8 / 24
8 初めての精霊界
しおりを挟む
「今日はアビスの所にいくよ!」
えなはどや顔でそう答えた。なぜどや顔なのかはわからないが。
「そっか、じゃあ早いとこいこーよ。遠いんでしょ?」
私がそう尋ねると
「それがここからそんなに遠くないんだ!この村の先の村は精霊界のほうの村でね。そこにアビスがいるんだ。」
どうやらここら辺には精霊界の1部がくっついているようだ。まぁ、そういうことならゆっくりして行ってもすぐ着くだろうな。
「よし。早く行こ!!」
私はアビスとやらにあってみたくてうずうずしているため、ゆっくりなんてしている余裕はない。
だって、大精霊が会えって言うくらいだから相当凄い精霊なんでしょ。どんなことが起こるかもわかんないし、楽しみすぎる。
「あのー。楽しみにしてるとこ悪いんですが、アビスは性格あんま良くないよ...?」
「え。」
えなは私の性格を知っているからこそそれを言ったのか、はたまた馬鹿なのか...。
「別にいいよ。どんな人でも。」
私は素っ気なく答えるが、正直喧嘩しないかしんぱいである。なにせ私は自分の意思をあまり曲げないタイプなもので、人にああだこうだ指図されるのが大嫌いだ。ゆえに性格が悪い奴とは仲良くなれないと思う。いや、絶対になれない。
「大丈夫かなぁ。まあ、とにかく会わなきゃわかんないもんね、行こっか」
心配されつつも行くことを決めたらしいえなは用意を進め始めた。私もそれに従い、出発の準備をする。
10分ほどたち、ふたりの用意が終わった。
「じゃあ、いこうか。ここからは精霊界の道だから僕について来てね」
私は首を縦に振り、無言でえなについて行った。
どこの誰かも知らない性格が悪いらしいアビスとやらのところまでどのくらいかかるかは知らないが、
もし精霊界にはやくついたらいろんなものを満喫しよう。と私はおもった。
なんて勝手にひとりで都合のいい妄想にひたっていると、あっという間に村が見えてきた。
人間の家とは少し違った不思議な家がならんでいて、市場のような場所はとても賑わっているようだ。
「どう?精霊界の村は?この村はナイト村っていうんだよ。夜の星が綺麗だからさ。」
「そうなんだ。綺麗な村だね。私の住んでる人間界とはまるっきり違うや。」
私はふとそんなことを呟いた。精霊界が羨ましい、とまではいかないが、やはり人の汚れた心を表すような村は人間界ではよくあるものだ。スラム街やらなんやら、とにかく沢山。ここにはそんなものはまったくなかった。これも魔法なのかもしれないが。
「僕が住んでた精霊界のいい所をたくさん見てもらいたいのはやまやまだけど、アビスのとこに行かなきゃね。」
どうやらほかの場所へ行く時間はないらしい。ちょっと惜しいな、とも思ったがもともとはこのナイト村?だっけ。へ来た理由はアビスだもんね。仕方ない。私はえなに後でいろいろ見せて回ってよ、とだけ言い、私よりに先に歩き出したえなを追った。
えなはどや顔でそう答えた。なぜどや顔なのかはわからないが。
「そっか、じゃあ早いとこいこーよ。遠いんでしょ?」
私がそう尋ねると
「それがここからそんなに遠くないんだ!この村の先の村は精霊界のほうの村でね。そこにアビスがいるんだ。」
どうやらここら辺には精霊界の1部がくっついているようだ。まぁ、そういうことならゆっくりして行ってもすぐ着くだろうな。
「よし。早く行こ!!」
私はアビスとやらにあってみたくてうずうずしているため、ゆっくりなんてしている余裕はない。
だって、大精霊が会えって言うくらいだから相当凄い精霊なんでしょ。どんなことが起こるかもわかんないし、楽しみすぎる。
「あのー。楽しみにしてるとこ悪いんですが、アビスは性格あんま良くないよ...?」
「え。」
えなは私の性格を知っているからこそそれを言ったのか、はたまた馬鹿なのか...。
「別にいいよ。どんな人でも。」
私は素っ気なく答えるが、正直喧嘩しないかしんぱいである。なにせ私は自分の意思をあまり曲げないタイプなもので、人にああだこうだ指図されるのが大嫌いだ。ゆえに性格が悪い奴とは仲良くなれないと思う。いや、絶対になれない。
「大丈夫かなぁ。まあ、とにかく会わなきゃわかんないもんね、行こっか」
心配されつつも行くことを決めたらしいえなは用意を進め始めた。私もそれに従い、出発の準備をする。
10分ほどたち、ふたりの用意が終わった。
「じゃあ、いこうか。ここからは精霊界の道だから僕について来てね」
私は首を縦に振り、無言でえなについて行った。
どこの誰かも知らない性格が悪いらしいアビスとやらのところまでどのくらいかかるかは知らないが、
もし精霊界にはやくついたらいろんなものを満喫しよう。と私はおもった。
なんて勝手にひとりで都合のいい妄想にひたっていると、あっという間に村が見えてきた。
人間の家とは少し違った不思議な家がならんでいて、市場のような場所はとても賑わっているようだ。
「どう?精霊界の村は?この村はナイト村っていうんだよ。夜の星が綺麗だからさ。」
「そうなんだ。綺麗な村だね。私の住んでる人間界とはまるっきり違うや。」
私はふとそんなことを呟いた。精霊界が羨ましい、とまではいかないが、やはり人の汚れた心を表すような村は人間界ではよくあるものだ。スラム街やらなんやら、とにかく沢山。ここにはそんなものはまったくなかった。これも魔法なのかもしれないが。
「僕が住んでた精霊界のいい所をたくさん見てもらいたいのはやまやまだけど、アビスのとこに行かなきゃね。」
どうやらほかの場所へ行く時間はないらしい。ちょっと惜しいな、とも思ったがもともとはこのナイト村?だっけ。へ来た理由はアビスだもんね。仕方ない。私はえなに後でいろいろ見せて回ってよ、とだけ言い、私よりに先に歩き出したえなを追った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
義務ですもの。
あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる