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目覚めし七の光
父が遺したもの
しおりを挟む過去、レイニーラ王国にて漣の騎士という通り名を持つ者がいた。名は、ライディ・ミネラヴォルト。水と雷の魔力を司る魔法騎士であった。
騎士としての役割を持ち、戦士としての実力を買われて王国を守り続けていたが、ある日、王から数人の魔導師と共にフロストール王国への派遣を命じられる。フロストール王国の者が、フロスタル大陸を支配しようとする邪悪な魔女の討伐へ向かう王の護衛を依頼したのだ。フロストールはアズウェル同様レイニーラの友好国でもあり、フロスタル大陸のみならず他の大陸にも危機が及ぶ可能性も考えて、王はフロスタル大陸を脅かす魔女討伐の依頼を引き受けた。
他国の王の護衛という任務を与えられたライディは、幼い娘リルモと妻ルルカに暫しの別れを告げる。
「おとーさん、どこいくの?」
「遠いところにいる悪い魔女を退治しに行くんだ。暫く帰って来れなくなるけど、いい子にしているんだよ」
優しい笑顔をリルモに向けるライディ。
「ねえ……フロスタル大陸ってとても寒いところなんでしょ? そんなところに行くなんて……断る気になれなかったの?」
ルルカが心配そうに問う。
「……すまない。これも王の命令なんだ。余所の国であろうと、人を守るのは騎士としての務めでもあるのだからな」
半ば申し訳なさそうにライディが言うと、リルモがペンダントを差し出す。いかにも手作りと解るような簡素な形のペンダントであった。
「これは?」
「おまもりだよ! 頑張ってるおとーさんのために、おかーさんと一緒に作ってたの!」
「ハハハ、お守りか。ありがとう」
ライディは嬉しそうにペンダントを受け取り、首に掛ける。
「ルルカ、悪いがこの槍を預かっててくれないか」
ライディが一つの槍をルルカに差し出す。
「これってあなたが使ってた槍じゃない? どうして?」
「お前達への守り神だ。俺がいない間に何かあるかもしれないと思ってな」
ルルカに渡した槍は王から与えられたものでトゥールランスと名付けられ、雷神の力が宿る武器と呼ばれていた。ライディが愛用していた武器だが、家族の身に何かしらの災いが降りかからないよう、敢えて預ける事を選んだのだ。同時に、自分にもしもの事があったらという事も考えての行いでもあった。
「この任務を終えたら少しばかり落ち着こうと思うんだ。たまにはみんなで食事にでも行きたいからな」
「まあ……あなたはずっと頑張ってきたものね。久しぶりに家族揃ってゆっくりしたいわね」
任務を終えると休暇を取り、暫く家族とのひと時を過ごす事を約束するライディとルルカ。
「おとーさん、ぜったいに帰ってきてね!」
愛する家族に見送られながらも、騎士ライディは仲間の魔導師達と共に旅立った。
フロスタル大陸へ向かう船の中、ライディ達は他愛のない会話を交わす。
「全く、ライディさんが羨ましいですよ。可愛い娘さんと美しい嫁さんがいるなんて」
「ハハハ、お前もこの任務が終わったら嫁探しでもするか?」
「オ、オレなんて昔から非モテですよ! 嫁なんて夢のまた夢ですから」
「まあそう諦めるなって。運命の出会いなんてのはいつ訪れるか解らんもんだぞ。俺もそうだったからな」
そんな会話をしている内に、船はフロスタル大陸へ辿り着いた。
ライディ達が王国へ向かおうとすると、一人のペン族の少女が氷の翼竜『アイスプテラ』に襲われていた。
「いかん、助けなくては!」
槍を手に颯爽と飛び出したライディはアイスプテラに雷を纏った連続突きを繰り出す。仲間の魔導師達が加勢しようとすると、アイスプテラの冷気ブレスが襲い掛かる。冷気ブレスを受けたライディ達は全身が凍り付く感覚に襲われる。
「うぐぐ……うおおおおおお!」
気合いの咆哮を轟かせたライディは冷気の中、アイスプテラに飛び掛かる。雷の槍は急所に突き刺さり、息絶えるアイスプテラ。
「あ、ありがとうございました」
ペン族の少女がライディに礼を言う。
「何、礼には及ばん。君って確か、氷の大陸に住むというペン族か?」
「は、はい」
言葉を続けようとした瞬間、途轍もない寒さがライディに襲い掛かる。
「うっ……ハーックション! さ、さ、さ、寒いいいいい! 鎧を着てもこんなに寒いのかあああ!」
寒さに震えるライディ達。
「あ、あの! よかったら私の住む村に来ませんか? そこなら身体が温まるはず」
「う、うむ。そうさせてもらうよ……」
少女の住む村へ案内されるライディ達。辿り着いた場所はフリズル村。そして少女は、ペチュニアであった。
ペチュニアは、ペン族による村の芸人一座の一人として活動していた。村の見世物小屋で野菜と魚の鍋料理をご馳走になる等のもてなしを受けるライディ達。
「ふう……まさかペン族からこんな歓迎を受けるとは思わなかったよ」
感謝の意を述べるライディ。
「あなた方はニンゲンの戦士のようですが、ただの旅人でしたらこの地に留まるのは危険ですぞ」
そう言ったのは座長であった。ライディは全ての事情を話す。
「なんと! まさかフロストールの王様が他国に助力を求めてまで氷の魔女を……」
座長は真剣な表情で考え事をする。
「このフロスタル大陸は噂に聞いた通り、尋常じゃない猛吹雪に覆われていますな。氷の魔女によるものでしょうか?」
同行者の魔導師が問う。氷の魔女の操る吹雪は全てを凍て付かせる死の冷気と呼ばれ、並みの人間ならば一瞬で凍りつかせるという。更に死の冷気で王国全体が凍り付いてしまい、冷気に耐えられる者でないとまともに太刀打ち出来る状況ではない。しかも氷点下の温度に耐えられる体質のペン族ですら凍える程だ。そんな状況を打破しようと、フリズル村では冷気に耐えられる身体を作るトンガラの実を栽培し、魔女討伐に向かう準備をしているフロストール王国へ届けているのだ。トンガラの実を届けているのは、芸人一座であった。
「つまりそのトンガラの実さえあれば魔女の冷気に耐えられるわけか」
ライディ達は村で大量に栽培されているトンガラの実を確保し、粉末状に磨り潰した実を口にする。強烈な辛味に襲われながらも耐寒性の体質を身に付け、更に芸人一座のダンスをそっくりそのまま再現する形で踊ってるうちに寒気の感じない身体となり、芸人一座と共にフロストール王国へ向かう。
「驚いたな。全く寒さを感じないとは」
凄まじい猛吹雪の中、寒さを感じない事にライディは不思議な気分に陥る。王国へ通じるフロスタル森林を歩いている中、一行はふと見つけた洞窟で焚火を囲み、一休みする。
「ねえライディさん。レイニーラってどんな国なの?」
ライディの出身国がレイニーラである事を聞かされていたペチュニアが興味深そうに質問する。
「そうだなぁ……魔法の国といったところだよ」
「マホウの国? すごーい! みんな魔法が使えるの?」
「ああ。魔法の力で戦ってる国だからね」
レイニーラの事が気になるばかりのペチュニアは、ライディの妻ルルカと一人娘であるリルモの事も聞かされる。そんな雑談に花を咲かせているうちに和気藹々となる一行。
「わたしもレイニーラ王国に行ってみたいな……マホウの国ってワクワクするもん」
「ハハハ、この戦いが終わったら連れて行ってやろうか?」
「ホント? やったぁ!」
嬉しそうにライディに抱きつくペチュニア。
「おいおいペチュニア。芸人としての仕事も大事だぞ」
「いーの! たまには羽を伸ばすコトも大事なんだから!」
そんなひと時を過ごした後、一行はフロストール王国へやって来る。城は魔女によって完全に凍り付いており、城下町も人の気配がなく、不気味なくらい静まり返っていた。
「な、何だこれは……何もかもが凍り付いているのか」
愕然とするライディ達。
「王国の人々はみんな地下に避難しているんだ」
王国に届け物をしている芸人一座は、住民が城の地下に避難している事を予め知っていたのだ。ライディ達は芸人達に案内される形で無人状態の城に入り、ある部屋にやって来る。部屋には四つの燭台に囲まれた小さな祭壇が設けられ、奥の壁には口を開けた獣の像がある。この部屋が地下に通じる場所との事だ。そこで芸人一座のリーダーが像の口に青い宝玉のようなものを設置する。次の瞬間、燭台に炎が灯され、祭壇には柱が立つ光のサークル――地下へのワープスポットが現れた。ワープスポットを利用して辿り着いた場所は、地下に設けられた砦だった。
「おお、お前達がレイニーラの戦士か。よくぞ来てくれた」
快く迎えるフロストール王。既に戦いの準備を整えていたフロストール王と戦士達はトンガラの実を口にし、芸人一座のダンスを再現して踊る事で冷気に耐えられる身体を身に付ける。
「さあ行くぞ。油断はするでないぞ」
フロストール王を始めとする魔女討伐隊が、魔女の拠点である氷結の塔へ向かう。勝利を信じて芸人一座と共に討伐隊を見送るペチュニア。そして魔女との戦いが始まった。
王国を覆い尽くしていた吹雪が収まっていく。帰還したのは、深手を負ったライディのみだった。王国に住むペン族の一人がライディを地下砦に運び込む。
「ライディさん! しっかりして! ライディさん!」
ペチュニアが声を掛けると、ライディはうっすらと目を開ける。
「う……ペチュニア……」
「ライディさん!」
苦しそうに言葉を続けようとするライディ。
「魔女は……王様や他の人たちは?」
ライディは息も絶え絶えな様子で声を出す。戦士達は全滅し、王は身を挺して魔女を封印する事に成功したという。そしてライディは魔女の執念の攻撃を受けて満身創痍となっていた。
「俺はもうダメだ……。どうか、俺の頼みを聞いて欲しい」
ライディの頼み事は、自身の魔法を操る力――魔法力を封じ込めた『封魔の緋石』と家族からのお守りのペンダントを自分の墓に添える事と、いつかリルモやルルカがこの地を訪れる事があらば緋石を渡して欲しいとの事であった。ライディの持つ封魔の緋石はマージ鉱石から造られた自身の魔法力を蓄積させる魔石であり、特上級に位置する魔導師や魔法戦士に与えられる代物。戦士としての役割を終えた者は自身の魔法力を全て緋石に封じ込めるのが仕来りとなっているのだ。そして緋石が持ち主の親族の手に渡ると、封じられた魔法力を受け継ぐ事も可能であった。風前の灯火となったライディは遺言を遺す。
――ルルカ、リルモ。約束を守れなかった俺を許してくれ。俺がいなくても、どうか幸せに――
犠牲者達は、王国にいるペン族と芸人一座によって手厚く葬られていく。ライディ率いるレイニーラからの討伐隊、そして王も犠牲となっていた。ライディとレイニーラの魔導師達はフロスタル森林の洞窟の奥に、王を始めとするフロストールの討伐部隊は森林の湖の前に埋葬され、それぞれの墓が立てられた。魔女の猛威によって王国に住む人間は殆ど死に絶え、残されたのは王女、王子、家臣となる者、城に住むペン族達だった。王国を立て直そうとする城の者を支えるべく芸人一座は城に残り、ペチュニアは村の活性化を目的に一座から離れ、一人の踊り子として活動するようになった。
そして十三年後――今この場にライディの娘であるリルモが訪れた。犠牲となった者は、もう帰って来ない。父は、既に犠牲となっていた。そんな事実を伝えるのはとても心苦しい。かといって隠すわけにはいかない。何よりも、ライディに託されたものがあるのだから。
グライン達がフロスタル森林へと向かう途中、ペチュニアからライディの名前を聞かされたリルモはまだ信じられない気持ちで一杯だった。
「……ペチュニアさん。隠し事とかしないで本当の事を言ってちょうだい。あなたの言うライディは、私のお父さんで間違いないのよね?」
鋭い目で問うリルモに一瞬面食らうペチュニア。気まずい空気が漂う中、ペチュニアが口を開く。
「そうよ。隠し事なんて出来るわけないわ。ライディさんが遺したものを、あなたに渡さなきゃいけないから」
ペチュニアが返答すると、リルモは俯いたまま涙を溢れさせる。
「……やっぱり……お父さんはあの時から既に死んでいたのね……」
手を震わせながらも涙を流すリルモの脳裏に、過去の記憶が浮かび上がる。
ライディが旅立ってから一ヶ月後――帰って来ない夫の安否を確かめるよう王に頼み込んだルルカだが、捜索の結果、生存は不明との事であった。
「夫は……夫はどうなったんです! 何故生存が解らないのですか?」
半ば感情的に問うルルカ。王は沈痛な面持ちをするばかりだった。
「申し訳ない。私にもどうなったか解らぬのだ。フロストールの者によると、行方不明になったとの事だからな」
「そんな……」
王ですら明確な答えが解らないと知り、言葉を失うルルカ。
「ねえ……おとーさん、まだ帰ってこないの?」
リルモが寂しそうな声で言う。
「……リルモ……」
ルルカはそっとリルモを抱きしめる。
「おかーさん?」
リルモは不思議そうな顔をするばかり。ルルカは涙を浮かべながらも、ずっとリルモを抱きしめていた。
今までずっと父の生死がはっきりせず、もしかしたらどこかで生きているのかもしれないと思ったりもした。あの時から父が既に死んでいたのが事実だったら、何故その事を隠していたの? 何故父の死を隠す必要が? 得も言われぬ心境に陥ったリルモを見てペチュニアは気まずそうな表情を浮かべる。
「リルモ……」
グラインが心配そうに声を掛ける。
「そっとしてやれよ。無理もねえだろ」
クレバルから小声で言われると、黙って頷くグライン。
「今は悲しんでる場合じゃないでしょ。目的を優先なさい」
後ろからガザニアが厳しい言葉で言う。
「お前な、少しはリルモの気持ちも考えろよ」
思わず掴み掛るように反論するクレバルだが、リルモがそっとクレバルの肩に触れる。
「いいのよ、クレバル。私は大丈夫だから」
「リルモ……でもよぉ」
「私の事は気にしないで。今は目的を優先しなきゃね」
気持ちを切り替えて進もうとするリルモだが、クレバルの目には半ば無理しているように見えていた。気まずい空気の中、一行はペチュニアの案内で森林に辿り着く。森林内には、氷の力を司る魔物が多く生息していた。
「サーコファガス!」
クレバルの地魔法である。地面から巨大な石棺が現れ、魔物の群れを押し潰していく。
「ライトニングボルト!」
リルモの雷魔法による稲妻が空からの魔物を迎え撃つ。
「プラントスロットル!」
地面から巨大な蔦が次々と現れ、白熊の魔物を捉えていく。ガザニアの木魔法であった。
「今だ! エクスプロード!」
グラインの炎魔法によって白熊の魔物は爆発で跡形もなく吹き飛ばされる。
「す、凄い……」
グライン達の実力に驚くペチュニア。
「あまり飛ばし過ぎルのも、得策ではないわネ」
ティムが考え事をする。
「ペチュニアさん。父さんのお墓は何処にあるの?」
険しい表情でリルモが問う。
「ちゃ、ちゃんと案内するから落ち着いてよ」
ペチュニアは面食らいながらも、ライディ達の墓がある洞窟へ案内していく。洞窟に辿り着くと、焚火の跡を発見する。かつてペチュニアがライディ達と焚火を囲んだ場所であった。
「ライディさん……娘さん、連れてきたよ」
焚火の跡を見て懐かしく思いつつも、洞窟の奥に向かう。最深部には幾つもの墓が立てられている。ライディ率いるレイニーラからの魔女討伐隊の墓であった。
「父さん……うっ、ううっ……」
ライディの墓を前にリルモが膝を付き、嗚咽を漏らす。グライン達は掛けるべき言葉が見つからず、ただ黙って見守る事しか出来なかった。
「……ごめんなさい。私には何も出来なかった。無力な子供でしかなかった私には、ライディさんの力にすら……なれなかった……」
自身の無力さにやるせない気持ちに満たされたペチュニアはリルモに寄り添おうとする。
「あっち行って!」
リルモは振り返らず、邪魔者を追い払うようにペチュニアの手を払い除ける。戸惑うペチュニアに、ティムが「今はそっとしてあげて」と言わんばかりに無言で肩に手を置く。父の墓の前でリルモは頽れ、ひたすら泣いていた。
――リルモ。リルモ……
え?
リルモが顔を上げると、視界は真っ白になっていた。そして次の瞬間、リルモが見たものは――
優しい表情の父の姿。そして母の姿。物心ついた頃の記憶が、そのまま幻となって現れていた。
リルモ……強くて逞しい子になるんだぞ。父さんのようにな!
決して忘れはしない、父の手の感触。家にいる時は幼い自分を支えてくれた、強くて優しい父の姿。そんな父の強さに、憧れていた。けど……父の姿がうっすらと消えていく。母の姿も消えていく。
「父……さん……母さん……」
涙を溢れさせたまま、リルモは目の前の墓を虚ろな目で見つめていた。墓の前には封魔の緋石とかつてお守りとして与えたペンダントが添えられ、緋石とペンダントの存在に気付いたリルモはそっと手に取る。緋石からは、僅かな温かさが感じられる。
「な、何?」
リルモは不思議な感覚に襲われ、急激に力が漲るのを感じる。封じられたライディの魔法力が緋石を通じてリルモに流れていき、今ここで受け継がれようとしているのだ。
「これは……父さん?」
リルモの脳裏にライディの姿が浮かび上がる。ライディの魔法力を受け継いだ事で、リルモの魔法力は急激にアップしていた。
「リルモ、何があったの?」
グラインが声を掛けると、リルモはペンダントを首に掛け、ゆっくりと振り返る。
「……父さんが遺したものは、これの事よね?」
緋石を差し出すリルモに対し、黙って頷くペチュニア。
「行きましょう、フロストール王国へ」
真剣な表情でリルモが言う。リルモの目は怒りと悲しみが入り乱れたような色をしていた。
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