16 / 29
アステール学園に入学!
5
しおりを挟む
学園内にある転移魔方陣を使いながらも教室に向かって歩くこと数十分。
(やっと教室に着いた…)
これから毎日、こんな長い距離を歩くとか憂鬱過ぎる。まぁ、転移魔方陣があるからまだマシなんだろうけど……。
案内してくれたツァールトにお礼を言って教室のドアを開く。
中に入ると何人かがすでに来ていて席に座っていたけど見たところ貴族はまだ来てないみたいだった。
教室内は前に教卓と黒板があって長机と長いすが横3つ縦5つの1つの机に3人が座れるようになっていた。
机は段々と上に行くようになってたため黒板が見えないって言うのは無さそう。
席順はどうやら廊下側が貴族で窓側は平民のようであとは自由みたいなので窓側の1番後ろにユーリスと私その前がツァールトとリヒトの順番で座った。
ツァールトは話し掛けられても無視だから大丈夫だろうけどユーリスは怖がるだろうからこの席順にした。
私もツァールトと同じで話し掛けられても面倒くさくなら無ければ話し掛けられても無視するからね。
ユーリスとリヒトは私達と逆で話し掛けられたら無視しないで話しちゃうからなぁ。怖かったとしても……
「結構、時間掛かったと思ったのに余り人居ないね」
「そうだね。見た感じ貴族の殆どがまだ来てないみたいだね
当たり前だろうけど」
「ルナ、あんまり思ってても言わないようにマスター達から言われてるでしょ」
「そうだけd」
「ねぇねぇ、ここ座っても良い?」
リヒトたちと話してたら話し掛けられ、そちらを見ると小豆色の髪にウォーターメロン色の瞳を持つ女の子だった。その後ろには黒髪黒目の女の子もいた。
最初の子は火属性持ちで後ろの子は闇属性だうな。2人とも少し同年代より魔力が多い。(さすがSクラス)
見た感じは私達に不満を持って無さそう。
「どうぞ」
私は余り話したくないから短く了承してリヒトたちとの話しを再開させた。
「そうだけどさ…。この様子見てたらつい出ちゃったんだから仕方ないでしょ?」
「だったとしても気を付けなよ」
「それはリヒトもでしょ」
「僕だって分かってるよ」
ずっと無視してるけどリヒトと話してる間ずっと私の横から視線があって鬱陶しい。そんなことを思ってたらリヒトの隣にふわふわのメイズ色の髪にエメラルドグリーンの瞳を持った男の子がゆっくりとした口調でリヒトに話しかけた。
「隣、失礼するねー」
「ん?あぁ、いいよ」
「ボクはシモン・ライナー。これからよろしくねー」
「僕はリヒト・フェガロフォス。よろしくね。
こっちがツァールト・レオパールで」
(目の前で自己紹介始まったんだけど…コレ、私もしないと駄目?)
なんて思ってたら喋らないツァールトの代わりにツァールトの名前を言ったリヒトがこっちを見たから仕方なくすることにした。
「私はルナ・フェガロフォス」
「オレはユーリス・アヌジン」
ユーリスはまだ距離があるためか私のあとに小さく名乗った。
小さくだったが初対面の相手に対して名乗れたユーリスの頭をフードの上から撫でる。
(やっと教室に着いた…)
これから毎日、こんな長い距離を歩くとか憂鬱過ぎる。まぁ、転移魔方陣があるからまだマシなんだろうけど……。
案内してくれたツァールトにお礼を言って教室のドアを開く。
中に入ると何人かがすでに来ていて席に座っていたけど見たところ貴族はまだ来てないみたいだった。
教室内は前に教卓と黒板があって長机と長いすが横3つ縦5つの1つの机に3人が座れるようになっていた。
机は段々と上に行くようになってたため黒板が見えないって言うのは無さそう。
席順はどうやら廊下側が貴族で窓側は平民のようであとは自由みたいなので窓側の1番後ろにユーリスと私その前がツァールトとリヒトの順番で座った。
ツァールトは話し掛けられても無視だから大丈夫だろうけどユーリスは怖がるだろうからこの席順にした。
私もツァールトと同じで話し掛けられても面倒くさくなら無ければ話し掛けられても無視するからね。
ユーリスとリヒトは私達と逆で話し掛けられたら無視しないで話しちゃうからなぁ。怖かったとしても……
「結構、時間掛かったと思ったのに余り人居ないね」
「そうだね。見た感じ貴族の殆どがまだ来てないみたいだね
当たり前だろうけど」
「ルナ、あんまり思ってても言わないようにマスター達から言われてるでしょ」
「そうだけd」
「ねぇねぇ、ここ座っても良い?」
リヒトたちと話してたら話し掛けられ、そちらを見ると小豆色の髪にウォーターメロン色の瞳を持つ女の子だった。その後ろには黒髪黒目の女の子もいた。
最初の子は火属性持ちで後ろの子は闇属性だうな。2人とも少し同年代より魔力が多い。(さすがSクラス)
見た感じは私達に不満を持って無さそう。
「どうぞ」
私は余り話したくないから短く了承してリヒトたちとの話しを再開させた。
「そうだけどさ…。この様子見てたらつい出ちゃったんだから仕方ないでしょ?」
「だったとしても気を付けなよ」
「それはリヒトもでしょ」
「僕だって分かってるよ」
ずっと無視してるけどリヒトと話してる間ずっと私の横から視線があって鬱陶しい。そんなことを思ってたらリヒトの隣にふわふわのメイズ色の髪にエメラルドグリーンの瞳を持った男の子がゆっくりとした口調でリヒトに話しかけた。
「隣、失礼するねー」
「ん?あぁ、いいよ」
「ボクはシモン・ライナー。これからよろしくねー」
「僕はリヒト・フェガロフォス。よろしくね。
こっちがツァールト・レオパールで」
(目の前で自己紹介始まったんだけど…コレ、私もしないと駄目?)
なんて思ってたら喋らないツァールトの代わりにツァールトの名前を言ったリヒトがこっちを見たから仕方なくすることにした。
「私はルナ・フェガロフォス」
「オレはユーリス・アヌジン」
ユーリスはまだ距離があるためか私のあとに小さく名乗った。
小さくだったが初対面の相手に対して名乗れたユーリスの頭をフードの上から撫でる。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
37
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる