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つながり★
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「んっ……あっ……」
ぎゅっと美咲が安村の体にしがみつく。
上になっていた安村の体が美咲の上に重なり、より深くつながる。
「ひゃっ……んっ!!あ……んっっくぅぅ!」
グッと奥に入ってきた安村の男根は、美咲の敏感ポイントにダイレクトにぶつかった。
処女だった彼女の体も、安村にじっくりほぐされ、まさぐられているうちに女としての悦びを充分味わえるようになっていた。
「もうイッたのかい、美咲君」
安村は笑いかける。
前戯もそこそこに挿入したのにも関わらず、しっかり感じるようになった美咲に愛おしさが募る。
恥ずかしそうに顔を背ける彼女の行動も、安村には可愛くて仕方ない。
ぐったりしている彼女を抱き起こして、ベッドに腰掛けた自分の上に座らせる。
力が入り切らない美咲の腰をグッと抱き寄せると、耳元で囁いた。
「最後までしていいかい?」
胸の中でコクンと頷いた美咲を確認すると、安村はゆっくりと下から突き上げる。
「うっんん……。あっ……んふぁぁ……。んっ!!」
安村の動きに敏感に反応し、すぐに喘ぎ声を出し始める美咲。
安村は自分の顔が見られないように、強く美咲の体を抱きしめると、自ら上り詰めるため動きを早めたのだった。
※
自分の気持ちに気付いた。
過去の恋愛にも――完全ではないが――ケリがついた。
あとは、美咲と前に進んでいくだけ。
簡単に考えていた安村だったが、そううまく二人の関係は展開は進まなかった。
「このまま、『練習相手』じゃ駄目ですか?」
困ったように曖昧な笑みを浮かべた美咲は、安村の「先を見据えて付き合おう」と再度の告白に首を横に振ったのだ。
なぜか、と問い詰めることもできた。だが、安村はそれ以上追求することはしなかった。
いや、できなかった。
「美咲君、君はそれでいいのかい?」
「……はい」
「わかった。じゃあ、僕は君が好きな人ができるまでの『練習相手』だ。美咲君が終わりと宣言するまで、僕でよければ全力で相手を務めさせてもらおう」
「安村さんも、ですよ。いつでも終わりにできますからね」
「了解した!」
安村は二カッと笑う。心の内を隠して笑顔を作るのは、職業柄得意だ。
安村の笑みに安心したように美咲は息を吐いて笑顔を浮かべる。
「さぁ、ややこしい話は終わりにして飲もうじゃないか。……ママ、いつもの水割りセットを頼めるかい?」
「はいはい」
遠巻きに様子を伺っていたママが素早く安村の前にキープしていた焼酎とミネラルウォーター、氷に梅干しを置いていく。
手早く水割りを2つ作った安村は、1つを美咲に渡した。
「とりあえず、乾杯」
何に対しての乾杯かはわからないまま、カチンとグラスを合わせると、安村は水割りを流し込んだ。
横を見ると、美咲はホッとした様子で美味しそうに水割りを飲んでいる。
(オジサンと付き合ってくれるだけで有り難いと思わないと、な)
最初に一線を引いたのは安村だ。
それに、年齢差や、友人の妹ということは変わらない。
安村が提起した問題が解決したわけではなのだ。
そもそも、美咲が自分に好意をもっているかどうかも定かではないのだ。
(こんな曖昧な関係、前野にバレたらぶっ飛ばされるな)
だが、これ以上は、何も望むまい。
安村は乾杯をするように、水割りの入ったグラスを少しだけ目線の上に掲げる。
願わくば、この関係が少しでも長く続きますようにと、思いを込めて。
ぎゅっと美咲が安村の体にしがみつく。
上になっていた安村の体が美咲の上に重なり、より深くつながる。
「ひゃっ……んっ!!あ……んっっくぅぅ!」
グッと奥に入ってきた安村の男根は、美咲の敏感ポイントにダイレクトにぶつかった。
処女だった彼女の体も、安村にじっくりほぐされ、まさぐられているうちに女としての悦びを充分味わえるようになっていた。
「もうイッたのかい、美咲君」
安村は笑いかける。
前戯もそこそこに挿入したのにも関わらず、しっかり感じるようになった美咲に愛おしさが募る。
恥ずかしそうに顔を背ける彼女の行動も、安村には可愛くて仕方ない。
ぐったりしている彼女を抱き起こして、ベッドに腰掛けた自分の上に座らせる。
力が入り切らない美咲の腰をグッと抱き寄せると、耳元で囁いた。
「最後までしていいかい?」
胸の中でコクンと頷いた美咲を確認すると、安村はゆっくりと下から突き上げる。
「うっんん……。あっ……んふぁぁ……。んっ!!」
安村の動きに敏感に反応し、すぐに喘ぎ声を出し始める美咲。
安村は自分の顔が見られないように、強く美咲の体を抱きしめると、自ら上り詰めるため動きを早めたのだった。
※
自分の気持ちに気付いた。
過去の恋愛にも――完全ではないが――ケリがついた。
あとは、美咲と前に進んでいくだけ。
簡単に考えていた安村だったが、そううまく二人の関係は展開は進まなかった。
「このまま、『練習相手』じゃ駄目ですか?」
困ったように曖昧な笑みを浮かべた美咲は、安村の「先を見据えて付き合おう」と再度の告白に首を横に振ったのだ。
なぜか、と問い詰めることもできた。だが、安村はそれ以上追求することはしなかった。
いや、できなかった。
「美咲君、君はそれでいいのかい?」
「……はい」
「わかった。じゃあ、僕は君が好きな人ができるまでの『練習相手』だ。美咲君が終わりと宣言するまで、僕でよければ全力で相手を務めさせてもらおう」
「安村さんも、ですよ。いつでも終わりにできますからね」
「了解した!」
安村は二カッと笑う。心の内を隠して笑顔を作るのは、職業柄得意だ。
安村の笑みに安心したように美咲は息を吐いて笑顔を浮かべる。
「さぁ、ややこしい話は終わりにして飲もうじゃないか。……ママ、いつもの水割りセットを頼めるかい?」
「はいはい」
遠巻きに様子を伺っていたママが素早く安村の前にキープしていた焼酎とミネラルウォーター、氷に梅干しを置いていく。
手早く水割りを2つ作った安村は、1つを美咲に渡した。
「とりあえず、乾杯」
何に対しての乾杯かはわからないまま、カチンとグラスを合わせると、安村は水割りを流し込んだ。
横を見ると、美咲はホッとした様子で美味しそうに水割りを飲んでいる。
(オジサンと付き合ってくれるだけで有り難いと思わないと、な)
最初に一線を引いたのは安村だ。
それに、年齢差や、友人の妹ということは変わらない。
安村が提起した問題が解決したわけではなのだ。
そもそも、美咲が自分に好意をもっているかどうかも定かではないのだ。
(こんな曖昧な関係、前野にバレたらぶっ飛ばされるな)
だが、これ以上は、何も望むまい。
安村は乾杯をするように、水割りの入ったグラスを少しだけ目線の上に掲げる。
願わくば、この関係が少しでも長く続きますようにと、思いを込めて。
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