20 / 21
閑話
特別編:屋敷のメイド
しおりを挟む
理想郷の朝は早い。
山の麓では、朝から混血達が骨人に指示を出して倒れている木々をせっせと運ばせている。
山を囲んでいる森は綺麗に禿げており、焼けた木々があちこちに倒れていた。
これからその焼け焦げた大地を綺麗に片付けた後に、新しく街を作る予定なのだ。
森を焼いてくれた人に感謝だな。
「大変ですねー。師匠が焼け野原にした森を片付けさせられて」
イズが屋敷の窓から顔を出し、山の麓で掃除を指揮している豆粒のように小さいザック達を眺めながら、私を責めるように呟く。
……いや、確かに私が魔術で焼け野原にしたのは認めよう。
だがしかし、あれは私のせいだけではないのだ。
そう、私にはもう一人────共犯者がいるのだ。
「そうだろ? アメラ君」
「私は一切森を破壊していませんし、この土地に傷をつけていませんよ糞虫」
アメラの辛辣な発言に誰も味方がいないことを悟った私は、ゆっくりと椅子にもたれかかり足を組む。
……彼女の滅茶苦茶な息吹から守っていたのは私なんだが……。
彼女────アメラは、彼女から奪った【死者の楽園】の能力によって私の支配下に置かれている。
住人達には彼らを動死体にしたのは邪悪な竜であり、アメラはその邪竜の依代として取り憑かれていたと説明した。
私の言葉に全幅の信頼を置いてくれている彼らは、その言葉をすんなりと信じてくれた。
故に、ここにいるのはもう混血の神竜ではないのである。
そんな彼女には、私は一つの役割を与えていた。
そう────メイドである。
「なんですかその目は、気色悪い。吐き気がするので、ジロジロと私の身体を見るのはやめて下さい糞虫」
メイド服を着たアメラがその豊満な肢体を手で隠しながら、ゴミを見るような目を私に向けて言う。
私の支配下にいるとは思えない傲岸不遜な態度である。
他の不死者達と違って彼女は自身の魂を残したまま支配下にいるので、基本的には自由意志が許されている。
まぁそれでも私の命令には逆らえないことは変わりないのだが……主人を微塵も恐れないその傲慢な態度は、ある意味堕天使らしいと言える。
…………というかイズ。そろそろ私の足を蹴るのをやめなさい。
「ほら、頼まれていた理想郷の資料です。混血共の人口、不死者軍の内訳、その詳細について記載してあります。無駄にしたら八つ裂きにしますよ」
心底嫌そうな顔で、アメラが手に持っていた資料を机の上に向かい無造作に放り投げる。
私は投げつけられた資料を受け取ると、ペラペラと紙をめくり始める。
「……混血達が約6万人。不死者軍が総勢約120万人か。…………多過ぎないか」
「これでもかなり厳選していたのですよ悪魔。戦争の絶えない地上には死体が溢れるほどありますからね。優秀な骨のみ、私の能力でコツコツと集めていたのです」
得意げな顔で死体収集癖を語る彼女を、イズと私が引いたような目で見る。
……まぁこれも一種のコレクター魂だと思えば私も気持ちは分かるかもしれない。
しかし私は欲しがりさんだが、好んで死体ばかり集めるような趣味はない。
彼女のように不死者の軍団を眺めて、恍惚の笑みを浮かべるような変態ではないのだ。
死体しか友達のいないボッチとは違うのである。
そんな私の憐れむような視線に気づいたイズが、慌てた様子で話題を変える。
「こ、混血の皆さんの中にも、そのまま亡くなって天に還ることを望んだ方や、同族を呼びに外の世界へ旅立った方もいますからね!ここに残ったのは全体の大体半分くらいでしょうか」
イズの言葉に私は頷き、手元の資料を渡す。
渡したページには蘇生を拒んだ者や外へ出た者の細かな人数などが、綺麗な字で纏められてあった。
イズは「ふむふむ」と頷きながらページをめくると、次の頁にあった不死者軍の内訳を見て引きつったような笑みを浮かべる。
「なんですかこれ……」
下級不死者(骨人など)……70万。
中級不死者(リッチなど)……30万。
上級不死者(上位リッチなど)……10万。
最上級不死者(王位リッチなど)……8万。
英雄級不死者(英雄骸骨騎士など)……2万。
アメラが集めていた不死者軍の内訳だ。
大雑把に分けるとこの五つで構成されている。
しかしまぁ、よく集めたものだ。
この軍勢が不滅の存在となって襲いかかってきたのだから、我ながらよく無事だったものだと自分で自分を褒めてやりたい気分だ。
「一体どこに戦争をしかける気ですか……」
「……いや、別に戦争をしかけるつもりはない」
失礼な。
私は好き勝手に命を奪い合う戦争は好きではないのだよ。
あんな野蛮な奪い合いに私を巻き込まないで欲しい。
というかこいつらを集めたのはアメラなんだが。
「ふふっ。素晴らしいでしょう? 私の兵隊達は。ただの人間の国など容易く滅ぼせますよ」
物騒な事を言いながら、自身が集めた不死者軍のことを自慢げに語り始めるアメラ。
だから戦争する気はないって言ってるだろ!
私を何だと思っているんだこいつらは。
……いや、悪魔だと思っているのか。
「重ねて言うが、私は別に戦争をしかける気はない。不死者軍にはさしあたり、理想郷の防衛と土地の開拓にあたって貰おう」
私の言葉に不満そうな顔をしたアメラが舌打ちをする。
どうしてこいつは清楚なナリをしてこんなにも好戦的なんだ。
「チッ。|腰抜け(ごしゅじんさま)がそう言うなら従います。……それでは私は屋敷の掃除に戻りますので、これで」
機嫌の悪さを隠そうともしない様子でアメラが部屋から出ようとする。
立ち去ろうとするアメラを、ふと言い忘れていたことを思い出した私が引き止める。
「そうだアメラ。夕食についてなのだが、今夜からはメイドとして君が作ってくれ」
私の言葉にこちらを振り向いて面倒臭そうな顔をしたアメラが、心底嫌そうなため息を吐きながら言う。
「はぁ……分かりました。以前振る舞ったように、料理は得意な方です。私の料理が食べられることを光栄に思うのですね悪魔」
パタン、と扉が閉まる音がしてアメラが部屋から去っていく。
その様子を見ていたイズが、苦笑いをしながら「よいしょ」と私の膝の上に座って言う。
「あはは……機嫌が悪そうでしたね、アメラさん。それにしても大丈夫ですか? アメラさん師匠のことを嫌ってますし、毒とか盛られたりしません?」
「問題ない。私の支配下にいる彼女は、私の不利益となる行動はできない。それに彼女とは魂レベルで繋がっているから私に嘘をつくこともできない」
「あぁ……だからあんな辛辣なんですね……」
いやあれは彼女の性格だ。
そこは間違えないで欲しい。
「さて、夕食までまだ時間がある。……今日も少し魔術について教えてあげよう」
「やた! 早くやりましょう師匠!」
屋敷の窓には、烏面の男と銀髪の少女が楽しそうに笑っている姿が写っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「こ……これは……」
天蓋の灯りも赤くなり始め、辺りもすっかり夕暮れといった頃。
私は目の前に並べられた料理に顔を引きつらせていた。
腐った肉に、カビの生えたパン。どこの雑草か分からない謎の野菜が盛られたサラダが、目の前に並べられている。
私は抗議するようにアメラの方を見ると、彼女は自慢げにその豊満な胸を張りながら答える。
「さぁ、どうぞ悪魔。私の料理の腕前に感心するのは分かりますが、あまりジロジロ見るのはやめてください。反吐が出ます」
そう言って自信を持った態度で料理を勧めるアメラを、私は注意深く見る。
……嘘は言ってない。
彼女は本当に目の前の料理が自慢出来るものだと思っている。
馬鹿な……。下手というレベルではないぞ……。
「あの~。もしかして、最初にお屋敷に来たときに出してくれたお料理もアメラさんが作ってくれていたんですか?」
「そうですよ。せっかく私の理想郷に来てもらったのですから、私が直々にもてなしてあげていたのです。二度も私の料理を食べることが出来るなんて貴方達くらいなんですから、感謝して食べなさい」
アメラの言葉に目を逸らしながら苦笑いを浮かべるイズ。
そしてハッと思い出したかのように立ち上がり、慌てた様子で席を立つ。
「あっ! わたしザックさん達のところで夕飯の招待をしてもらっているんでした! ではわたしはこれで!」
「イズ! 待ちなさ──」
風のように去って行ったイズを追おうとした私は、アメラに肩を掴まれて席に押し込まれる。
「悪魔。私がせっかく作った料理をまさか食べないとは言いませんよね? 誰の命令で作ったと思っているんですか?」
アメラのにこやかな笑みとは裏腹に、肩を掴む手が竜の握力でミシミシと音を立て始める。
なんて馬鹿力だ……。この私がビクとも動かんだと……。
後ろに立つアメラが、ミシミシと音を立てながら肩を掴む手とは反対の手で、腐った肉の刺さったフォークを私に差し出してくる。
「無理矢理にでも食べさせますからね。口を開けてください。ほら、あーん」
「ちょっと、待ちたま────」
その夜イズがザックの家から帰ってくると、食堂には烏面の男が吐瀉物を口から垂らしながら、死んだように座っているのを目撃した。
山の麓では、朝から混血達が骨人に指示を出して倒れている木々をせっせと運ばせている。
山を囲んでいる森は綺麗に禿げており、焼けた木々があちこちに倒れていた。
これからその焼け焦げた大地を綺麗に片付けた後に、新しく街を作る予定なのだ。
森を焼いてくれた人に感謝だな。
「大変ですねー。師匠が焼け野原にした森を片付けさせられて」
イズが屋敷の窓から顔を出し、山の麓で掃除を指揮している豆粒のように小さいザック達を眺めながら、私を責めるように呟く。
……いや、確かに私が魔術で焼け野原にしたのは認めよう。
だがしかし、あれは私のせいだけではないのだ。
そう、私にはもう一人────共犯者がいるのだ。
「そうだろ? アメラ君」
「私は一切森を破壊していませんし、この土地に傷をつけていませんよ糞虫」
アメラの辛辣な発言に誰も味方がいないことを悟った私は、ゆっくりと椅子にもたれかかり足を組む。
……彼女の滅茶苦茶な息吹から守っていたのは私なんだが……。
彼女────アメラは、彼女から奪った【死者の楽園】の能力によって私の支配下に置かれている。
住人達には彼らを動死体にしたのは邪悪な竜であり、アメラはその邪竜の依代として取り憑かれていたと説明した。
私の言葉に全幅の信頼を置いてくれている彼らは、その言葉をすんなりと信じてくれた。
故に、ここにいるのはもう混血の神竜ではないのである。
そんな彼女には、私は一つの役割を与えていた。
そう────メイドである。
「なんですかその目は、気色悪い。吐き気がするので、ジロジロと私の身体を見るのはやめて下さい糞虫」
メイド服を着たアメラがその豊満な肢体を手で隠しながら、ゴミを見るような目を私に向けて言う。
私の支配下にいるとは思えない傲岸不遜な態度である。
他の不死者達と違って彼女は自身の魂を残したまま支配下にいるので、基本的には自由意志が許されている。
まぁそれでも私の命令には逆らえないことは変わりないのだが……主人を微塵も恐れないその傲慢な態度は、ある意味堕天使らしいと言える。
…………というかイズ。そろそろ私の足を蹴るのをやめなさい。
「ほら、頼まれていた理想郷の資料です。混血共の人口、不死者軍の内訳、その詳細について記載してあります。無駄にしたら八つ裂きにしますよ」
心底嫌そうな顔で、アメラが手に持っていた資料を机の上に向かい無造作に放り投げる。
私は投げつけられた資料を受け取ると、ペラペラと紙をめくり始める。
「……混血達が約6万人。不死者軍が総勢約120万人か。…………多過ぎないか」
「これでもかなり厳選していたのですよ悪魔。戦争の絶えない地上には死体が溢れるほどありますからね。優秀な骨のみ、私の能力でコツコツと集めていたのです」
得意げな顔で死体収集癖を語る彼女を、イズと私が引いたような目で見る。
……まぁこれも一種のコレクター魂だと思えば私も気持ちは分かるかもしれない。
しかし私は欲しがりさんだが、好んで死体ばかり集めるような趣味はない。
彼女のように不死者の軍団を眺めて、恍惚の笑みを浮かべるような変態ではないのだ。
死体しか友達のいないボッチとは違うのである。
そんな私の憐れむような視線に気づいたイズが、慌てた様子で話題を変える。
「こ、混血の皆さんの中にも、そのまま亡くなって天に還ることを望んだ方や、同族を呼びに外の世界へ旅立った方もいますからね!ここに残ったのは全体の大体半分くらいでしょうか」
イズの言葉に私は頷き、手元の資料を渡す。
渡したページには蘇生を拒んだ者や外へ出た者の細かな人数などが、綺麗な字で纏められてあった。
イズは「ふむふむ」と頷きながらページをめくると、次の頁にあった不死者軍の内訳を見て引きつったような笑みを浮かべる。
「なんですかこれ……」
下級不死者(骨人など)……70万。
中級不死者(リッチなど)……30万。
上級不死者(上位リッチなど)……10万。
最上級不死者(王位リッチなど)……8万。
英雄級不死者(英雄骸骨騎士など)……2万。
アメラが集めていた不死者軍の内訳だ。
大雑把に分けるとこの五つで構成されている。
しかしまぁ、よく集めたものだ。
この軍勢が不滅の存在となって襲いかかってきたのだから、我ながらよく無事だったものだと自分で自分を褒めてやりたい気分だ。
「一体どこに戦争をしかける気ですか……」
「……いや、別に戦争をしかけるつもりはない」
失礼な。
私は好き勝手に命を奪い合う戦争は好きではないのだよ。
あんな野蛮な奪い合いに私を巻き込まないで欲しい。
というかこいつらを集めたのはアメラなんだが。
「ふふっ。素晴らしいでしょう? 私の兵隊達は。ただの人間の国など容易く滅ぼせますよ」
物騒な事を言いながら、自身が集めた不死者軍のことを自慢げに語り始めるアメラ。
だから戦争する気はないって言ってるだろ!
私を何だと思っているんだこいつらは。
……いや、悪魔だと思っているのか。
「重ねて言うが、私は別に戦争をしかける気はない。不死者軍にはさしあたり、理想郷の防衛と土地の開拓にあたって貰おう」
私の言葉に不満そうな顔をしたアメラが舌打ちをする。
どうしてこいつは清楚なナリをしてこんなにも好戦的なんだ。
「チッ。|腰抜け(ごしゅじんさま)がそう言うなら従います。……それでは私は屋敷の掃除に戻りますので、これで」
機嫌の悪さを隠そうともしない様子でアメラが部屋から出ようとする。
立ち去ろうとするアメラを、ふと言い忘れていたことを思い出した私が引き止める。
「そうだアメラ。夕食についてなのだが、今夜からはメイドとして君が作ってくれ」
私の言葉にこちらを振り向いて面倒臭そうな顔をしたアメラが、心底嫌そうなため息を吐きながら言う。
「はぁ……分かりました。以前振る舞ったように、料理は得意な方です。私の料理が食べられることを光栄に思うのですね悪魔」
パタン、と扉が閉まる音がしてアメラが部屋から去っていく。
その様子を見ていたイズが、苦笑いをしながら「よいしょ」と私の膝の上に座って言う。
「あはは……機嫌が悪そうでしたね、アメラさん。それにしても大丈夫ですか? アメラさん師匠のことを嫌ってますし、毒とか盛られたりしません?」
「問題ない。私の支配下にいる彼女は、私の不利益となる行動はできない。それに彼女とは魂レベルで繋がっているから私に嘘をつくこともできない」
「あぁ……だからあんな辛辣なんですね……」
いやあれは彼女の性格だ。
そこは間違えないで欲しい。
「さて、夕食までまだ時間がある。……今日も少し魔術について教えてあげよう」
「やた! 早くやりましょう師匠!」
屋敷の窓には、烏面の男と銀髪の少女が楽しそうに笑っている姿が写っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「こ……これは……」
天蓋の灯りも赤くなり始め、辺りもすっかり夕暮れといった頃。
私は目の前に並べられた料理に顔を引きつらせていた。
腐った肉に、カビの生えたパン。どこの雑草か分からない謎の野菜が盛られたサラダが、目の前に並べられている。
私は抗議するようにアメラの方を見ると、彼女は自慢げにその豊満な胸を張りながら答える。
「さぁ、どうぞ悪魔。私の料理の腕前に感心するのは分かりますが、あまりジロジロ見るのはやめてください。反吐が出ます」
そう言って自信を持った態度で料理を勧めるアメラを、私は注意深く見る。
……嘘は言ってない。
彼女は本当に目の前の料理が自慢出来るものだと思っている。
馬鹿な……。下手というレベルではないぞ……。
「あの~。もしかして、最初にお屋敷に来たときに出してくれたお料理もアメラさんが作ってくれていたんですか?」
「そうですよ。せっかく私の理想郷に来てもらったのですから、私が直々にもてなしてあげていたのです。二度も私の料理を食べることが出来るなんて貴方達くらいなんですから、感謝して食べなさい」
アメラの言葉に目を逸らしながら苦笑いを浮かべるイズ。
そしてハッと思い出したかのように立ち上がり、慌てた様子で席を立つ。
「あっ! わたしザックさん達のところで夕飯の招待をしてもらっているんでした! ではわたしはこれで!」
「イズ! 待ちなさ──」
風のように去って行ったイズを追おうとした私は、アメラに肩を掴まれて席に押し込まれる。
「悪魔。私がせっかく作った料理をまさか食べないとは言いませんよね? 誰の命令で作ったと思っているんですか?」
アメラのにこやかな笑みとは裏腹に、肩を掴む手が竜の握力でミシミシと音を立て始める。
なんて馬鹿力だ……。この私がビクとも動かんだと……。
後ろに立つアメラが、ミシミシと音を立てながら肩を掴む手とは反対の手で、腐った肉の刺さったフォークを私に差し出してくる。
「無理矢理にでも食べさせますからね。口を開けてください。ほら、あーん」
「ちょっと、待ちたま────」
その夜イズがザックの家から帰ってくると、食堂には烏面の男が吐瀉物を口から垂らしながら、死んだように座っているのを目撃した。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる