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第231話 もう一人の英雄の葛藤
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時は少しさかのぼる―――
神聖ルギアナード帝国での事件の数日前。
ギルド本部二階。
あてがわれた部屋でファルカンは一人、精神を集中させていた。
ジパング決戦の時。
彼は伝説の英雄、グラコシニスの意識に触れていた。
突然の適合。
今彼はある目覚めに激しい違和感を覚えていた。
(そもそも俺は…誰なんだ?)
彼は元々ザッカートと同じ村に住んでいた孤児だった。
なぜか剣の才能が高く、さらには恵まれた体躯。
幼いころはチャンバラごっこで負けなし。
気付けば村を出るザッカートとともに飛び出し、いつの間にか盗賊団の仲間として彼は生活をしていた。
(思い出せねえ…俺の親は…誰だ?)
彼はヒューマンの男性。
しかも体格に恵まれ、あの村では彼のみが深緑色の髪の色を保有していた。
思い返せば。
あの村に同じ髪の色の者はいない。
当然孤児だ。
記憶がない事に彼は今まで全く思考を巡らせたことがなかったのだが…
頭の奥に響く英雄の声。
『我が系譜……お主に託そう…』
我が系譜?
美緒との同期で得た情報。
かつてグラコシニスが活躍していたのはおよそ4000年以上前―――
そんな奇跡…
あるのか?
「……分からねえ…俺はあの時に得た力…今再現すらできねえってのに…」
超絶武器であるエリシオン。
死霊の軍勢を一撃で滅ぼすほどのとんでもない聖なる力。
実はあの後。
彼は同じ破壊力を出せずにいた。
それどころか。
今彼はエリシオンとの同調が出来ていない。
使えはするが。
ただの切れ味の鋭い聖剣状態になっていた。
「……俺は自分が分からねえ…それなのに…」
事あるたびに頭に響く声。
しかもいつも請われるのは…『時間がない』との一言。
なにより以前は朧気だったその声。
なぜか昨日からその強さは増していく一方だ。
正直焦りまくっていた。
「…美緒に相談するか…」
重い腰を上げるファルカン。
彼はサロンへと足を進めていった。
※※※※※
「うーん。実はね、グラコシニスのことって…なぜか私の記憶にないのよね」
「…そう、か。…すまねえな美緒」
「ううん。…ねえ、ファルカン」
「うん?」
すでに家族のような美緒だが。
どうしても近くにいると顔が赤くなってしまう。
そんな美緒がじっとファルカンを見つめ口を開く。
「ロナンに見てもらう?彼ならきっと…あなたの深いところまで見れると思うの」
「…むう」
色々な場面で同期をしている彼等。
すでにロナンの力は皆が承知している事だったが…
全てを見られてしまう事。
それは実はかなりの恐怖と同意だった。
何しろ自身すら知らないことが判明してしまう。
「何よりきっとあなたに力を貸した英雄、グラコシニスの対になる悪魔の統率者、彼は力を使ったことで休眠状態なの。もしかしたら……それも関係あるのかもしれないしね」
つい先日、龍姫の擬似体を破壊した悪魔の統率者であるグラコシニア。
すでにその魔力に触れたルデーイオとウヲロンとの同期により、美緒は悪魔グラコシニアの現状をほぼほぼ理解していた。
「おそらくだけど。悪魔の統率者である彼、グラコシニア。超絶な力の為にいくつもの縛りがあるはず。…ファルカン?…ロナンのスキル、私も同席してもいいかな」
「同席?…なあ」
「うん?」
「…軽蔑しねえか?」
突然のファルカンの問いかけ。
意味の分からない美緒は目をパチクリとさせてしまう。
「えっ?…軽蔑?……どういう事?」
美緒は色々と超絶だが。
とことん色恋については初心者だ。
正直いまこのギルドにいる男性で、美緒に対しそういう感情を持たないものは存在しない。
恐らく。
きっと女性経験の豊富なファルカンの心の内。
かなりエグイ事になっている事だろう。
「…よ、よくわからないけど…ロナンのスキルは取捨選択できるの。…関係ない事は覗かないように話せば問題ないと思うのだけれど…」
「っ!?そ、そうだよな…分かった。頼めるか?」
「うん………今『念話』で呼んだ…すぐに来てくれるよ」
「お、おう」
そんな様子を興味深げに見ていたリンネがファルカンに耳打ちする。
「…あんた…もしかして……美緒の事、えっちい感情で見ているのかしら?」
「っ!?…い、いや…そ、そんなことはないと思うが……」
ギルドにいる男性の殆どが美緒に対しそういう感情を抱いている事実。
それを知っているリンネ。
良い性格をしている。
「ふう。まあしょうがないわよね…美緒最近、ますますエロくて可愛いし?」
突然のリンネの言葉。
美緒は思わず顔を赤らめリンネの言葉に反応してしまう。
「な?…何言って…はっ?!」
リンネの言葉に美緒は思い当たった。
つまりはロナンのスキルで赤裸々に分かってしまう心の内。
自分に対する男性たちの気持ちだ。
途端に真っ赤に染まる美緒の顔。
何故かリンネのジト目が突き刺さる。
「はあ。それこそちゃんとロナンと相談しなさい。取捨選択、出来るのでしょ?」
「う、うん」
なぜか生温かい雰囲気に包まれるサロン。
美緒は何となくファルカンを直視できなくなっていたんだ。
※※※※※
「…ふう。良いよ。…でもさ、なんで美緒まで同席するのさ?」
程なくサロンに顔を出したロナン。
純粋に疑問に思っての言葉なのだが。
実はロナンもファルカンの心の内、若干不安に思っていた。
何しろ最近の美緒はとんでもなく可愛くそしてエロい。
ロナンだって正直気を抜くと顔が赤くなってしまう。
「えっと…コホン。不安は分かるよ?そ、その…だ、だけどね?…過去の英雄『グラコシニス』…きっとカギになる。何しろ私が知らない内容なの…お願い」
美緒の真剣なまなざし。
つい下らない事で躊躇していたロナンは心の中で反省していた。
「…ふう。分かったよ…ねえここでやるの?」
正直ロナンのスキルはその内容他人には分らない。
でも美緒には超絶スキル同期がある。
もし異常な事態になったとき。
その影響は計り知れない。
「…今術式構築した…聖域に行こう…ロナン、ファルカン…手を」
美緒から立ち上るとんでもない魔力。
それに押されながらも二人は美緒の手を取った。
「…行くよ」
その声とともに消える3人。
その様子にリンネはなぜか、涙がこぼれそうになっていた。
神聖ルギアナード帝国での事件の数日前。
ギルド本部二階。
あてがわれた部屋でファルカンは一人、精神を集中させていた。
ジパング決戦の時。
彼は伝説の英雄、グラコシニスの意識に触れていた。
突然の適合。
今彼はある目覚めに激しい違和感を覚えていた。
(そもそも俺は…誰なんだ?)
彼は元々ザッカートと同じ村に住んでいた孤児だった。
なぜか剣の才能が高く、さらには恵まれた体躯。
幼いころはチャンバラごっこで負けなし。
気付けば村を出るザッカートとともに飛び出し、いつの間にか盗賊団の仲間として彼は生活をしていた。
(思い出せねえ…俺の親は…誰だ?)
彼はヒューマンの男性。
しかも体格に恵まれ、あの村では彼のみが深緑色の髪の色を保有していた。
思い返せば。
あの村に同じ髪の色の者はいない。
当然孤児だ。
記憶がない事に彼は今まで全く思考を巡らせたことがなかったのだが…
頭の奥に響く英雄の声。
『我が系譜……お主に託そう…』
我が系譜?
美緒との同期で得た情報。
かつてグラコシニスが活躍していたのはおよそ4000年以上前―――
そんな奇跡…
あるのか?
「……分からねえ…俺はあの時に得た力…今再現すらできねえってのに…」
超絶武器であるエリシオン。
死霊の軍勢を一撃で滅ぼすほどのとんでもない聖なる力。
実はあの後。
彼は同じ破壊力を出せずにいた。
それどころか。
今彼はエリシオンとの同調が出来ていない。
使えはするが。
ただの切れ味の鋭い聖剣状態になっていた。
「……俺は自分が分からねえ…それなのに…」
事あるたびに頭に響く声。
しかもいつも請われるのは…『時間がない』との一言。
なにより以前は朧気だったその声。
なぜか昨日からその強さは増していく一方だ。
正直焦りまくっていた。
「…美緒に相談するか…」
重い腰を上げるファルカン。
彼はサロンへと足を進めていった。
※※※※※
「うーん。実はね、グラコシニスのことって…なぜか私の記憶にないのよね」
「…そう、か。…すまねえな美緒」
「ううん。…ねえ、ファルカン」
「うん?」
すでに家族のような美緒だが。
どうしても近くにいると顔が赤くなってしまう。
そんな美緒がじっとファルカンを見つめ口を開く。
「ロナンに見てもらう?彼ならきっと…あなたの深いところまで見れると思うの」
「…むう」
色々な場面で同期をしている彼等。
すでにロナンの力は皆が承知している事だったが…
全てを見られてしまう事。
それは実はかなりの恐怖と同意だった。
何しろ自身すら知らないことが判明してしまう。
「何よりきっとあなたに力を貸した英雄、グラコシニスの対になる悪魔の統率者、彼は力を使ったことで休眠状態なの。もしかしたら……それも関係あるのかもしれないしね」
つい先日、龍姫の擬似体を破壊した悪魔の統率者であるグラコシニア。
すでにその魔力に触れたルデーイオとウヲロンとの同期により、美緒は悪魔グラコシニアの現状をほぼほぼ理解していた。
「おそらくだけど。悪魔の統率者である彼、グラコシニア。超絶な力の為にいくつもの縛りがあるはず。…ファルカン?…ロナンのスキル、私も同席してもいいかな」
「同席?…なあ」
「うん?」
「…軽蔑しねえか?」
突然のファルカンの問いかけ。
意味の分からない美緒は目をパチクリとさせてしまう。
「えっ?…軽蔑?……どういう事?」
美緒は色々と超絶だが。
とことん色恋については初心者だ。
正直いまこのギルドにいる男性で、美緒に対しそういう感情を持たないものは存在しない。
恐らく。
きっと女性経験の豊富なファルカンの心の内。
かなりエグイ事になっている事だろう。
「…よ、よくわからないけど…ロナンのスキルは取捨選択できるの。…関係ない事は覗かないように話せば問題ないと思うのだけれど…」
「っ!?そ、そうだよな…分かった。頼めるか?」
「うん………今『念話』で呼んだ…すぐに来てくれるよ」
「お、おう」
そんな様子を興味深げに見ていたリンネがファルカンに耳打ちする。
「…あんた…もしかして……美緒の事、えっちい感情で見ているのかしら?」
「っ!?…い、いや…そ、そんなことはないと思うが……」
ギルドにいる男性の殆どが美緒に対しそういう感情を抱いている事実。
それを知っているリンネ。
良い性格をしている。
「ふう。まあしょうがないわよね…美緒最近、ますますエロくて可愛いし?」
突然のリンネの言葉。
美緒は思わず顔を赤らめリンネの言葉に反応してしまう。
「な?…何言って…はっ?!」
リンネの言葉に美緒は思い当たった。
つまりはロナンのスキルで赤裸々に分かってしまう心の内。
自分に対する男性たちの気持ちだ。
途端に真っ赤に染まる美緒の顔。
何故かリンネのジト目が突き刺さる。
「はあ。それこそちゃんとロナンと相談しなさい。取捨選択、出来るのでしょ?」
「う、うん」
なぜか生温かい雰囲気に包まれるサロン。
美緒は何となくファルカンを直視できなくなっていたんだ。
※※※※※
「…ふう。良いよ。…でもさ、なんで美緒まで同席するのさ?」
程なくサロンに顔を出したロナン。
純粋に疑問に思っての言葉なのだが。
実はロナンもファルカンの心の内、若干不安に思っていた。
何しろ最近の美緒はとんでもなく可愛くそしてエロい。
ロナンだって正直気を抜くと顔が赤くなってしまう。
「えっと…コホン。不安は分かるよ?そ、その…だ、だけどね?…過去の英雄『グラコシニス』…きっとカギになる。何しろ私が知らない内容なの…お願い」
美緒の真剣なまなざし。
つい下らない事で躊躇していたロナンは心の中で反省していた。
「…ふう。分かったよ…ねえここでやるの?」
正直ロナンのスキルはその内容他人には分らない。
でも美緒には超絶スキル同期がある。
もし異常な事態になったとき。
その影響は計り知れない。
「…今術式構築した…聖域に行こう…ロナン、ファルカン…手を」
美緒から立ち上るとんでもない魔力。
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