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アステール学園に入学!
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私達は外に出たあと少しだけ気配を消してから物陰に隠れて隊専用のローブを脱いで普通のローブを着てフードを被ってから物陰を出て学園に向かった。
3人と話しながら学園に向かってると私達と同じ制服を着た人が何人か居て数十分、歩いてるとやっと学園が見えてきた。
因みに向かいながら2人に隊長呼び並びに二つ名と敬語を辞めるように言った。(まぁ、ツァールトは基本、敬語だから無理だろうけど)
正直に学園の感想を言うと…本当に学園なの?王宮ではなくて?だ。
「うわぁ、学園じゃなくてコレ、王宮って言った方が良い外見と大きさでしょ………」
隣にいるリヒトが零した言葉に呆れ顔しか出来ない私とあ然と学園を見ていた2人が頷いた。
「ここで立ち止まってても意味ないし学園長に会うために学園長室に行こう。この外見には慣れるしか何だろうね」
(貴族の親が子供を入れるためだったり隠蔽のためにどうせ学園にたんまりと賄賂を渡したんだろうね)
私が学園の外見に呆れながらリヒトたちに声を掛けてから歩き出すと3人も無理やり納得させて私のあとをついてきた。
「それにしても学園長室って何処だろう?」
「そう言えば、サブマスターに聞くの忘れてたね」
「あ、あそこに教師らしき人が居る」
「あの方に教えて貰いましょうか」
どうしようか考えてるとユーリスが教師らしき人を見つけ、ツァールトが提案したのに頷き、私達はユーリスが見つけ教師らしき人の元にぞろぞろと向かう。
「すみません、学園長に会う約束をしているんですが学園長室って何処ですか?」
「ん?お前ら新入生か?なぜ、フードを被ってるのか気になるが、まぁ良い。
こっちだ。着いてこい」
ユーリスは初めての人ため警戒して話さない、ツァールトは自分が認めた人以外には話さない、私は任務外+リヒトが居るため話さないので必然的にリヒトが話し掛けるとその人は不思議そうに私達を見た後、何も聞かずに案内してくれるらしく歩き出した。
リヒトと顔を見合わせたあと、ユーリス達を庇うように前に移動して案内してくれる人から数歩離れて後を追う。
その人は時折、着いてきてるか確認するように私達の様子を観察するようにチラチラとこっちを見ながら案内してくれたけど、正直言ってその視線がウザい。
視線にイライラしながら後を追うこと十数分、案内してくれた人が一つの扉の前で足を止めてこっちを見た。
「ここが学園長室だ。
くれぐれも粗相がないようにしろよ」
そう言って私達を見て、来た道を戻っていった。
「すんごい、視線がウザかったね」
小さくなっていく後ろ姿を見てると隣にいるリヒトがボソッと言ったのに頷いた。
あの人の視線、私達を観察するような視線だったな…。気になるけど顔は覚えたし何かあったら対象すればいっか。
「まぁいいや。さっさと学園長にあって入学式会場に行こう」
私はそう言って振り返って学園長室と書いてあるプレートが飾ってある扉をノックした。
3人と話しながら学園に向かってると私達と同じ制服を着た人が何人か居て数十分、歩いてるとやっと学園が見えてきた。
因みに向かいながら2人に隊長呼び並びに二つ名と敬語を辞めるように言った。(まぁ、ツァールトは基本、敬語だから無理だろうけど)
正直に学園の感想を言うと…本当に学園なの?王宮ではなくて?だ。
「うわぁ、学園じゃなくてコレ、王宮って言った方が良い外見と大きさでしょ………」
隣にいるリヒトが零した言葉に呆れ顔しか出来ない私とあ然と学園を見ていた2人が頷いた。
「ここで立ち止まってても意味ないし学園長に会うために学園長室に行こう。この外見には慣れるしか何だろうね」
(貴族の親が子供を入れるためだったり隠蔽のためにどうせ学園にたんまりと賄賂を渡したんだろうね)
私が学園の外見に呆れながらリヒトたちに声を掛けてから歩き出すと3人も無理やり納得させて私のあとをついてきた。
「それにしても学園長室って何処だろう?」
「そう言えば、サブマスターに聞くの忘れてたね」
「あ、あそこに教師らしき人が居る」
「あの方に教えて貰いましょうか」
どうしようか考えてるとユーリスが教師らしき人を見つけ、ツァールトが提案したのに頷き、私達はユーリスが見つけ教師らしき人の元にぞろぞろと向かう。
「すみません、学園長に会う約束をしているんですが学園長室って何処ですか?」
「ん?お前ら新入生か?なぜ、フードを被ってるのか気になるが、まぁ良い。
こっちだ。着いてこい」
ユーリスは初めての人ため警戒して話さない、ツァールトは自分が認めた人以外には話さない、私は任務外+リヒトが居るため話さないので必然的にリヒトが話し掛けるとその人は不思議そうに私達を見た後、何も聞かずに案内してくれるらしく歩き出した。
リヒトと顔を見合わせたあと、ユーリス達を庇うように前に移動して案内してくれる人から数歩離れて後を追う。
その人は時折、着いてきてるか確認するように私達の様子を観察するようにチラチラとこっちを見ながら案内してくれたけど、正直言ってその視線がウザい。
視線にイライラしながら後を追うこと十数分、案内してくれた人が一つの扉の前で足を止めてこっちを見た。
「ここが学園長室だ。
くれぐれも粗相がないようにしろよ」
そう言って私達を見て、来た道を戻っていった。
「すんごい、視線がウザかったね」
小さくなっていく後ろ姿を見てると隣にいるリヒトがボソッと言ったのに頷いた。
あの人の視線、私達を観察するような視線だったな…。気になるけど顔は覚えたし何かあったら対象すればいっか。
「まぁいいや。さっさと学園長にあって入学式会場に行こう」
私はそう言って振り返って学園長室と書いてあるプレートが飾ってある扉をノックした。
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