Radiantmagic-煌炎の勇者-

橘/たちばな

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哀しき闇の子

魔物の幼馴染

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ひっこし?

うん……おとうさんとおかあさんがケンカしちゃって、それで……。

やだ……やだよ! ダリムとあそべなくなるなんて、いやだよぉ!


突如蘇り始める幼い頃の記憶。毎日仲良く遊んでいた、たった一人の友達。大人の都合で離れ離れになり、いつかまた会いたいとずっと思っていた。そして、友達が今ここにいる。だが、今では魔物の姿をしていた。幼い頃の友達……ダリムの顔を持つ魔物が目の前にいる。一体どういう事なんだ? 本当にダリムなのか? それとも――。


「ダリム……君はダリムなのか?」
グラインはダリムの顔を持つ魔物に呼び掛ける。魔物は答えようとせず、目を赤く光らせる。
「グライン! 離れテ!」
ティムが叫んだ瞬間、魔物はグライン目掛けて飛び掛かる。ダリムの顔は、見る影もない凶悪な表情をしていた。
「くっ!」
飛び掛かる魔物を回避し、身構えるグライン。
「おい、何なんだよこいつは」
クレバルとリルモがそれぞれ武器を構えると、魔物は突然身震いさせる。
「……ウ……ウウ……」
身体を震わせつつも、頭を抱える魔物は涙を流し、嗚咽を漏らす。
「……ウッ……アァ……ウァァァッ……アアァァァァッ!」
魔物は頭を抱えながら発狂したように叫ぶと、その場から走り去っていく。
「何だあいつ……?」
突然の出来事に呆然とするクレバル。その横で、グラインは言葉を失う想いで立ち尽くしていた。
「まさか、あの魔物がグラインの……?」
リルモの呟きにグラインは返答せず、手を震わせ始める。
「あんなバケモノが幼馴染だってのか? んなバカな話があり得るかよ」
続けてクレバルが言う。『魔物』『バケモノ』という言葉を聞くと、グラインは悪い考えを払い除けるかのように頭を横に振り、ティムの方に顔を向ける。
「ティム。あいつから何か読めた?」
ティムの記憶を読む能力『メモリード』で真相を確認したいが故の質問をするグライン。
「残念だけド、何も読み取レなかッタワ」
「えっ……」
「あれハ、アンデッドか幻のようナ存在みたイ。だから、記憶が読めなかッタのヨ」
予想外の事実に驚くグライン。ティムのメモリードは生物の記憶を司る脳の器官『海馬』に意識を送り込む事で記憶のデータを読み取る能力であり、既に脳が死んでいるゾンビや実体のないゴーストといったアンデッド相手には記憶を読む事は不可能であった。
「ダリムの顔を持つあの魔物……あれが本当にダリムだとしたら何故あんな姿に……一体何がどうなってるんだ」
突然の信じ難い出来事に戸惑いつつ、グラインは拳を震わせたまま項垂れる。
「なあ、一先ず今日はもう休もうぜ。バケモノはもういねぇみてぇだしよ」
クレバルの言葉に従い、グラインはリルモに連れられて部屋に戻っていく。ティムは浮かない表情で歩くグラインの事を気にしていた。


翌日――

「はあ? どういうつもりだよお前」
クレバルがグラインに掴み掛るように言う。ダリムの事がどうしても気になっていたグラインが、事の真相を確かめるべくアバルの村に行きたいと言い出したのだ。
「勝手な事を言ってすみません。僕はどうしても知りたいんです。昨日のあれは本当にダリムだったのか。もしそうだとしたら、何故ダリムがあんな事になっていたのか……」
「ふざけんじゃねえぞ! まずはレイニーラに帰るのが先だろうが! お前だって今レイニーラがどうなってんのか気になってるんじゃねえのかよ?」
感情的になる余り、グラインの胸倉を掴むクレバル。
「確かにレイニーラの事も気になります。けど、ダリムは僕の友達なんです。僕の友達に何があったのか……」
「こちとらてめぇのダチの事でいらねぇ道草食ってる場合じゃねえんだよ。まさかあんな醜いバケモノがダチだと本気で思ってんのか?」
クレバルの一言にグラインは思わず鋭い目を向ける。醜いバケモノという言い草が気に障ったのだ。
「な、何だよその目? 先輩サマに逆らおうってのか?」
凄むように言うクレバルだが、グラインは無言で睨み付けている。
「やめなさいよ!」
リルモが怒鳴り付け、クレバルの手をグラインから引き離す。リルモはグラインに目線を合わせ、肩に手を置く。
「グライン。どうしても行きたいなら私も付いていくわ」
同行の意思を示すリルモに思わず表情が綻ぶグライン。
「ワタシもご一緒するわヨ。もしかしたラ真実ガわかるかモしれなイからネ」
ティムもリルモに同調する。
「お前ら、バカじゃねえの? 故郷の安否よりもグラインのダチのが大事だってのかよ?」
呆れたようにクレバルが言うと、リルモは思わずクレバルを引っ叩いてしまう。
「バカはあんたの方よ! グラインの気持ちを汲もうとしないで勝手な事ばかり言って、本当に呆れたわ」
目の前で怒鳴りつけるリルモを前に、クレバルは叩かれた頬を抑えつつも黙り込んでしまう。
「そんなに帰りたければ一人で帰りなさいよ。あんたとはもうクチも利きたくないわ」
愛想を尽かしたと言わんばかりにリルモは背を向ける。グラインとティムは無言でクレバルを見据えていた。
「……へっ、悪かったな。勝手な野郎で。じゃ、後は好きにしな」
クレバルは顔を逸らしつつも、その場から去っていく。グラインは何とも言えない気持ちで去り行くクレバルの姿を見つめるものの、すぐさまリルモとティムの方に顔を向ける。
「気にする事ないわよ。あいつが悪いのよ。いつも勝手な事ばかり言って」
「そうヨそうヨ! あんな最低なヤツ、ほっとけばいいのヨ! グラインは悪くなイかラ!」
リルモとティムが気遣うように言う。だがグラインは、自分の勝手な我儘のせいで関係に亀裂が走ったという考えに襲われていた。
「アバルの村ハ西の方ニあるラしイワ。黒い雲と不気味な光ガ見えルって話も聞いタから用心した方ガ良さソうヨ」
ティムが言うと、グラインは色々気に病みつつも二人と共に町の外に出て西の方へ向かって行く。岩に擬態した魔物イワガメムシ、大型のサソリの魔物マッドスコーピオンといった敵を蹴散らしながらも、一行はアバルの村に辿り着く。
「なっ……」
一行は愕然とする。アバルの村は既に廃墟となっていたのだ。至る所が破壊され、建物や木々の焼け跡が残るものの、一つだけ壊れかけた程度の家がある。
「本当にここがアバルの村なのか? ダリムは……」
グラインはこの状況を見てから何度も目を疑っていた。一体何が起きたんだと思いつつも、一行は壊れかけた家に入る。すっかり荒れ果てていた家内だが、本棚にボロボロの手帳がある。どうやら日記のようだ。日記にはこう書かれている。


きょうも グラインと たくさんあそんだ。
グラインと あそぶのってすごくたのしい。
グラインは ぼくのともだち。
ずっと グラインとあそんでいたい。


ぼくのゆめは まほうつかいになること。
グラインは だいまどうしにあこがれている。
だいまどうしって えいゆうとよばれる、とてもえらいまほうつかいらしい。
ぼくも だいまどうしになれるのかな。


おとうさんとおかあさんは いつもけんかをしている。
どうしていつもけんかしているのか、ぼくにはわからない。
おうちにいるのはこわい。
だからグラインと ずっとあそびたい。


おとうさんとおかあさんが またけんかしていた。
おとうさんは どこかにいってしまった。

おかあさんが すごくつらそうだった。
おかあさんは ずっとないていた。


ぼくは おかあさんとひっこすことになった。
いやだ。そんなのいやだ。
グラインとあそべなくなるなんて、ぜったいにいやだ。


グラインと はなればなれになってしまった。
グラインと あそびたいよ。
このむら、なにもないところだからつまんない。
グラインと あそんでるほうがずっとたのしい。
けど グラインはもういない。
グラインと あいたいよ。


グラインは げんきしているかな。
グラインと あそべないなんて すごくさびしいよ。


日記を見た瞬間、グラインは絶句する。それは紛れもなくダリムの日記であった。
「まさかそんな……ダリム……」
グラインは更に日記のページを開く。

むらのそとにさんぽしたら まものがおそってきた。
むらのひとがたすけてくれたけど、まものはとてもつよかった。

そのときぼくは、まほうがつかえたんだ。
なんだかへんないろのほのおがでてきた。
それでまものをやっつけたけど、むらのひとはぼくをみてにげていった。
ぼく なにかわるいことしたのかなあ?


このむら、なんだかこわい。
みんな、こわいかおをしている。

むらのひとが、いつもぼくのうちにやってくる。

むらのひとが、ぼくのことをばけものという。

こわい。むらのひとがこわい。
かあさんは、ぼくのことをばけものじゃないっていうけど、ぼくはばけものなの?


ここから先は書かれておらず、そっと日記を閉じるグライン。そして、村が滅びた理由を考える。
「嘘だ……絶対あり得ない」
グラインの頭の中に恐ろしい考えが浮かぶ。ダリムは村の人からバケモノと呼ばれていた? 村を滅ぼしたのはまさか……? いや、そんな最悪な考えは認めたくない。きっと何かの間違いに決まってる。グラインは必死で自分にそう言い聞かせるばかりであった。
「どういう事なの……?」
リルモとティムも日記の内容が何を意味するのか一生懸命考えていた。次の瞬間、外から物音が聞こえる。思わず一行が外に出ると、セレバールの町を徘徊していた魔物がいた。魔物の顔はダリムではなく、醜悪な顔になっている。
「お前は……!」
身構えるグラインだが、魔物の顔がダリムの顔に変化した時の事が頭を過る。魔物は一行の姿を見ると、身震いを始める。
「……ウッ……アアアアアァァァアアアッ……!」
突然泣き出したかのような叫び声を轟かせる。すると、同じ姿を持つ魔物が次々と出現する。
「クッ、迎え撃つか?」
いつでも戦えるよう、戦闘態勢に入るグラインとリルモ。
「待ちナさイ! これハ全テ幻ヨ」
ティム曰く、この場に現れた魔物は全て幻だというのだ。それを裏付けるかのように、魔物達はグライン達を襲う気配がない。
「ここにイる魔物達ハ何者カの力ニよっテ、幻とシて生み出サれた存在ノようネ」
「なっ……そんな事が?」
幻である事を証明しようと、ティムは足元にある小石を拾っては魔物に向けて投げつける。小石は当たる事なく、魔物の身体をすり抜けて行った。
「本当に幻だったのか……」
驚くグラインとリルモに、ティムが確信した事を伝える。魔物の幻は、闇の魔力によって生み出されたものであった。セレバールの町を徘徊していた魔物も幻であり、幻を送り込んだ者が近くにいるはずだと。ティムは情報を整理する。更に進んだところに暗黒の雲が渦巻く場所があり、そこに魔物の幻を操っている者がいると推測し、一行は黒い雲の場所へ向かう。村から西へ進むと徐々に暗くなっていき、暗黒の雲と瘴気に覆われた塔らしき建造物が見え始める。
「ちょト待テ!」
ティムが声を上げる。
「どうしたの?」
「コノ辺りハ、邪悪な力ニよる闇の瘴気ヘルメノンで満たサれテいるワ。空を覆う黒イ雲の正体ハ、ヘルメノンの塊だッタのヨ」
闇の瘴気とそれの集合体となる暗黒の雲――ヘルメノンは生物に邪悪な力の影響を与え、生物に備わる様々な負の部分を増幅させて身も心も魔物化させるという。ティムはヘルメノンによる影響を防ごうと、身体を薄い光の膜で覆うバリアを張る。有毒物質が含まれる気体から守る光魔法『レイフィルム』であった。
「これデ悪い影響を受ケなクて済むわヨ」
光の膜で覆われたグラインとリルモはうっすらと光る我が身を見て驚く。
「ここまで出来るなんて心強いわね」
「フフフ、サポートなラお任せヨ!」
レイフィルムによって何かしらの悪影響を受ける事なく、ヘルメノンに覆われた道を進んで行く一行。とても暗い道の奥で、一行は古びた塔の入り口前に辿り着く。
「この塔……まさか……」
グラインは思わず塔に本物のダリムがいるのでは、と考える。
「気を引き締めて行くわよ」
リルモの一言にグラインは頷き、入り口となる扉を開けようとする。扉はいとも簡単に開き、中へ潜入する一行。塔の内部は、ゴーストやゾンビ等のアンデッド系の魔物が蠢く迷宮となっていた。
「ファイアウェイブ!」
「スパイラルサンダー!」
グラインとリルモが次々と魔法を放ち、立ちはだかるアンデッド達を撃退していく。
「まだ来るわ!」
黒い瘴気が浮かび上がると、醜悪な顔をした魔獣の腐乱死体ゾンビースト達が数体出現する。
「アクアスラッシュ!」
リルモの水魔法による水圧の刃がゾンビースト達を切り裂く。
「はああっ!」
槍を両手に大きく飛び上がったリルモは、上空からの鋭い一撃を次々と叩き込んでいく。腐敗した体液を撒き散らしつつも、不気味な呻き声を上げながら息絶えるゾンビースト達。刺された部分からは僅かに稲妻が走っていた。
「流石はリルモだな……強いや」
リルモの実力にひたすら驚くばかりのグライン。
「ボサっとしてないで先へ進むわよ」
グラインはリルモの一言でさっさと足を動かす。塔を登り、物々しい形の扉を開くと、一行は立ち止まる。なんと、一行が見たものは村の光景――そして、小さな少年と女性を取り囲んでいる人々の姿。人々は農具や木こり用の斧、稲刈り用の鎌を持っている。そして、人々の表情は殺気立っていた。


やめて下さい! この子が何をしたっていうんですか!

こいつは人の形をした村を滅ぼす魔物だ。早く殺さないと村が滅ぼされちまう。

そうだ! こいつはバケモノだ! 災厄を呼ぶバケモノなんだ!


「……ダリム!」
グラインが声を上げる。小さな少年はダリムで、女性はダリムの母親であった。一体何が起きているんだ? 何故こんな光景が? そう思った瞬間、人々は一斉にダリム達に襲い掛かる。



殺せ! バケモノを退治しろ!

退治してやるぞ、このバケモノめ!

みんなでバケモノをやっつけろ! 殺せ! 殺せ!


「やめろおッ!」
状況を把握したグラインが止めようとすると、村の光景が歪み始め、次第に塔の内部へと変化していく。全て幻だったのだ。
「クッ……今のは?」
辺りを見回すグライン。視界に映るのは、無駄に広い塔の大広間であった。前方には登り階段がある。
「どうやラ幻だっタみたいネ。さっきノ光景っテ……」
ティムは幻のアバルの村の出来事が気になっていた。
「私達が見たのはもしかしてアバルの村の幻? 一体どうして……」
「どういう事カ解らナいケド……今ハ幻ヲ操る者ヲ探すしかナイわネ」
グラインは目を擦りつつも、前方の階段に視線を向ける。
「……とりあえず前に進むしかないか」
一行は大広間を進み、階段を上がっていく。螺旋状の階段となっており、登り終えた先は最上階であった。最上階の部屋には粗末な玉座が置かれ、そこには一人の少年が腰を掛けていた。小柄で顔色が悪く、瘦せ細った表情。その風貌はどこか痛々しく見える印象であった。
「……ダリム……?」
グラインが呼び掛ける。少年は、ダリムだったのだ。
「……グライン……グラインなの?」
ダリムはジッとグラインを見つめている。その目はとても悲しい色をしていた。
「そうだよ、グラインだ。やはり君はダリムなんだね」
思わず表情が綻び、近付こうとするグライン。
「グライン! 近付いちゃダメ!」
ティムの制止に思わずグラインが足を止める。ダリムはティムの姿を見た瞬間、表情が凶悪なものに変化する。
「……邪魔だ」
ダリムは右手から灰色の火球を放つ。火球はティムの方に向かって行くが、直撃する瞬間、リルモが身代わりとなって立ちはだかる。
「リルモ!」
「う……ぐっ!」
火球で身を焼かれたダメージによって膝を付くリルモ。
「みんな嫌いだ。みんな消えてしまえばいい。でもグライン……君だけはまだ嫌いじゃない」
ダリムの目が光ると、姿がみるみると変化していく。セレバールの町やアバルの村で見掛けた魔物の姿に変化したダリムを前に、グラインは言葉を失う。
「グライン、また一緒に遊ぼう……あの頃のように」
醜悪な魔物の姿で囁くようにダリムが言う。グラインは手を震わせ、動揺の余り言葉が出ないままその場に立ち尽くしていた。


一方、ジョーカーズの拠点となる暗黒魔城では、ファントムアイがタロスにグライン達の様子を現状報告していた。
「フム、闇の力を持つ子か……まあ害虫駆除には丁度良かろう。彼はまだ、我々と肩を並べるには余りにも早すぎるからな」
闇の力を持つ子とはダリムの事である。報告を終えたファントムアイが飛び去ると、タロスは傍らに立つダグに目を向ける。ダグはファントムアイが映し出していたグライン達の事が気になっているのだ。
「ダグよ、小僧どもの事が気になるのか?」
タロスの問いにダグは即答せず、僅かな沈黙が支配する。
「クックックッ……まさか奴らが貴様程の者を脅かす存在になるとでもいうのかね? 実に愉快な話よ」
動じる事なくグラスに注がれた酒を口にするタロス。
「この酒の味も悪くない。ネヴィアよ」
「ハッ」
ネヴィアは空になったタロスのグラスに酒を注いでいく。
「まだ血が足りぬ。まだ……血が必要だ」
雷鳴が鳴り響く中、タロスは酒を飲みながらも必要となる生贄の生き血を求め続ける事を呟いていた。

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