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似た者同士、と言うのだろうか 7
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「話は戻ってお前今仕事やってるのか?」
酒が入ってヒートアップする先生との会話に混ざって聞けば
「まだ引っ越して来たばかりだ。一応知り合いの業者とか取引先の業者とかから独立のお祝いにと客の紹介とか建築士の紹介をしてもらって挨拶回りしている」
小さな仕事は貰えるものの知名度なんてない圭斗に常連も上客もいない。町の小さな便利屋さんがいいとこだろう。
何とかして仕事を見つけなくてはと考えているのだろうが
「俺が仕事をくれてやるよ」
キョトンとした顔が少しだけ怒りを孕んだ表情になる。
「今仕事と金が欲しい俺には嬉しいけど……」
同情は止めてくれと言う所だろうか。
「なに、うちの納屋を一つ直してもらいたいだけだ。
湿気と白アリが酷いからな。潰そうかどうか悩んでたけど先生がちょくちょく遊びに来すぎるから荷物置き場を用意したいんだよ」
「荷物置き場なら先生より飯田さんの方が必要じゃね?」
宮下の家の店の常連でもある毎度買い物をしてくれる飯田さんの方が好感度は高いらしい。
「まぁ、それも必要だな。ここまで来てくれる大工が居るのなら直しても良いと思ってたんだよ」
「そうは言うけど古民家何て俺触った事ないぞ?」
「だったら前にこの家を手に入れた時の内田さんに電話入れるよ。そんでもって古民家づくりを学びたいって伝えるけど?」
と言いながらも早速と言う様に連絡をする。え?もう電話入れるのと言って驚く圭斗を無視して電話をすれば内田さんはすぐに見に行くと言う事。
フットワーク軽いなぁと感心すれば圭斗は頭を抱えていた。
「お前、何気に内田さんに電話入れてたけどあの人凄い人なんだぞ?古民家の移築とか古民家再生とか……」
「そりゃ知ってるよ。うち建てたの内田さんのじいさんだし、直してもらう予定の納屋も内田さんのじいさんのオヤジさんだったか?我が家の建築群はは内田一族で成り立ってるんだから」
「……」
ぽかんと初耳だと言う圭斗に
「お前だって就職するまで古民家に興味なかっただろ」
「そりゃそうかもしれないけど……」
緊張からか顔を青くする圭斗に俺は溜息を零して
「俺は大工の仕事とか良く判らんが横の繋がりとか大切なんだろ?電気工事とか水道工事とか」
「今は足場を組むのも専門業者が居たり、昔からお馴染みの瓦専門、茅葺専門とか、左官職人とか……」
「で、お前は何が出来るの?」
宮下のさっぱりわからんと言う顔に全員で失笑するも
「一般的なハウスメーカーの仕事的な事」
これと言って専門技術を持っているわけではないと言うも先生が
「お前綾人と一緒に第二種電気工事士の資格が欲しいって勉強して資格取っただろう」
「綾人、さんも?」
誰も吉野と言わない為に陸斗も俺を綾人と呼びだしていた。と言うかあまりに驚いた顔に俺は苦笑しながら
「圭斗を教えているうちに俺も覚えてさ。実技があるからそれの説明にも一緒にやっているうちにこいつだけが資格取って俺が取らないのはおかしいんじゃないかって気が付いてね。なんせこれだけ何も無い山奥だ。コンセントの増設ぐらいできないと不便で仕方がない」
「この現代っ子めー」
「ありがたい事にうちは涼しいからエアコンの設置の必要性を感じないからコンセントの増設ぐらいしか役に立ったことないな」
「因みに宮下は試験合格しなかったな。筆記試験すら通らないなんて一年の時お前らに理科の基礎を教えていた教師として自信失くしたよ……」
「ああ、陸斗も興味があったら資格取らせてやるよ。ネットにも過去問が流れてるし、宮下の練習用キットも山のように残ってるからな。後期ならまだ間に合うぞ」
言いながらスマホで調べれば受け付けはこれからだった。
「まぁ、受ける気があれば兄貴が試験料払ってやるって言うからここで合宿するのもありだな」
「え、ええ……」
及び腰の陸斗だが
「内田さんに仕事教えてもらう間お前を綾人に任せるなら安心だな」
本人を他所に話は着々と進んでしまうなか
「まぁ陸斗よ、お前の成績と理科部と言う名の名前だけの部活活動は夏休みと始めと終わりに強制合宿をする事だと言うのをプリントでこの間連絡したと思うが、内容は授業の補習だ。安心しろ、理科だけではなく数学と英語も教えてやる。必要なら綾人が国語を教えてくれるぞ」
「ええ?!」
プリントを読んでないのか驚いた陸斗は兄ちゃんホント?と縋りつくも
「残念な事にこの部活を作ったのは俺達だ。教室に来ない綾人と致命的な学力の俺と宮下の救済という為の活動で、以来なんだかんだ言って続いている。勿論香奈もこの部活出身で綾人にしこたましごかれた哀れな教え子だ」
顔を真っ青にする陸斗に俺は感謝されるべきではと言う様に圭斗を睨みつけるも
「だけど正月に帰って来た時の香奈綺麗になってただろ?
お前も勉強して家を出ればきっと良い事が待っている」
だから頑張ろうと言って
「大丈夫。お前が居なくてもあのクソ陽斗の奴合コンとかで彼女を見つけたらしいから寧ろ家を出るなら今がチャンスだ」
「そんで圭斗と一緒に工務店を開くって言うのも楽しそうだなぁ。
あ、俺も壁紙張ったりとか上手いから手が必要なら就職させてください!」
どさくさに紛れて宮下も就職活動のつもりでアピールをする。
こいつの器用さは自分の部屋の改造を見れば誰だって納得する謎の技術。畳だった部屋を床にしてボコボコだった土壁にベニヤを打って壁紙を貼っていた。手を貸してくれと呼ばれた時は何事かと思ったが、そのまま簀子のような台を作ってベットのマットレスをネットで購入。布団をかけてベットを作り上げていた。更に残った木を使ってテーブルを作ったりと何その技術と飽きれたのは宮下の兄貴の嫁さん。そんな事できるなら私達の部屋もきれいにしてと言った物の資金を出さずに家族だからただで作ってくれてもいいじゃないと喚いて以来お互い話をしていないと言う義姉は所謂クレクレだ。気が付いたら部屋からいろんなものがなくなったりしていて今は部屋に鍵も付けているが、兄貴は嫁さんに頭が上がらないし両親は跡継ぎのお嫁さんなので強く言い出せないらしい。財産も狙われていると言うのに暢気なもんだと俺は思っているが。ちらりと先生を見て合図を送る。宮下と圭斗の先生の信頼は俺と比べるとビックリするくらい謎なくらい高い事を利用する。
「圭斗、お前の新しい住処って狭いのか?」
「わりと所かかなり広いよ。中学校の時の友達のバアちゃんの家だったかな?亡くなって遺産相続で売りに出したけど古くって買い手がつかないって言ってたのを思い出して不動産屋に行ったら空き家バンクに登録されててまだあったから買ったんだ。古い農家の家だけど、修理すればまだ住めるし先生も今度遊びにおいでよ」
先生はどうやら俺の言いたい事をわかってくれた。
「だったら宮下も間借りしたらどうだ?仕事教えてもらいながら独り立ち。
当分は職場の宿舎に住まわせてもらいながら仕事に通う、大人じゃん?」
「えー?兄弟水入らずの所に、って言うか、簡単な奴しか出来ないぞ俺……」
その前に二人に悪いだろうと言うも先生はニヤリと笑って
「なに、お前は番犬と言う仕事がある。
篠田兄弟の家に篠田家族を入れないようにする大仕事があるぞ」
「へ?」
一体何をさせるつもりと言う様に小首をかしげる宮下は先生に丸め込んでもらう事にして俺は圭斗と陸斗を連れて問答無用に第二種電気工事士の資格を取る話を付けて行けば軽トラに乗った内田さんが親子そろってやってきた。
酒が入ってヒートアップする先生との会話に混ざって聞けば
「まだ引っ越して来たばかりだ。一応知り合いの業者とか取引先の業者とかから独立のお祝いにと客の紹介とか建築士の紹介をしてもらって挨拶回りしている」
小さな仕事は貰えるものの知名度なんてない圭斗に常連も上客もいない。町の小さな便利屋さんがいいとこだろう。
何とかして仕事を見つけなくてはと考えているのだろうが
「俺が仕事をくれてやるよ」
キョトンとした顔が少しだけ怒りを孕んだ表情になる。
「今仕事と金が欲しい俺には嬉しいけど……」
同情は止めてくれと言う所だろうか。
「なに、うちの納屋を一つ直してもらいたいだけだ。
湿気と白アリが酷いからな。潰そうかどうか悩んでたけど先生がちょくちょく遊びに来すぎるから荷物置き場を用意したいんだよ」
「荷物置き場なら先生より飯田さんの方が必要じゃね?」
宮下の家の店の常連でもある毎度買い物をしてくれる飯田さんの方が好感度は高いらしい。
「まぁ、それも必要だな。ここまで来てくれる大工が居るのなら直しても良いと思ってたんだよ」
「そうは言うけど古民家何て俺触った事ないぞ?」
「だったら前にこの家を手に入れた時の内田さんに電話入れるよ。そんでもって古民家づくりを学びたいって伝えるけど?」
と言いながらも早速と言う様に連絡をする。え?もう電話入れるのと言って驚く圭斗を無視して電話をすれば内田さんはすぐに見に行くと言う事。
フットワーク軽いなぁと感心すれば圭斗は頭を抱えていた。
「お前、何気に内田さんに電話入れてたけどあの人凄い人なんだぞ?古民家の移築とか古民家再生とか……」
「そりゃ知ってるよ。うち建てたの内田さんのじいさんだし、直してもらう予定の納屋も内田さんのじいさんのオヤジさんだったか?我が家の建築群はは内田一族で成り立ってるんだから」
「……」
ぽかんと初耳だと言う圭斗に
「お前だって就職するまで古民家に興味なかっただろ」
「そりゃそうかもしれないけど……」
緊張からか顔を青くする圭斗に俺は溜息を零して
「俺は大工の仕事とか良く判らんが横の繋がりとか大切なんだろ?電気工事とか水道工事とか」
「今は足場を組むのも専門業者が居たり、昔からお馴染みの瓦専門、茅葺専門とか、左官職人とか……」
「で、お前は何が出来るの?」
宮下のさっぱりわからんと言う顔に全員で失笑するも
「一般的なハウスメーカーの仕事的な事」
これと言って専門技術を持っているわけではないと言うも先生が
「お前綾人と一緒に第二種電気工事士の資格が欲しいって勉強して資格取っただろう」
「綾人、さんも?」
誰も吉野と言わない為に陸斗も俺を綾人と呼びだしていた。と言うかあまりに驚いた顔に俺は苦笑しながら
「圭斗を教えているうちに俺も覚えてさ。実技があるからそれの説明にも一緒にやっているうちにこいつだけが資格取って俺が取らないのはおかしいんじゃないかって気が付いてね。なんせこれだけ何も無い山奥だ。コンセントの増設ぐらいできないと不便で仕方がない」
「この現代っ子めー」
「ありがたい事にうちは涼しいからエアコンの設置の必要性を感じないからコンセントの増設ぐらいしか役に立ったことないな」
「因みに宮下は試験合格しなかったな。筆記試験すら通らないなんて一年の時お前らに理科の基礎を教えていた教師として自信失くしたよ……」
「ああ、陸斗も興味があったら資格取らせてやるよ。ネットにも過去問が流れてるし、宮下の練習用キットも山のように残ってるからな。後期ならまだ間に合うぞ」
言いながらスマホで調べれば受け付けはこれからだった。
「まぁ、受ける気があれば兄貴が試験料払ってやるって言うからここで合宿するのもありだな」
「え、ええ……」
及び腰の陸斗だが
「内田さんに仕事教えてもらう間お前を綾人に任せるなら安心だな」
本人を他所に話は着々と進んでしまうなか
「まぁ陸斗よ、お前の成績と理科部と言う名の名前だけの部活活動は夏休みと始めと終わりに強制合宿をする事だと言うのをプリントでこの間連絡したと思うが、内容は授業の補習だ。安心しろ、理科だけではなく数学と英語も教えてやる。必要なら綾人が国語を教えてくれるぞ」
「ええ?!」
プリントを読んでないのか驚いた陸斗は兄ちゃんホント?と縋りつくも
「残念な事にこの部活を作ったのは俺達だ。教室に来ない綾人と致命的な学力の俺と宮下の救済という為の活動で、以来なんだかんだ言って続いている。勿論香奈もこの部活出身で綾人にしこたましごかれた哀れな教え子だ」
顔を真っ青にする陸斗に俺は感謝されるべきではと言う様に圭斗を睨みつけるも
「だけど正月に帰って来た時の香奈綺麗になってただろ?
お前も勉強して家を出ればきっと良い事が待っている」
だから頑張ろうと言って
「大丈夫。お前が居なくてもあのクソ陽斗の奴合コンとかで彼女を見つけたらしいから寧ろ家を出るなら今がチャンスだ」
「そんで圭斗と一緒に工務店を開くって言うのも楽しそうだなぁ。
あ、俺も壁紙張ったりとか上手いから手が必要なら就職させてください!」
どさくさに紛れて宮下も就職活動のつもりでアピールをする。
こいつの器用さは自分の部屋の改造を見れば誰だって納得する謎の技術。畳だった部屋を床にしてボコボコだった土壁にベニヤを打って壁紙を貼っていた。手を貸してくれと呼ばれた時は何事かと思ったが、そのまま簀子のような台を作ってベットのマットレスをネットで購入。布団をかけてベットを作り上げていた。更に残った木を使ってテーブルを作ったりと何その技術と飽きれたのは宮下の兄貴の嫁さん。そんな事できるなら私達の部屋もきれいにしてと言った物の資金を出さずに家族だからただで作ってくれてもいいじゃないと喚いて以来お互い話をしていないと言う義姉は所謂クレクレだ。気が付いたら部屋からいろんなものがなくなったりしていて今は部屋に鍵も付けているが、兄貴は嫁さんに頭が上がらないし両親は跡継ぎのお嫁さんなので強く言い出せないらしい。財産も狙われていると言うのに暢気なもんだと俺は思っているが。ちらりと先生を見て合図を送る。宮下と圭斗の先生の信頼は俺と比べるとビックリするくらい謎なくらい高い事を利用する。
「圭斗、お前の新しい住処って狭いのか?」
「わりと所かかなり広いよ。中学校の時の友達のバアちゃんの家だったかな?亡くなって遺産相続で売りに出したけど古くって買い手がつかないって言ってたのを思い出して不動産屋に行ったら空き家バンクに登録されててまだあったから買ったんだ。古い農家の家だけど、修理すればまだ住めるし先生も今度遊びにおいでよ」
先生はどうやら俺の言いたい事をわかってくれた。
「だったら宮下も間借りしたらどうだ?仕事教えてもらいながら独り立ち。
当分は職場の宿舎に住まわせてもらいながら仕事に通う、大人じゃん?」
「えー?兄弟水入らずの所に、って言うか、簡単な奴しか出来ないぞ俺……」
その前に二人に悪いだろうと言うも先生はニヤリと笑って
「なに、お前は番犬と言う仕事がある。
篠田兄弟の家に篠田家族を入れないようにする大仕事があるぞ」
「へ?」
一体何をさせるつもりと言う様に小首をかしげる宮下は先生に丸め込んでもらう事にして俺は圭斗と陸斗を連れて問答無用に第二種電気工事士の資格を取る話を付けて行けば軽トラに乗った内田さんが親子そろってやってきた。
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