2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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動き出した影と光

訓練…?

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 騎士団長に就任して早1週間。
 この1週間とてつもなく忙しく…

 というわけもなく暇を持て余してた。

 なぜ?うん、なぜ?

 と思うだろう。まあ俺からしたら万々歳だが。ひゃっはー!

 あの試合が終わったあとセトルイスは言った。

「騎士団長としての事務仕事は少し…が、技量は確かだが事務関係は慣れてないように見える。事務関連は俺が今まで通り行うからほかの仕事をして欲しい」

 …失礼ちゃう?なんか遠回しに馬鹿って言われた気がした。馬鹿って。まぁ出来ないのは確かだから助かるんだけどさ…
 ということは俺の仕事は戦い系の仕事のみ…ってことか……え、楽!

 ということで俺は今日、森の中にいる。この前ヴァイスの所行く時に飛行魔法ですっ飛ばしたところだ。

 わーいハイキング~楽しー
 なわけねぇよ!?訓練よ訓練!!!魔物相手に訓練するのが1番だから!決して遊びに来てない!手に持ってる弁当もちゃんと遅くまで訓練する予定でもってきたんだから!遠足気分じゃないから!

 ……手に持ってるのも邪魔なので異空間に投げる。あぁ……遠足気分が……………………違う違う違う嘘嘘嘘。

 あ、因みにね、騎士団長に就任した時制服貰ったの!これがなかなかカッコイーの!すごい気に入ってる。見たい?え、見たい?よし。どうぞ見てくれ。そして俺に惚れろ。

「グギャーーーーーー」
「うるっせぇ!!!!!!!!!!!!!!」

 このやろう、俺の邪魔しやがって。いきなり飛び出してくるなよ!殴るぞ!

「……グオォォォォォォ」
「ん?…………………………あ、しまった…こいつか…」

 草の陰から飛び出してきた魔物が俺の拳で意識を失う直前に叫び声を発したことでこの魔物の正体がわかる。
 あ、名前は知らん。興味無い。
 ではなくこいつは一体が危機に陥ると仲間を呼び寄せるというとんでもなく厄介な奴等なのだ。
 訓練に来てるならちょうどいいだろう?アホか。同じヤツらを何体倒したってつまらんだろう。しかもこいつの顔キモいし。なんとかしてくれ。

 数分もしないうちに俺の周りは同じ顔の魔物で溢れかえってた。
 きもい。とてつもなくきもい。ということで

「さっさとくたばってくんね?」

-----------------
だいぶお久しぶりです!!
受験やらなんやらでとても忙しく一年以上離れておりました…
すみません…………
これからは少しずーーーつですがまた更新を再開していこうと思うのでお暇があればお読みいただけると幸いです…
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