紅茶と男子中学生

小雨鶲

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人外さんと猫

人外さんと猫

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僕は生まれつき前足が一本足りない。

だから、僕は他の猫達と同じように生活することが出来ずにいた。
それが原因なのかは分からないが、僕はほかの猫よりも体が小さい。
食事も誰かが哀れんで恵んでくれなくては、簡単に餓死してしまうだろう。
他の猫達は、僕のことを疎ましがった。
一緒に居ては足を引っ張るばかりだし、子を成すにしても、僕の遺伝子によって弱い子供が、足が足りない子共が出来てしまうかも知れないからだろう。
皆はそれを本能的に察しているのだ。
しかし、生まれつき無い為か慣れもあり、僕は他の猫達には劣るが、塀に登ることも、速くはない上沢山転ぶが走ることだってできるのだ。
獲物を捕らえる事は一度も成功していないけど、僕の前足が無いと言う事を哀れんでか、人間が好意的に接してくる。
野良猫からすると人間は天敵に等しい。
でも僕はその人間が扱い次第ではあるが、とても便利だと知った。
人間には天敵が居ないから、人間に守ってもらえば、安全な寝床、安全で美味しい食事が"飼われる"事で保証される。
但し、ソレを保証できる人間かそうでない人間かを見極めなくてはいけない。
ソレを見誤ると虐待や、虐待からの虐殺なども大いにあり得るのだ。
僕なら保証できる人間を見極められる自信がある。
それでも、僕は野生で居たいのだ。
他の猫達に疎まれて虐げられて、見下された分を、野生のままで見返したいのだ。
人間に飼われて仕舞うと、見返すとは言えないのではないかと思うから、あくまでも野生にこだわりたい。
野生のままで成功して、見下してやりたいのだ。

ある日、僕の住む街に"人間の天敵"が現れた。

噂によると、その天敵は背を丸め、ゆらゆらと歩き、容姿は一見人間の少女のようだが、両腕が獣のような腕になっているらしい。
足は普通の人間の物に酷似しているが、地面を一蹴りするだけで二階建ての一軒家の屋根まで難なく飛ぶことができるらしい。
そして、その生き物には理性も知性も無く、人間だけではなく目の前に現れた生き物全てを殺して喰らうと言うのだ。
周りの猫達も、僕らの天敵である人間でさえも恐れ、慄いた。
僕もそれを多少は恐ろしいと思いはしたが、僕ら猫の天敵である"人間の天敵"なんて遠く強い存在の目に僕が映る事は無いだろう、なので僕はそこまで恐れては居なかった。
それに、人間なら簡単にその生き物も退治してしまうだろう。

そんな呑気に捉えて、僕は今まで通り人間に食事をせびっていた。
しかし、人間達は誰も僕に構うことなく、オドオドと怯えながら道をゆくのだ。
人間達からすると、ほんの少し立ち止まっている間に脅威と遭遇してしまう事が恐ろしいのだろう。
そして、その日を境に、僕はまともな食事にありつけなくなった。

数日の間、僕は人間の出したゴミや道端に生えている草を食べ、道路など出来た水溜りから水をすすっていた。
それでしのぐのにも限界はあり、その限界は遠くはなさそうだ。
しのいでいる数日の間に"人間の天敵"である生き物がこの街から移動するか、人間が何とかするだろうと高を括っていた。
しかし、人間はあの生き物と遭遇してしまわないように、家に引きこもりがちになっただけで、具体的な解決をしないでいる。
いや、もしかしたら引きこもって誰も喰われなくなれば、あの生き物が餓死までは行かずとも、飢えて弱るか新たに狩場を移すことを狙っているのかも知れない。
しかし、あの生き物が食べるのは人間だけでは無いので、その対策はあまり意味を成さない気がする。

人間が怯えて引きこもり、僕なんかのために足を止めることを辞めて、しのぐ事にも限界を感じてからまた数日経って、とうとう僕は飢えて人気の無い路地裏の隅で動けなくなった。
こんな無様な死に方をする羽目になるとは予想だにしていなくてとても不快な筈だが、既に諦めの境地に至っているのでカラッカラに乾いた笑いが出てくるが、平常心のまま変わらない。
僕はただ己が衰弱していくのを感じている。
だんだん瞼が重く、心は軽くなって行き、死が明確なものとなって、死ぬと言う実感が湧いた。
僕には死に抗うほどの気力が残っておらず、それを受け入れ重くて重くて仕方がなかった瞼を、ゆっくりと閉じた。
金木犀が仄かに香り始めた季節に、僕は僕のチンケな生涯に幕を閉じた。



































































筈だった。

僕はどうやら誰かに拾われたらしい。
あの時僕は飢えに飢えて餓死寸前だった、それなのに何故だか今はとても体の調子と気分が良い。
目が覚めて暫く、僕はその状況に混乱していた。
とはいえ、数分も混乱していればいずれは落ち着き周りが嫌でも視界に入るようになる。
そうして周りを見渡せば、あることを確信した。

僕を拾ったのは人間ではない、と。

僕が住んでいる街は日本と言う国の中にある。
そしてこの街は民家などの建物が所狭しと並んでいる。
人間は、例外を除けば家と言う建物を住処としているはず。
ところが、僕が目を覚ましたのは洞窟と見間違うような、大木の根元に出来た洞だった。
寝藁の上にボロ切れが敷かれ、その上に僕は寝かされていた。
家に済まない例外の人間は、こうした洞を住処にはしないだろう。
それに、この洞のある大木がそびえ立っているのは、僕の住んでいる街の中心部にある山の南側にある森林だ。
その辺りは野生の猪や毒を持つ危険な蛇や蜂が多く生息しているらしく、例外の人間だろうと近付きはしない。
それらの事から、僕を生かした者が人間ではないのを察した。
では、衰弱した僕をここまで回復させたのはどのような生き物なのか。
他の猫達にはそんな知識などないだろうし、見て見ぬふりをするだろう。
僕が倒れてのは、今いる山の南側ではなく、山の東側に面する街だ。
そこまで野生の動物が出てくるとも、知識があるとも思えない。
これは勘だが、僕を生かしたのは人間の天敵である、あの生き物だ。
僕が飢えて衰弱した原因の原因である、あの生き物だ。
盗み聞きした人間達の井戸端会議では、あの生き物には理性も知性も無いと聞いた。
従って、僕にはどうもあの生き物が僕をここまで回復させたとは思えず、それ故に他の生き物の可能性を模索した。
しかし、どのように考えても他の生き物には無理に思える。

僕自身が、僕の勘を信用できず、納得もできずでグルグルと思考を巡らせていると、微かに細かい枝を踏み折る音と落ち葉を踏み潰した時の軽い音が混ざって聞こえて来た。
僕を生かした生き物が、先程までの僕の疑問の答えが帰ってきたらしい。
僕は不要だと知りながらも、一応は警戒の体制をとった。
音が近づいて来る、もうこの木に触れられる距離まで来ているだろう。
足音から察するに、大きな生物ではない。
もう少しで姿が見える、そう思うと僕の脈が早まった気がした。
好奇心か、恐怖心かは分からないが、いつも以上に脈が早く、意図せず呼吸が浅くなる。 

改めて、僕は生きているのだと実感した。
倒れて意識を失う時には、脈も呼吸も弱々しく、ゆっくりとしか動いておらず、心は動かなく、何も感じなくなっていた。
それを自覚したら、先程までの好奇心か恐怖心による症状はなりを潜め、胸の辺りにブワッと暖かいような心地の良い何かが広がり、心臓の辺りがまるで細く震えている様な慣れないが不快ではない感覚がする。
生きていると言う事実を、それに対して湧いた喜びを噛み締めていたら、いつの間にか正面にしゃがみ込み僕を見下ろす影がある事に気がついた。
それは紛れもなく僕を生かした生き物で、その風貌は以前耳にした"人間の天敵"そのものだった。
僕はその生き物を見て驚いた。
何故なら、その生き物は僕を見てニコニコと嬉しそうにしていたからだ。
この生き物は僕が目を覚ました事が嬉しくて喜んでいるらしく、あからさまに機嫌が良い。
僕に危害を加えないと確信した上で、僕はこの生物を観察する。
頭髪は黒くて長く、前髪は目に掛かっていて、後ろ髪は腰の辺りまであり、ボサボサと乱れてはいるし、自分で切ったのか長さもバラバラで全く整っていないが艶は失われていない。
物凄く美人ではないが、可愛いらしい顔立ちをしている。
目の色が明るい緑色で、青梅に似た色が木漏れ日を受けてキラキラと輝いていて、まるでガラス細工のようだ。
全体的に小柄で、首から肩にかけては人間となんら変わりはないが、肩から手の指先まではどこかで話に聞いたことのある"熊"のように太く逞しく、漆器のように艶を帯びた剛毛に覆われ、その手の先には鋭い象牙質のつめが生えている。
両足は少女のもののように細く、陶器のように白い。
元は白かったであろうボロ切れをワンピースの様にして身にまとっているが、ボロ切れの隙間からチラリと見える素肌に、細やかな傷や痣が見えた気がした。

その日から、僕は"彼女"と行動を共にした。

彼女が何処かへ移動する時、僕がついていけるペースなら僕が後ろからついていく形になるが、屋根の上や僕に付いていけないであろう道を行くとき、彼女は必ず僕をその両腕に優しく抱えてその道を行くのだ。
これは飼われているのだと理解していた。
しかし、人間に飼われるのとは少し違うと、こちらは危険が伴うからと、彼女も野生だ動物だ、と言い訳をして、僕は彼女に飼われる事を良しとした。

彼女と行動を共にして、気がついたのは、彼女は人間と同等、もしくはそれ以上の知性があり、耳や鼻が人間と比べ物にならないほどよく利き、視力もかなり良いと言う事、それと、彼女は声を発する為の器官が無いのだ。
言葉を理解しているのに、声を出せ無いから意思の疎通が出来ない。
彼女がもし声を発する事が出来たなら、きっと人間達と共に暮らしていただろう。
彼女は心優しく、賢いからきっと人間と仲良くなれる。
声を発しなくても、文字を書いて話をすると言う方法もあるのだが、僕が彼女にそれを伝える術が無い。
それに、彼女が人間と共に暮らすようになったら、僕は人間に飼われているも同然となるからソレは嫌だった。
だから、僕は彼女が人間に恐れられ避けられるのを黙って見ている。
彼女は自ら進んで人間を襲うことをしない。
彼女が人間を襲う時、必ず先に人間が危害を加えようとしてくる。
いわば、自衛なのだ。
そんな時決まって彼女の目の色が変わる。
これも行動を共にして気がついた事だが、どうやら彼女は喜怒哀楽によって目の色が変色するらしい。
人間に攻撃され、人間を襲う時の彼女の目の色は、決まって茄子のようなどす黒い紫色をしている。
因みに、喜びは黄色、怒りは赤色。
哀しみは青色、気分の良い、楽しんでいる時が緑色。
そして、絶望に見舞われた時や、恐怖を感じた時が黒色だ。

人間を襲う時、彼女は怒り、哀しみ、なおかつ絶望し、恐れているのだ。
彼女は、生き物を殺した後、必ずその生き物を骨すら残さず平らげている。
僕は人間の肉を好んで食べることはしないが、彼女が食べきれず残した分を少し食べることがある。
しかし人間の肉は独特な臭みがある上に、暫くしてから決まってお腹が下るので僕は嫌いだ。

今日、彼女は僕が目を覚ました時から様子がおかしかった。
屋根の上を移動する為に、彼女が僕を抱えた時、彼女が少し震えていて、いつもより足元が覚束無いことに気がつく。
僕は不安になり、彼女の顔を見上げた。
彼女の顔を見て、僕は驚きと恐怖で固まる。
彼女は笑っていたのだ。
声無き大笑いが怖い訳ではない、いや声無き大笑いも怖いが、それよりも、彼女の目の色が限りなく黒に近い、黒に見えるがよくよく見ると青が少しだけ除くような、不思議な色をしている。
哀しんで絶望しているのに、大笑いをしているのだ。
彼女が、本当のバケモノになってしまうと思った。
僕はそれが怖かった。
理性が飛んだら真っ先に殺されるのではないかと思うから、怖かった。

彼女の大笑いは、思いの外直ぐに収まったが、目の色は少し青色が見えやすくなっただけでさほど変わらない。
足元も覚束無いままだ。
そんな時を、天敵の不調という絶好のチャンスを逃すほど人間は甘くない。
先程僕らを見かけた人間が、彼女の動きから彼女が弱っている事を察して仕留めに掛かろうと群れを成し、動き出したようだ。
彼女が屋根から降り、僕を地面へ降ろした所で人間に囲まれた。
彼女の目は赤黒い、時間が経過し黒ずんだ血液よりもどす黒い色をしている。
僕は、その光景を彼女に降ろされた所から少し離れた塀の上へと登り、その場に腰を下ろし、そこから眺めていた。
それに気付かず、いや、元より僕など眼中に無い人間が彼女へと鉄パイプやら金属バットやらを手に襲いかかる。
彼女は襲いかかって来た数人を、その獣のような腕で薙ぎ倒し、爪で肉を抉り、足で数メートル程蹴り飛ばした。
その中でも数人の人間は拳銃という、殺傷能力に特化した物体も持っていて、それを彼女に向ける。
しかし彼女は怯むことなく人間達を吹き飛ばす。
拳銃を持つ人間は彼女へ向けて一斉に発砲した。
拳銃の発砲音は僕の予想を大きく上回る程大きく、鼓膜が破れるのでは無いかと錯覚する程だ。
それが数秒続き、僕は耐えきれず目を硬く閉じた。
暫くすると音が止んだので、僕は恐る恐る目を開ける。
すると驚きの光景が目に入った。
あの弾幕では流石の彼女も助からないだろうと高を括っていたが、彼女は立っているのだ。
そして、先程まで数も力も勝っていると思っていた人間が全て血で赤く染まり地面に突っ伏している。
目を閉じていた為、僕には彼女が何をしたのかわからなかったが、彼女は無事なようだ。
恐らく地面に突っ伏している人間の息の根は止めず、恐怖と痛みでコチラに攻撃をしてこないようにしただけだろう。
彼女がこちらにゆらゆらと歩いてくる。
その後ろで動く影が見えた。
人間が地面に伏せた状態から立ち上がり、彼女を撃とうとしている。
しかも、それは一人だけではなく何人か居るようだ。
彼女は僕に怪我が無いかを確認しているようだ。
不意に彼女が僕の目を見た、そして固まり、目の色が真っ赤に染まった。
どうやら後ろの人間達が拳銃を向けている様が僕の目に映っていたらしい。
彼女が気がついたと同時に人間は再び発砲をした。
避けたら僕に当たってしまうから、彼女は避けることをせず、流れ弾や跳弾から守るために僕を抱えてその場にうずくまる。
彼女の薄い体なんて、弾はいとも容易く貫通して僕も無事では済まないだろうと思ったが、彼女の守りは鉄壁で、発砲音が止み、暫くして人間達は彼女が動かなくなったことを確認して安堵し気絶したのだろう、地面に倒れる音が次々と聞こえた。
僕は彼女の腕から抜け出し、彼女を見る。
彼女の背中はいくつもの弾を受け血みどろになっていて、痛みに耐えるように硬く目を閉じている。
正直に言ってしまえば彼女が招いた事だから、僕が恩を感じることは無いのだろうが、身を呈して守ってくれた事と、以前命を助けてもらったお礼に、気休め程度にはなるだろうかと僕は彼女の頬をざらつく舌で舐めあげた。
彼女は、ゆっくりと目を開け、僕を視界に収めると、彼女の目の色はまるで水に色の付いた液体を一滴ずつ垂らした時のようにじっくりとじわじわと、瞳孔の周りからメジロの羽色に酷似した色へと塗り替えられていく。
猫の喉を鳴らす音に人間は癒されると聞いたから、僕は最後に彼女の頬へ、僕の頬を、額を擦り付け、喉を鳴らした。
今まで彼女に甘えるような仕草は一切せずに居たのだが、冥土への土産にでもして貰おうと思った次第だ。
一頻り彼女に甘えたところで、僕は喉を鳴らすのを止め、再び彼女に目を向けた。
彼女は虚ろな目で弱々しく浅い呼吸を繰り返している。
僕はそんな彼女に背を向けた。

彼女の弱々しい息遣いを振り切るかのように、僕は一度も振り返ることをせず、彼女の元を、この街を後にした。

その後彼女がどうなったのか、今もまだ僕は知らないままでいる。


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