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やっぱり間に合わなかったけどクリスマスなのでお久しぶりに参上してみました!間に合わなかったけど!!!
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「ちーっす。クリスマスチキン持ってきたぞー」
玄関を閉めておいても当然のようにやってくる大家さんに真は慣れた。
どの家でも初めましての家でも当然のように玄関を開けて入る大家さんの謎のスキルに突っ込むのは無駄だという事も学習した。
なので
「ありがとうございます!今からお茶の時間なので一緒にいかがですか?」
余裕で歓迎するまでに逞しくなった俺。ちゃんと田舎に馴染めてると毎度実感していれば
「主、いらっしゃい!」
「主、お隣どうぞ!」
「主、今用意するね!真、主のカップとお皿!」
「主のフォークも忘れないでね真!」
「主はお客様なのでいただきますするまでお炬燵で座って待っててください!」
「主、座布団用意するね!」
真っ先に玄関にお迎えに行った緑青は大家さん手作りの烏骨鶏で作ったクリスマスチキンの入った包みを持ってきてくれた。体が大きくなってしっかりと荷物を運べるようになって得意げな顔で大家さんを案内しながらキッチンまで落とさずに運んでくれた。
「緑青ありがとうね」
緑青が受け取る事を前提とした軽い鞄にラップやアルミホイルでぐるぐる巻きになったクリスマスチキンを救出して、つまみ食いされないように電子レンジの中に入れておく。
美味しいものはここから出てくる、そんな学習をしてくれたのでこレンジやトースター、冷蔵庫などにある物には絶対手を出さなくなったのは素敵な学習だと微笑みながらお茶の用意をする。
緑青にフォークやお皿を運んでもらい、玄さんと岩さんがよいしょ、よいしょと座布団を運んでてくれる。
そして真白、朱華、もっくんは一生懸命大好きな大家さんをもふもふ、ではなく接待していた。
そんな賑やかで和やかな炬燵の真ん中に置いたのは
「今日皆でジンジャーブレッドクッキーを焼いてみました。
よかったら食べてください」
「確かにジンジャーブレッドクッキーだな……」
感情なく呟きながら山盛りのクッキーを眺める視線にそっと俺は顔を背ける。
「主はこれがいいと思います!
朱華が一生懸命型を取ったものです!」
小さな山から発掘されたのは大家さんのお皿の上に置かれたのはジンジャーブレッドマンだ。
その姿に一瞬大家さんの顔が引きつっているのはジンジャーブレッドマンには何度も朱華が型をとるために踏みしめた時の失敗の足跡が残っていて……
そこに加わるアイシング。
今夜夢を見るならサンタさんではなく絶対ジンジャーブレッドマンだろう。
だけどそこは我らが大家さん。
「なかなかの大作だな」
努力を褒め称える方向性に主力を見た気がした。
朱華は褒められてテレテレと嬉しそうにピョンピョン飛び回れば
「はい!緑青は主にお星さまあげるね!」
「真白はおてての跡をつけたのを主にプレゼントするね!」
「玄さんと一緒に作ったクッキーをプレゼントするね!」
「岩さんと一緒に作ったんだよ」
「もっくんはもっくんもおてての跡をつけた奴!」
そう言って努力の跡が滲むジンジャーブレッドクッキーを受け取った大家さんは一番最初に朱華からもらったクッキーを躊躇わずに食べた。
尊敬するべき主力。
「主、主、美味しい?」
「ああ、美味しいよ。
なかなかスパイスが効いていて大人の味だな。そう言えば牛乳につけて食べるって聞いた事がある」
どこか俺に訴えるような視線に察し。
「牛乳持ってきます!」
「緑青には豆乳な。おなか壊さないようにちょっと温めてた方がいい」
このフォローありがたかった。
「作ってるときスパイスが大量に入ったのは気にしていたけどやっぱりスパイス効きすぎてたか……」
思わずぼやけばその様子がわかると言うように大家さんは笑って二つ目のクッキーに手を伸ばして
「俺にも牛乳よろしく。はちみつ入れて。なければ砂糖でいいぞ」
そこまでの効き具合に味見はちゃんとするべきだったと大反省だ。
みんな大好き牛乳にひたひたに浸してボロボロになったジンジャーブレッドクッキーを喜んで食べる姿とは別に確かに大人の味だとぼりぼり食べる横では大家さんは牛乳を飲み、綺麗に完食してくれた。
さすが大家さん。
これぞ主力。
牛乳にひたひたにして食べているちみっこ達は気にしてないようだけどストレートで食べるとかなり効いてるんだけどと言う所で牛乳を飲んで誤魔化しながら俺も完食。
そしてちみっこ達も満足気に「大人の味っておいしかったねー」なんて食べた様子にほっとすれば大家さんは鞄からガサゴソと小さなラッピングをした箱を取り出した。
「主、主!その綺麗な箱は何ですか?!」
綺麗な物が好きな朱華がきらりと目を輝かせて言えば
「んー、クリスマスプレゼントっていう奴だ。
みんな頑張ってクリスマスツリーにお飾りのお手伝いをしたって聞いたからツリーに飾るオーナメント……
って、何この鳥の巣……」
木の根元に木の枝や何かで作られた鳥の巣が置かれてありその手作り感満載の鳥の巣に意識を飛ばす……ではなく見続ける大家さんに急いで説明。
「それは朱華が頑張って作ったものです!
本当はツリーの中に作りたかったのですがお飾りのお邪魔になってはいけないと思って根元に置かせてもらいました!」
「へー、上手に作れてるじゃん」
「朱華だって頑張れば作れます!今度主にも作って差し上げましょう!」
「いや、うん。楽しみにしてるよ」
一瞬断ろうとした大家さんだけど楽しみにしていると言えるメンタル、ほんと見習いたい主力。
そして最初こそ木の根元にプレゼントを並べようとしていたけどいろいろどうでもよくなったのかみんなにプレゼントを配り、そして俺にも。
「イギリス土産の紅茶だ」
「海外の紅茶缶っておしゃれですよね」
使い終わったら緑青が色々な物を詰めてくれる危険な缶。緑青にしたら宝箱だけど……
「じゃあ、俺は宮下達にもチキン配りに行くから……
よかったらそのクッキー少し分けてもらってもいいか?」
ダメですと言いたかった。ダメですと即答するべきだった。
だけど
「主、美味しかったのならいっぱい持って行って!」
「玄たちは主からプレゼント貰ったから主にはクッキーのプレゼント!」
「玄さんとお揃いのプレゼントをありがとう!」
「朱華は、朱華は…… また今度主にとびっきり美味しいクッキーを作ってあげるからいっぱい持って行って!」
「主! このおリボンしっぽにつけて!」
「主、主!もっくんにもしっぽにおリボン付けて!」
皆クッキーの事は忘れて大好きな主からもらったプレゼントに夢中になっていて……
「クッキー、回収だ」
「すみません」
うっかりストレートで食べたら大変な事になるクッキーを引き取ってもらいながら
「今度は気を付けます」
「子供にこの味はまだ早い」
「ですね」
言いながらクッキーをタッパーに詰めてお渡しする。
「じゃあ、今度は正月に向けて頑張れよ」
「はい。今度は気を付けます」
そう言ってみんながプレゼントに夢中になっている間にさっと帰る大家さんに今度ちゃんとしたジンジャーブレッドクッキーを作ろうと心に誓う真だった。
************************
お久しぶりです。
クリスマスなのに胃腸風邪で苦しんでる雪那です。
クリスマスチキンもケーキもない代わりに桂皮とかの臭いの強いお医者様のお薬に涙が出そうなクリスマスでしたw
そんな雪那の代わりに幸せなちみっこで現実逃避したいです。
玄関を閉めておいても当然のようにやってくる大家さんに真は慣れた。
どの家でも初めましての家でも当然のように玄関を開けて入る大家さんの謎のスキルに突っ込むのは無駄だという事も学習した。
なので
「ありがとうございます!今からお茶の時間なので一緒にいかがですか?」
余裕で歓迎するまでに逞しくなった俺。ちゃんと田舎に馴染めてると毎度実感していれば
「主、いらっしゃい!」
「主、お隣どうぞ!」
「主、今用意するね!真、主のカップとお皿!」
「主のフォークも忘れないでね真!」
「主はお客様なのでいただきますするまでお炬燵で座って待っててください!」
「主、座布団用意するね!」
真っ先に玄関にお迎えに行った緑青は大家さん手作りの烏骨鶏で作ったクリスマスチキンの入った包みを持ってきてくれた。体が大きくなってしっかりと荷物を運べるようになって得意げな顔で大家さんを案内しながらキッチンまで落とさずに運んでくれた。
「緑青ありがとうね」
緑青が受け取る事を前提とした軽い鞄にラップやアルミホイルでぐるぐる巻きになったクリスマスチキンを救出して、つまみ食いされないように電子レンジの中に入れておく。
美味しいものはここから出てくる、そんな学習をしてくれたのでこレンジやトースター、冷蔵庫などにある物には絶対手を出さなくなったのは素敵な学習だと微笑みながらお茶の用意をする。
緑青にフォークやお皿を運んでもらい、玄さんと岩さんがよいしょ、よいしょと座布団を運んでてくれる。
そして真白、朱華、もっくんは一生懸命大好きな大家さんをもふもふ、ではなく接待していた。
そんな賑やかで和やかな炬燵の真ん中に置いたのは
「今日皆でジンジャーブレッドクッキーを焼いてみました。
よかったら食べてください」
「確かにジンジャーブレッドクッキーだな……」
感情なく呟きながら山盛りのクッキーを眺める視線にそっと俺は顔を背ける。
「主はこれがいいと思います!
朱華が一生懸命型を取ったものです!」
小さな山から発掘されたのは大家さんのお皿の上に置かれたのはジンジャーブレッドマンだ。
その姿に一瞬大家さんの顔が引きつっているのはジンジャーブレッドマンには何度も朱華が型をとるために踏みしめた時の失敗の足跡が残っていて……
そこに加わるアイシング。
今夜夢を見るならサンタさんではなく絶対ジンジャーブレッドマンだろう。
だけどそこは我らが大家さん。
「なかなかの大作だな」
努力を褒め称える方向性に主力を見た気がした。
朱華は褒められてテレテレと嬉しそうにピョンピョン飛び回れば
「はい!緑青は主にお星さまあげるね!」
「真白はおてての跡をつけたのを主にプレゼントするね!」
「玄さんと一緒に作ったクッキーをプレゼントするね!」
「岩さんと一緒に作ったんだよ」
「もっくんはもっくんもおてての跡をつけた奴!」
そう言って努力の跡が滲むジンジャーブレッドクッキーを受け取った大家さんは一番最初に朱華からもらったクッキーを躊躇わずに食べた。
尊敬するべき主力。
「主、主、美味しい?」
「ああ、美味しいよ。
なかなかスパイスが効いていて大人の味だな。そう言えば牛乳につけて食べるって聞いた事がある」
どこか俺に訴えるような視線に察し。
「牛乳持ってきます!」
「緑青には豆乳な。おなか壊さないようにちょっと温めてた方がいい」
このフォローありがたかった。
「作ってるときスパイスが大量に入ったのは気にしていたけどやっぱりスパイス効きすぎてたか……」
思わずぼやけばその様子がわかると言うように大家さんは笑って二つ目のクッキーに手を伸ばして
「俺にも牛乳よろしく。はちみつ入れて。なければ砂糖でいいぞ」
そこまでの効き具合に味見はちゃんとするべきだったと大反省だ。
みんな大好き牛乳にひたひたに浸してボロボロになったジンジャーブレッドクッキーを喜んで食べる姿とは別に確かに大人の味だとぼりぼり食べる横では大家さんは牛乳を飲み、綺麗に完食してくれた。
さすが大家さん。
これぞ主力。
牛乳にひたひたにして食べているちみっこ達は気にしてないようだけどストレートで食べるとかなり効いてるんだけどと言う所で牛乳を飲んで誤魔化しながら俺も完食。
そしてちみっこ達も満足気に「大人の味っておいしかったねー」なんて食べた様子にほっとすれば大家さんは鞄からガサゴソと小さなラッピングをした箱を取り出した。
「主、主!その綺麗な箱は何ですか?!」
綺麗な物が好きな朱華がきらりと目を輝かせて言えば
「んー、クリスマスプレゼントっていう奴だ。
みんな頑張ってクリスマスツリーにお飾りのお手伝いをしたって聞いたからツリーに飾るオーナメント……
って、何この鳥の巣……」
木の根元に木の枝や何かで作られた鳥の巣が置かれてありその手作り感満載の鳥の巣に意識を飛ばす……ではなく見続ける大家さんに急いで説明。
「それは朱華が頑張って作ったものです!
本当はツリーの中に作りたかったのですがお飾りのお邪魔になってはいけないと思って根元に置かせてもらいました!」
「へー、上手に作れてるじゃん」
「朱華だって頑張れば作れます!今度主にも作って差し上げましょう!」
「いや、うん。楽しみにしてるよ」
一瞬断ろうとした大家さんだけど楽しみにしていると言えるメンタル、ほんと見習いたい主力。
そして最初こそ木の根元にプレゼントを並べようとしていたけどいろいろどうでもよくなったのかみんなにプレゼントを配り、そして俺にも。
「イギリス土産の紅茶だ」
「海外の紅茶缶っておしゃれですよね」
使い終わったら緑青が色々な物を詰めてくれる危険な缶。緑青にしたら宝箱だけど……
「じゃあ、俺は宮下達にもチキン配りに行くから……
よかったらそのクッキー少し分けてもらってもいいか?」
ダメですと言いたかった。ダメですと即答するべきだった。
だけど
「主、美味しかったのならいっぱい持って行って!」
「玄たちは主からプレゼント貰ったから主にはクッキーのプレゼント!」
「玄さんとお揃いのプレゼントをありがとう!」
「朱華は、朱華は…… また今度主にとびっきり美味しいクッキーを作ってあげるからいっぱい持って行って!」
「主! このおリボンしっぽにつけて!」
「主、主!もっくんにもしっぽにおリボン付けて!」
皆クッキーの事は忘れて大好きな主からもらったプレゼントに夢中になっていて……
「クッキー、回収だ」
「すみません」
うっかりストレートで食べたら大変な事になるクッキーを引き取ってもらいながら
「今度は気を付けます」
「子供にこの味はまだ早い」
「ですね」
言いながらクッキーをタッパーに詰めてお渡しする。
「じゃあ、今度は正月に向けて頑張れよ」
「はい。今度は気を付けます」
そう言ってみんながプレゼントに夢中になっている間にさっと帰る大家さんに今度ちゃんとしたジンジャーブレッドクッキーを作ろうと心に誓う真だった。
************************
お久しぶりです。
クリスマスなのに胃腸風邪で苦しんでる雪那です。
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