーナがディザステルに先制攻撃を仕掛けたのとほぼ同時。
ルイのどや顔とともに彼女の大声が響き渡っていた。
(クフフ。これで…あとはブラックホールキャノン(マップ兵器)でおしまいだね。くふ…くふふふふ♡…はあはあはあ…ライトを一日ボクの思い通りに…うう♡)
『…ピコン…気力が足りません。…変形できません』
突然鳴り響く拒絶の言葉。
色々思い出したルイは顔を青ざめさせる。
「ひいっ?!!…そ、そこまで同じ?…くううっ、ら、ライト~」
正直スピード勝負では、ティアリーナの乗るサイディスターには絶対にかなわない。
何よりグラムゾンは火力重視の機体だ。
ルイの額に嫌な汗が流れ落ちる。
「…負ける?…ボクが?…うわ――――――ん」
慌てて敵である機体『フィニースイレズダー』を睨み付ける。
その機体も機動力重視。
ルイは自らの欲望により結んだ約束。
それに振り回された結果。
しなくてもよい苦労をしてしまっていた。
※※※※※
当然だが。
僕はその様子を、腹を抱え見ていたよ?
まったく。
ズルはダメだよね?
そして顕現する圧倒的魔力を纏う機体――それが二機。
一機は、創世神の右腕・グラッダー。
レベル上限1000。
神機『ディザステル』を駆る。
数多の星を絶望へと叩き落とした力の象徴。
まさに悪夢。
その存在だけで次元が軋む。
そしてもう一機。
側近アザイヌルグが操る隠し玉『フィニースイレズダー』。
幾つもの星を滅ぼした禍々しき巨神――全長五十メートル。
不気味に煌めく白金。
怖気を誘う。
絶望の名を冠する二機が、咆哮を上げ宙へとその姿を現した。
二機の機体から噴き出す経験のない魔力。
その魔力はミラリルスの大気を揺らし、激しい振動により電が荒れ狂う。
絶望。
その名にふさわしい2機の悪魔。
それが今――解き放たれた。
※※※※※
一方南のダンジョン近くの拠点。
そこではリョダが空を見上げ、苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべていた。
「リョダ殿…この周辺の敵は沈黙した。…あれは我らではどうにもならぬ…主を、ライト様を信じようぞ」
「…致し方ない、な。…周辺の掃討、感謝する…ザッガンルーバ殿」
「なに。…お主たち『元』異星の民たちのおかげだ。…感謝したいのは我々だ」
共闘した悪魔と異星の民たち。
すでに彼らは戦友。
絆が構築されていた。
「…む?…ふはは。これは愉快」
突然空を見上げ、笑顔を向けるザッガンルーバ。
その様子に一瞬訝し気にしたリョダだが、すぐに新たな魔力を拾い安堵の表情を浮かべる。
「さすがはライト様…魔王ギルイルド様に女神ティアリーナ様…その力をここまで昇華させるとは」
リョダの感知能力。
飛び抜けたそれは、正確に今の現状を理解していた。
「…ザッガンルーバ殿」
「うむ」
そして魔力を練り上げ、自身の力を上昇させていく。
「…雑魚が数体…降りてきたようだ。…ともに殲滅しないか?」
「もちろんだ」
ニカッといい笑みを浮かべるザッガンルーバ。
二人の猛将は敵の降下を確認した地点へと向かう。
その速さはすでに彼らの本来の力を超えていた。
そう。
二人もさらに力を増していたのだ。
ライトの構築し付した術式。
『ミラリルス祭り』
この星の住民と認められたものの力を増し、そうでないものには不幸を押し付ける。
ゆえに先ほどザッガンルーバがリョダたちの事を『元』異星の民、と評したのはこれが原因だった。
そして。
昨日の闇の女神討伐、さらには世界各地で繰り広げられた激戦。
すでに異星の物たち、その残党の殆どが滅んでいた。
ライトの準備。
それはすでにほとんどの『リュガリールの策』をつぶしていた。
※※※※※
「…アカシック…ディスター!!!!」
「むうっ?!!!…くあああああああああああっっっ!!???」
顕現した悪夢のような機体であるディザステルの右腕が吹き飛ぶ。
バランスを崩し地上へと落下する機体、どうにか立て直しとんでもなく速い攻撃に対し視線を投げるグラッダー。
「くうっ?!…早い…しかもなんだあの魔力は?」
閃光とともに煌めく白い機体。
ティアリーナが搭乗している『サイディスター』だ。
色々とライトに問いただしたいところではあるが。
何より既に来てしまったとんでもない敵。
さらにはルイとの賭け。
ティアリーナは全魔力を纏い、敵めがけその力を開放していた。
(…しかし…どうしていちいち技名を叫ばないと…攻撃できないのかしら?!…むう、ライト様…悪ふざけが過ぎます)
もちろんこのゴーレム。
普段のティアの魔術、増幅して放つことはできる。
しかし以前の大戦のときに適応されてしまっているティアの使う聖属性魔術。
効果が出ないであろうことをライトに指摘されてしまっていた。
(たしかに…法則自体には囚われたようですが…魔術は効かない可能性の方が高い…魔力を無駄にするわけにはいかない…っ!?くうっ?!!)
凄まじい速度で移動を繰り返していたティアのゴーレム。
自身の数倍はある大型の機体があり得ない速さで『サイディスター』を捉えていた。
物理障壁が悲鳴を上げ砕かれる。
少なくないダメージがティアリーナに襲い掛かってきた。
「くうっ…ハアハアハア…さすがは敵の主力…やりますね」
そしてなぜかつながる敵との通信。
当然だがライトの仕込み。
――“悪ふざけ”だ。
『…ほう?女神殿か…ふむ。美しいな…軍門に下るのなら…我が妾にしてやるが?』
「…くだらない…命乞いくらいなら聞きましてよ?」
『笑止!!』
爆発的に吹き上がる両機の魔力。
「ほう?さすがは女神…かつての戦いを思い出す」
凄まじい操縦技術でティアの攻撃を悉くかわすグラッダー。
その脳裏に浮かぶ、幾戦の記憶。
「ふっ…まさに閃光…ぐぬう?!」
『煩い!…あなたの昔語り…需要はありません!』
戦いはさらに激しさを増し…
そして溜まっていくティアリーナの気力。
『ピコン…気力が上限に達しました…『ネオアカシックノルヴァ』…使用可能です』
(…………はあ。……もう何も言うまい…)
大きく息を吸うティアリーナ。
そして渾身の魂を込め、技を叫ぶ。
「ネオ…アカシック…ノルヴァ!!!!!!!」
『うぐう?!!…ぐああああああああああああああああっっっっ!!!??』
ティアリーナの登場するゴーレム『サイディスター』が虹色の光に包まれる。
刹那天と地を貫く、虹色の極光。
視界がその意義を無くし、空間ごと収縮していく。
そしてお約束のように、散々幾つもの攻撃をよけていた敵の機体であるディザステル、なぜかその技の直撃を受ける。
…プロレス?
コホン。
何はともあれ最強の必殺技『ネオアカシックノルヴァ』により殲滅されたグラッダーというとんでもない強者の乗っていたディザステル。
ここに完全に破壊され、ティアリーナは勝利を収めていた。
そしてその数瞬あと。
かなり離れた場所で大爆発が発生。
ルイも勝利を収めていたようだ。
「…賭けはわたくしの勝ちですわね」
にんまりと笑みを浮かべるティアリーナ。
その表情にはすでに戦いは終わったような雰囲気に包まれていた。
※※※※※
「へっへー♡…ひいっさつ!!…変形、『ネオグラムゾン!!!』」
ティアリーナがディザステルに先制攻撃を仕掛けたのとほぼ同時。
ルイのどや顔とともに彼女の大声が響き渡っていた。
(クフフ。これで…あとはブラックホールキャノン(マップ兵器)でおしまいだね。くふ…くふふふふ♡…はあはあはあ…ライトを一日ボクの思い通りに…うう♡)
『…ピコン…気力が足りません。…変形できません』
突然鳴り響く拒絶の言葉。
色々思い出したルイは顔を青ざめさせる。
「ひいっ?!!…そ、そこまで同じ?…くううっ、ら、ライト~」
正直スピード勝負では、ティアリーナの乗るサイディスターには絶対にかなわない。
何よりグラムゾンは火力重視の機体だ。
ルイの額に嫌な汗が流れ落ちる。
「…負ける?…ボクが?…うわ――――――ん」
慌てて敵である機体『フィニースイレズダー』を睨み付ける。
その機体も機動力重視。
ルイは自らの欲望により結んだ約束。
それに振り回された結果。
しなくてもよい苦労をしてしまっていた。
※※※※※
当然だが。
僕はその様子を、腹を抱え見ていたよ?
まったく。
ズルはダメだよね?
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