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15 3人目の魔法具使い
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宿に向けて歩き出した私達は軽い雑談をしたながらゆっくりと歩いていた。ななせさんもうまく話に入れているようで、楽しそうだ。
「ところでななせちゃんはどうしてまた精霊界なんかにきたの?」
ふいにえながそんな質問をした。
「えっとですね、実は精霊界でとても有名と言われているアビスさんの所へ用事がありまして...」
そこまで話を聞いた私とえなはとても驚いた。アビスの存在が人間界にまで知られているとは。世の中案外狭いものなのかもしれない。にしても普通の人間がどんな用事でなんのためにアビスの所へいくのか。えなもそう思ったらしく、それを質問した。
するとななせさんは少し悩むような顔をしながら言った。
「信じてもらえるか分かりませんが...。私が使っている弓がありますよね。その弓がどうやら不思議なものらしくて。なんというか、魔法?が宿っている武器と言うんでしょうか…。アビスさんは魔法具と呼んでいましたが...」
「ま、魔法具だって!?」
えなはななせさんの話を遮って叫んだ。正直私も叫ぶほどではないがとても驚いた。魔法具とは人間がそうホイホイと持てるものではないことくらい私でもよく知っているからだ。魔法具に認められないものは魔法具を持った瞬間、弾き飛ばされてしまう。魔法具に認められる人間なんて、簡単にいてはならないはずだ。
「その魔法具...いったいどこで...?」
えなは驚きの表情のまま尋ねた。
「はい。この魔法具は先祖代々受け継がれてきたもので、私の家にありました。最も、この弓を使えたものは私と御先祖様1人だけですが。」
「なるほど...。まさかナチの剣だけでなく、他の魔法具まで昔から人間界にあったとは...。」
えなはなにかが引っかかるらしく、頭を抱えて考え込んでしまった。
「あの...。ナチさんも魔法具を持っていらっしゃるんですか?」
えなが不意にこぼした一言がきになったらしいななせさんは、私の背中の鞘に収めてある剣をまじまじと見つめながら言った。
「あぁこれね。まぁ一応そうなんだけど手応えとしては普通の剣となにがかわるのやら、ね。」
私は剣塚をなでながら言った。
「そうですね。魔法具といっても他のものとはさほど変わらない気がします。」
ななせさんもどうやら私と同じことを思っているらしい。実際、使っていて他のものと違うところなど斬れ味ほどのものだ。
「お、話してるうちに宿が見えてきましたよ。御二方。」
今まで悩んでいたえながわざとらしい口ぶりでそう言った。
「あ、ほんとですね。では私はここで。また明日あたりに会えるでしょう。それでは失礼しますね。」
宿がみえたため、ななせさんの道案内は終わり、私達より一足先に宿へと向かっていった。その数十秒後に私達も宿につき、それぞれの部屋を借りた。
やっと一息つけそうだ、と思い自分用の部屋に向かおうとしたその時
「あ、ナチ。あとで部屋にいくよ。少し話があるんだ。」
えなはそういい、自室へと向かった。えなの話とは何だろうか。きっとさっきの話に関連している事なのだろう。詳細は後で聞けることだ。今はしばしの休息をとろう。そう思い、私も部屋へと向かった。
「ところでななせちゃんはどうしてまた精霊界なんかにきたの?」
ふいにえながそんな質問をした。
「えっとですね、実は精霊界でとても有名と言われているアビスさんの所へ用事がありまして...」
そこまで話を聞いた私とえなはとても驚いた。アビスの存在が人間界にまで知られているとは。世の中案外狭いものなのかもしれない。にしても普通の人間がどんな用事でなんのためにアビスの所へいくのか。えなもそう思ったらしく、それを質問した。
するとななせさんは少し悩むような顔をしながら言った。
「信じてもらえるか分かりませんが...。私が使っている弓がありますよね。その弓がどうやら不思議なものらしくて。なんというか、魔法?が宿っている武器と言うんでしょうか…。アビスさんは魔法具と呼んでいましたが...」
「ま、魔法具だって!?」
えなはななせさんの話を遮って叫んだ。正直私も叫ぶほどではないがとても驚いた。魔法具とは人間がそうホイホイと持てるものではないことくらい私でもよく知っているからだ。魔法具に認められないものは魔法具を持った瞬間、弾き飛ばされてしまう。魔法具に認められる人間なんて、簡単にいてはならないはずだ。
「その魔法具...いったいどこで...?」
えなは驚きの表情のまま尋ねた。
「はい。この魔法具は先祖代々受け継がれてきたもので、私の家にありました。最も、この弓を使えたものは私と御先祖様1人だけですが。」
「なるほど...。まさかナチの剣だけでなく、他の魔法具まで昔から人間界にあったとは...。」
えなはなにかが引っかかるらしく、頭を抱えて考え込んでしまった。
「あの...。ナチさんも魔法具を持っていらっしゃるんですか?」
えなが不意にこぼした一言がきになったらしいななせさんは、私の背中の鞘に収めてある剣をまじまじと見つめながら言った。
「あぁこれね。まぁ一応そうなんだけど手応えとしては普通の剣となにがかわるのやら、ね。」
私は剣塚をなでながら言った。
「そうですね。魔法具といっても他のものとはさほど変わらない気がします。」
ななせさんもどうやら私と同じことを思っているらしい。実際、使っていて他のものと違うところなど斬れ味ほどのものだ。
「お、話してるうちに宿が見えてきましたよ。御二方。」
今まで悩んでいたえながわざとらしい口ぶりでそう言った。
「あ、ほんとですね。では私はここで。また明日あたりに会えるでしょう。それでは失礼しますね。」
宿がみえたため、ななせさんの道案内は終わり、私達より一足先に宿へと向かっていった。その数十秒後に私達も宿につき、それぞれの部屋を借りた。
やっと一息つけそうだ、と思い自分用の部屋に向かおうとしたその時
「あ、ナチ。あとで部屋にいくよ。少し話があるんだ。」
えなはそういい、自室へと向かった。えなの話とは何だろうか。きっとさっきの話に関連している事なのだろう。詳細は後で聞けることだ。今はしばしの休息をとろう。そう思い、私も部屋へと向かった。
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