【完結保証/毎日3話投稿】転生龍覚者と導きの紋章 〜始原の森から始まる、現代知識チートによる最強建国記〜

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1章:始原の森の龍覚者と陽だまりの少女 〜開拓と予兆の始まり〜

第3話:孤独な探索と巨大な影

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岩窟でのサバイバル生活が始まってから、一週間ほどが過ぎた。単調だが、生きるためのルーティンは確立されつつあった。

朝、鳥の声か、あるいは腹の虫の音で目を覚ます。まずやるのは、昨日仕掛けた罠の見回りだ。運が良ければウサギもどきやネズミのような小動物がかかっている。運が悪ければ、空振り。獲物がかかっていた日は、それを解体し、火魔法で起こした焚き火で焼く。相変わらず調理法は「焼くだけ」。塩も香辛料もない、ただただ生臭くて硬い肉を、生きるために胃袋に詰め込む。獲物がなければ、前日の残りか、あるいは空腹を水で紛らわすしかない。

日中は、主に2つのことをする。

一つ目は、水汲み。近くの小川まで、自作の葉っぱの器で何度も往復する。清潔な水の確保は生命線だ。

二つ目は、周辺の探索。特に、人里に繋がる痕跡を探すための、より広範囲の探索。岩窟を拠点に、毎日少しずつ行動範囲を広げていく。木の幹にナイフ代わりの鋭い石で印をつけ、太陽の位置や地形を記憶しながら、慎重に進む。だが、今のところ成果はゼロ。見渡す限り、どこまでも深い森が続いているだけだ。道はおろか、人がいたような痕跡すら見当たらない。

(本当に、この森に出口はあるのか……?)

時折、そんな弱音が心をよぎる。人の中で生きてきた俺にとって、この完全な孤独は想像以上に堪えた。話し相手もいない。文明の利器もない。ただ、生きるためだけに単調な作業を繰り返す日々。不味い食事。硬い寝床。夜の暗闇と静寂。それは、緩やかに精神を蝕んでいく。

(いや、弱気になるな。生きると決めたんだろ)

前世の平凡な日常を思えば、今の状況は確かに過酷だ。だが、死んだはずの自分がこうして生きている。しかも、若返り、これをチャンスと捉えずしてどうする。

まずは、この森を生き抜くこと。そして、人里を見つけ、この世界のことを知ること。目標は明確だ。そのためには、感傷に浸っている暇はない。

そんなある日、罠の見回りを終え、不味い朝食(今日はネズミもどきだった)を済ませた俺は、一つの決意を固めていた。

(やはり、武器が必要だ)

ゴブリンとの初戦闘では、結果的に謎の力で圧勝できたが、あれは幸運が重なっただけだ。あの力が意図的に使えない以上、普段の俺はか弱い(?)少年でしかない。素手やそこらの石ころだけでモンスターと渡り合うのは無謀すぎる。



ゴブリンは比較的弱いモンスターなのかもしれないが、この森にはもっと強力な生物がいるはずだ。何度か明らかにゴブリン以上の強い気配を感じたこともある。もしそんな奴らに遭遇したら、今度こそ逃げることすらできないかもしれない。

(せめて、リーチのある武器があれば……槍、か)

前世の知識を引っ張り出す。原始的な武器といえば、やはり槍だろう。幸い、森には材料ならいくらでもある。

俺は手頃な材料を探し始めた。なるべく真っ直ぐで、硬く、ある程度の太さがある木の枝。そして、先端に取り付けるための鋭利な石。石器時代じゃあるまいし、と思ったが、他に選択肢はない。

周囲を警戒しつつ、森の中を歩き回り、イメージに近い枝を見つけ出す。長さは2メートル弱。太さも握りやすい。次に、槍の穂先にするための石を探す。川原などで、硬くて鋭く割れそうな石を探し、他の石で叩いて形を整えていく。何度も失敗し、指を打ち付けたりしながらも、なんとか鏃やじりのような形に加工できた。

最後に、その石の鏃を枝の先端に固定する。丈夫な蔓つるのような植物を見つけ、水に浸して柔らかくしてから、鏃と枝をぐるぐる巻きにして固く縛り付けた。念のため、火で炙って蔓を乾燥させ、さらに締め上げる。

完成したのは、お世辞にも出来が良いとは言えない、いびつな石槍だった。だが、持ってみるとずしりとした重みがあり、先端の石はそれなりに鋭い。これなら、少なくとも素手よりは遥かにマシだろう。

「ふぅ……こんなもんか」

額の汗を拭い、自作の槍を構えてみる。少しだけ、生存率が上がったような気がした。自己満足かもしれないが、精神的な支えにもなる。

武器を手に入れたことで、俺は少しだけ積極的な探索に乗り出すことにした。これまでは危険を避けることを最優先にしてきたが、広範囲の探索のためには、ある程度の戦闘もする必要が発生する可能性がある。それに、モンスターを倒せば、食料になるかもしれない(味は期待できないが)。

意識的にモンスターの気配を探す。ただし、狙うのはゴブリン程度の、比較的弱い相手だ。今の俺の実力で勝てそうな相手を選ばなければならない。

数時間ほど探索を続けると、ついにモンスターを捉えた。数は三匹。おそらくゴブリンだろう。場所は、少し開けた窪地のようだ。

(よし、初陣だ。油断するなよ、俺)



深呼吸をし、慎重に気配を消しながら窪地へと近づく。茂みの影からそっと様子を窺うと、やはり三匹のゴブリンがいた。焚き火を囲み、何やら汚い言葉で言い争っているようだ。武器は棍棒や粗末なナイフを持っている。

(三匹か……。)

正面からぶつかるのは得策ではない。ここは奇襲を仕掛けるべきだ。幸い、風はこちらから窪地に向かって吹いている。こちらの匂いが伝わる心配は少ない。

俺は周囲の地形を観察し、作戦を練った。窪地を見下ろせる位置にある大きな岩。あそこから飛び降りて、まず一匹を槍で仕留める。残りの二匹が混乱している隙に、畳み掛ける。

(よし、これでいこう)

音を立てないように、慎重に岩の上まで登る。眼下では、ゴブリンたちがまだ言い争いを続けている。油断しきっているようだ。

(好機!)

俺は岩の上から飛び降りた。狙いは、一番手前にいた棍棒持ちのゴブリンの背中。

「――せいっ!」

落下しながら石槍を構え、全体重を乗せて突き出す!

「ゴブッ!?」

槍は見事にゴブリンの背中に突き刺さり、そいつは短い悲鳴を上げて前のめりに倒れた。一撃で仕留められたようだ。

「ギギッ!?」

「ギガッ!?」

残りの二匹が、驚いてこちらを振り返る。だが、俺は攻撃の手を緩めない。着地の勢いのまま、槍を引き抜き、すぐさま一番近くにいたナイフ持ちのゴブリンに向かって突きかかった。

「シャアァァ!」

ゴブリンはナイフで槍を受け止めようとするが、俺の突きの威力は想像以上だったらしい。甲高い音を立ててナイフが弾き飛ばされ、がら空きになった胴体に槍の穂先が浅く食い込んだ。

「ギャッ!」

致命傷には至らないが、ゴブリンは苦痛に顔を歪め、後退する。そこへ、もう一匹のゴブリン(こいつも棍棒持ちだ)が横から殴りかかってきた。

(危ない!)

咄嗟に槍を盾のようにして棍棒を受ける。ゴツン、と鈍い衝撃。槍が軋むが、なんとか持ちこたえた。

一旦距離を取り、狙うは、棍棒持ちのゴブリン。槍を構え直し、一気に距離を詰める。

「おおおっ!」

渾身の力を込めた突きが、ゴブリンの胸を貫いた。

「ゴフッ……!」

棍棒持ちゴブリンは、信じられないといった表情で俺を見下ろし、そのまま力なく崩れ落ちた。

残るは、足元を気にしているナイフ持ちゴブリン一匹。慌てて逃げようとしている。勝機は完全に見えた。

「終わりだ!」

俺は槍を構え、ゴブリンに向かって槍を投げた。

「ギッ……!?」

槍がゴブリンの頭部に突き刺さり、その場に倒れた。おそらく即死だろう。

「はぁ……はぁ……っ」

三匹のゴブリンが沈黙したのを確認し、俺はその場に膝をついた。あちこちに軽い打撲や切り傷も負っているようだ。

(勝った……なんとか、勝てた……)

わずかな知恵、そして武器。それらを組み合わせれば、格上ではないかもしれないがの複数相手でも勝てる。その事実が、大きな自信となった。

ゴブリンの死体を(食料として活用する気にはなれず)放置し、拠点へと戻った。

それからの日々、俺は森の探索をより系統的に進めるようになった。拠点を中心に、東西南北、まだ踏破していないエリアへと足を延ばし、頭の中の地図を広げていく。

時には、再びゴブリンや、あるいは巨大な狼のようなモンスターに遭遇することもあった。その度に、俺は槍と、そして奇襲や地形を利用した知恵を駆使して戦い、着実に経験を積んでいった。

しかし、探索範囲を広げれば広げるほど、ある事実に打ちのめされることになった。

(この森……広すぎる……!)

どこまでも続く森、森、森。川や丘、岩場といった地形の変化はあるものの、人里どころか、人工的な建造物の痕跡すら、あの最初の遺跡以外には全く見当たらないのだ。

俺が目覚めた場所は、よほど文明圏から離れた未開の地の、さらに奥深くということなのだろうか。

(本当に、人は住んでいるのか? この森に……)

再び、孤独感が鎌首をもたげる。サバイバルにも慣れてきた。だが、根本的な問題――この森から脱出し、人と出会う、という目標は、未だ達成の目処すら立っていない。

そんな焦りと、わずかな諦観が入り混じった気持ちで探索を続けていた、ある日のことだった。

その日は、比較的標高の高い丘陵地帯を探索していた。木々の背が少し低くなり、視界が開けている場所が多い。現在地を確認しつつ、さらに奥へと進んでいく。

不意に、全身の毛が逆立つような、強烈なプレッシャー。ゴブリンや狼もどきなど、比較にならない。本能的な恐怖が警鐘を鳴らす。

俺は咄嗟に近くの岩陰に身を隠し、息を殺して気配の方向――森のさらに奥深く、遠くに見える山の稜線あたりに意識を集中した。

その時、俺は見てしまった。

山の稜線の向こう、雲間から一瞬だけ覗いた、巨大な「影」。

それは、あまりにも巨大だった。鳥ではない。飛行船? いや、もっと生物的な……

(……龍?)

そう思ったが、確信は持てない。影はすぐに再び雲の中に隠れ、その全貌を捉えることはできなかった。だが、あの圧倒的なまでの巨大さと、感じた強大な気配は、間違いなく現実のものだった。

「…………」

俺はしばらくの間、岩陰から動くことができなかった。心臓が激しく鼓動し、冷たい汗が背中を伝う。

(あれは、一体……? この森には、あんな化け物がいるのか……?)

ゴブリンを倒せるようになった程度で、少し浮かれていた自分を恥じた。この森は、俺の想像を遥かに超えた、危険と神秘に満ちた場所なのだ。

あの巨大な影が何なのかは分からない。だが、あれがもし敵対的な存在だとしたら、今の俺では一瞬で消し炭にされるだろう。

(……迂闊に突き進むのは、危険すぎる)

人里を探したい気持ちは山々だが、命あっての物種だ。あの影の正体が分かるまで、あるいはもっと力をつけるまで、深部への探索は控えるべきだろう。

俺は未知なる脅威への警戒心を最大限に引き上げ、静かにその場を後にした。

拠点である岩窟に戻っても、あの巨大な影のイメージが頭から離れなかった。この森は、ただ広いだけではない。想像を絶する存在が潜む、魔境なのだ。

(それでも、俺はここで生きていくしかない)

恐怖と共に、新たな決意が固まる。より慎重に、より計画的に。そして、より強くならなければならない。

やるべきことは、まだ山積みだ。

俺は焚き火の揺らめきを見つめながら、これからのサバイバルプランを練り直し始めた。孤独な森の夜は、今日も静かに更けていく。
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